子どもが6人います。
子どもと言っても、
40歳、38歳、34歳、32歳、29歳、25歳の「子ども」というか「おとな」なのですが、
一気にこの歳になったわけでなく、
40年間の笑いと涙の生活があっての今です。
ときどき、
赤ちゃんから園児、小中学生、高校生、大学生、
成人したり、結婚したりのお子さんたちに関する悩みや不安をお聴きするたびに、
「子どもがその年齢のときには、そうそう、そんなことで悩んだよ」
と思い出す場面が多々あります。
そんなときに、
私がよく伝えるのは、
●同じ悩みを、親しい友だちから相談されたら、どう思う?なんて言う?
ということ。
親は「我が子」ということで、
判断を誤ったり、かける言葉が厳しくなったりする傾向があります。
「我が子」であっても、
ひとりの「人」として、ちょっと第3者的に見て、ことばを選ぶことが、
思春期、青年期の子どもたちの自律を育んでいくように感じています。
連休が明けると、
新学期がスタートしてからちょうど1ヶ月。
新しい学年、新しい担任の先生、新しい学習内容などに、
子どもたちは、
さまざまな緊張と戦いながらの日々で、
疲れや不安を感じ始めるころでしょう。
そして親自身も、
同じように不安に揺れるのは当たり前のことです。
しんどいな、と感じたら、
不安を口にするとちょっとラクになることがあります。
周りに気軽に話せる人がいないときは、
メールでも電話でも、
もちろん事務所にでも、
話しに来てください。
5年前まで子どもNPOはらっぱのホームページに連載していた「はらっぱノート」には、
私と子どもとのさまざまな場面での話題を取り上げています。
お時間ありましたら、
読んでみてください。
今日は「桜の園」の水運びボランティアの日でした。
新緑と、山の中の藤の花が、青空に映えていました。