うてん通の可笑白草紙

江戸時代。日本語にはこんな素敵な表現が合った。知らなかった言葉や切ない思いが満載の時代小説です。

カメラが撮らえた 幕末・明治の肖像

2015年10月02日 | ほか作家、アンソロジーなど
歴史読本編集部編

 2015年3月発行

 吉田松陰や、大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公で松陰の妹・文の家族肖像写真や、長州藩士たち。また、戊辰戦争を闘った新政府軍、幕府軍の要人や、幕末から明治の著名人たちの肖像写真を集成。

吉田松陰と激動の幕末

第一部 幕末
倒幕にかけた青春 ―長州藩―
幕末志士の群像
敗れざる者たちの肖像
滅びゆく者たちの軌跡
外国人が撮らえたサムライ
時代を動かした人びと 幕末編

第二部 明治
新生日本が抱えた“陣痛”
明治新政府の元勲たち
明治日本と富岡製糸場
時代を動かした人びと 明治編

 見応え有り。浅田次郎氏が、「他藩の者たちがあれだけ写しているのに、金持ちだった新選組の写真がほとんどないのはおかしい。きっとどこかに埋もれているのだろう」よいった内容で書かれていたのをふと思い出した次第。
 確かに、観たい! 新選組の集合写真。

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