うてん通の可笑白草紙

江戸時代。日本語にはこんな素敵な表現が合った。知らなかった言葉や切ない思いが満載の時代小説です。

桜追い人(はなおいびと)~日本橋物語9~

2015年04月03日 | 森真沙子
 2012年4月発行

 江戸一番の商人の町、日本橋で細腕一本で生きる美人女将お瑛を取り巻く、男と女の愛情劇を描いたシリーズ第9弾。

第一話 春 雷
第二話 男雛と女雛
第三話 冬の猿
第四話 春逝(い)く
第五話 花吹雪一番勝負
第六話 桜 雨 計6本の短編連作

 日本一の商業激戦地の日本橋で、反物屋を商うお瑛。女の細腕一本で老義母を抱え、大店の呉服店と渡り合う。
 そんなお瑛に惚れている岡っ引きの岩蔵が、「両国河岸に、行方知れずのあんたの実父が打ち上げられた」と言って、飛び込んで来た…。

主要登場人物(レギュラー)
 蜻蛉屋(とんぼ屋)お瑛...日本橋室町反物・陶磁器の商い
 お豊...お瑛の義母
 市兵衛...蜻蛉屋の番頭・用心棒
 文七...蜻蛉屋の使い走り
 お民...蜻蛉屋の女中
 お初...蜻蛉屋の賄い、お瑛の婆や
 井桁屋新吉...十軒店新道居酒屋の若旦那
 若松屋誠蔵...日本橋室町紙問屋の主、お瑛の幼馴染み
 岩蔵(とかげの親分)...岡っ引き




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