しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

吟遊詩人ナナオサカキを偲ぶ。(1/25*日)

2009-01-25 | 人間大好き!
オカリナ奏者の友人が仲良しだった吟遊詩人の
ナナオサカキさんを偲んで詩の朗読会をやろう!と
呼びかけてくれたので昨夜は雪降る中
友人たちと出かけてきました。

世界中を旅して地球と語り合ってきた
ナナオサカキさんは自称「宇宙人」だったとか。
特にアメリカでの評価は高く、彼の詩は自然の奥深い
豊かさを賛美するホイットマンの流れを汲んでいるらしい。
今までの友人とのやりとりのお手紙を見せてもらったり
読んでもらったり、エピソードのあれこれを聞きました。

最後に電気を消してランタンの灯りの中で
それぞれが好きな詩を選んで朗読しあいました。
地球という星に生きるわたしたち。
いつもそのことを意識して生きていけたらいいな。
オカリナの土の音がポエムの世界を
優しく流れていきました。

『いつも』 (作:ナナオサカキ)

男は いつも 女と
女は いつも 花と
花は いつも 鳥と
鳥は いつも 風と
風は いつも 雲と
雲は いつも 空と
空は いつも 誰かと

『これで十分(じゅうぶん)』(作:ナナオサカキ)

足に土 手に斧 目に花
耳に鳥 鼻に茸 口にほほえみ
胸に歌 肌に汗 心に風