~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

21/9/25(土)「(仮称)信達郷共有林野組合 森林復旧景観事業」説明会②

2021年09月25日 | 議員
続きです。
②19:30〜20:50
質問や意見が止まらず、
終了予定時間をだいぶオーバーし、
終わってからもホールのエントランスでは、長く話が続きました。
2回目の説明会は、
1回目よりは少し減り、
小学校の保護者の方が多く参加していました。

●ダンプカーが通ることに対し、安全性は考えたか?1番狭いところは6mもない。3年間、毎日142台ものトラックが通れば、必ず事故が起こる。人の命がかかっていることを考えてほしい。

●資料はもらえないのか?
→大阪府の機関と交渉中で未確定なので、まだ出せない。

●今もらわないと、意味がない。
→今日は出せないが、次回説明会までに準備する。

●説明会のちらしは、伝わらないちらしだった。工事のことは書いてあったが、ダンプカーが1日200台も通るということは一言もなかった。

●トラックが通るのは「登下校にかからない時間」と言ったが、8:30は遅くなった子がまだ登校する時間だし、2:30からは下校時間になる。通学路の実態を見てほしい。

●自転車で走る横をトラックが通るのは、危険で不安だ。

●山中渓は、他市から遠足に来たりもしている。そういう子たちも安全に来られるように!
→府との懇談では、教育関係の機関と話していないので、今後検討していく。

●トラックが通る予定の道は、山中渓方面に抜ける道で、ウォーキングやランニング、サイクリングなどにも利用されている。100台以上のトラックが通ることで、イメージが悪くなるのでは?と心配

●残土の有害物質について
→排出側の厳しいマニフェストがあり、大阪府のチェックを受ける。

●過積載の心配はないか?
→規則が厳しくなっている。搬出はゼネコンがチェックし。入り口では計測する。

●雨の日はカサをもっての通学になるので、いろいろな天気の日にテスト運行をしてほしい。
→検討する。
●多額のお金をかけてまで景観をよくするメリットは何か?
→採石の跡の穴を埋め戻し、森林の景観をよくしたいのは、組合としてやるべきこと。

●大阪府と協議というが、担当はどこか?
→岸和田土木事務所。

●ここで話された内容は、議事録として残るのか?住民の声は残らず府に報告してほしい。
→出された意見は、まとめて自治会にも提示する。

などなど、尽きない意見が続きました。


21/9/25(土)「(仮称)信達郷共有林野組合 森林復旧景観事業」説明会①

2021年09月25日 | 議員
「(仮称)信達郷共有林野組合 森林復旧景観事業」という、
い名前の事業説明会に参加しました。
緑ヶ丘の住民の方から、
「子どもたちの登下校の時間に、10トントラックが2分に1台通るような工事が始まる。説明会があるので、ぜひ参加してほしい。」
とお聞きしていたので、
何人かにも声をかけさせていただき、
私は、
18:15〜 と19:30〜、
2回とも参加しました。
明日も、
18:15〜 と19:30〜、
サラダホール小ホールで開催されます。

【事業の説明】
泉南市の金熊寺の上のあたりの採石場あとが、山肌が見え景観が良くないので、
「信達郷共有林野組合」が、建設会社に業務委託し、和歌山県や大阪府や奈良県などから残土を搬入し、そこに山桜などを植樹して、森林を復旧、景観をよくする事業である。
残土を運ぶにあたり、搬入路をいろいろ検討した結果、
山道を避け、阪南市の旧26から山中渓に向かう道を通って搬入することにした。
残土の安全、残土からでる水の処理も考慮している。(ただ濁水は山中川〜男里川〜大阪湾に流すそう。)
残土を運ぶのは、月〜土、できるだけ通学時間を避け、8時半〜17時半、10トントラック142台で3年間の工期。

という説明で、
説明されたのは、「設計代理人」のコンサルタントの方でした。

入口でいただいたのは、
工事の現場となる場所の地図だけ。


工事内容の詳しい説明はありましたが、パワーポイントの画面と大阪府に提出した資料の写真で、
数字などはよくわかりませんでした。

以下、出された質問、意見、要望などです。(浅井のメモなので、抜けていることもあります。)
①18:15〜19:25
●説明会の周知は十分だったか?
→東鳥取連合自治会、市民の会4団体、水利組合には案内のちらし配布

●自然田の自治会だが、チラシは見ていない。阪南市全体に関わることなので、もっときちんと知らせるべき。

●事業主が来ていない。
→体調不良で欠席したが、次回は出席してもらう。

●阪南市側からの搬入路の地権者だが、何の断りもない。大阪府には違法だと伝えてある。

●緑ヶ丘の自治会には、1日に通るトラックの台数を約100台と説明している。1日142台、往復で284台を約100台と説明するのはどういうことか。またトラックが通る時間は、小学生約120名、中学生約110名が通る。通学路だということは知っていたか?
→知っていた。ルートはいろいろ検討した。トラックには、安全運転、通学時間への配慮を伝える。

●説明会の資料が、工事現場の地図1枚、というのはひどい。説明に使った資料全部をみたい。
→この事業はまだ申請中で確定ではない。みなさんの意見を聴いて、変更していくので、あらためて提供する。

●「今日時点」の資料としてほしい。説明は数値や図など、わからなかった。
→今日の意見を反映させ、修正後、改めて提供する。

●10トントラックの横幅は2m49cmだが、道幅の狭いところは5.2m(計測して来られてます)。これではすれ違えない。

●阪南市を通らないルートはないのか?
(あとから、泉南インターから農業公園を通っていく道から、事業者が50m程度産業道路を作れば可能、という意見あり)

●粉塵による公害の可能性はないのか?
→公害については調査していない。

●JRの踏切もあり、搬入の時間帯によっては渋滞が予測される。今でも、渋滞していることがある。

●説明は、大阪府への申請内容だけで、トラックが142台も通ることへの住民のデメリットは説明されていない。もっと市民への目線を持って説明してほしい。

●「子どもたちの安全」への具体策はあるのか?
→通学路にガードマンを配置することはできる。

●親が以前店をしていたときは、トラックなどが通ると粉塵で品物が砂だらけになったと聞いている。予定されている道は生活道路なので、安心が脅かされ、恐怖を感じる。泉南市の事業なのに、被害を受けるのが阪南市なのも納得がいかない。阪南市を通らない道を考えてほしい。

浅井のメモからの報告です。
すべてはメモできていないですが、
だいたいはお伝えできていると思います。
長くなるので、
19:30〜の部は②に続きます。