うてん通の可笑白草紙

江戸時代。日本語にはこんな素敵な表現が合った。知らなかった言葉や切ない思いが満載の時代小説です。

新選組出陣

2014年05月15日 | 新撰組関連
天堂晋助、響由布子、飯島一次、嵯峨野晶、岳真也、塚本青史、鈴木英治、大久保智弘、秋山香乃


 2014年2月発行

 歴史時代作家クラブに所属する作家が描いた、新選組誕生151年目に明かされる、隊士たちの宿命の刻。
 加えて鳥羽亮、秋山香乃の特別企画座談会。

天堂晋助 花は桜木山ーー南敬助
響由布子 終わりの始まりーー河合耆三郎
飯島一次 京の茶漬ーー山崎烝
嵯峨野晶 誠の桜ーー市村鉄之助
岳真也 龍虎邂逅ー ー近藤勇
塚本青史 最後に明かされた謎ーー土方歳三
鈴木英治 時読みの女ーー永倉新八
大久保智弘天孤の剣ーー沖田総司
秋山香乃 誠の旗の下でーー藤 堂平助 計9編のアンソロジー
特別企画「新撰組誕生と清河八郎」展を観に行く 座談会 鳥羽亮×秋山香乃

 それぞれの作家による、斬新な切り口で、隊士の素顔に迫ったフィクション・エピソード集である。新撰組を知っている人に取っては、彼らの終焉を踏まえ、生き様にほっと胸を撫で下ろし、知らない人には、今後の人生が気掛かりとなる、魅力的な話が凝縮されている。
 数多描かれてきている新撰組であるが、実際のエピソードや生涯を綴るのではなく、作家独自の手腕で人間性に迫った作品。


お詫び
 現在、粗筋や登場人物を子細にご紹介することが適いません。時間が出来ましたら改めて追記させていただきたいと存じます。まずは、ご紹介まで。




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