55万球のLEDが彩る光のページェント
毎年、年末になると各地で催されるイルミネーションも今年は電力会社などからの
節電要請などもあってか、やや自粛気味です。
そんな中で我が城陽市では予定通り恒例の「TWINKLE JOYO 2011」が開催されました。
このイルミネーションが各地で行われているものと少し違っている点は、市街地の道路等
ではなく、鴻巣山の斜面を切り開いて作られた城陽市総合運動公園のレクレーションゾーン
で開催されていることです。言ってみれば山の斜面に展開するイルミネーションです。
主催は城陽市観光協会となっていますが、企画から制作、設営までの全てを、市内の企業や
学校、各種市民団体で構成された実行委員会によって運営されているのも一つの特徴です。
発行体は全てLEDが使用されていて、その数は何と55万球!
デザインの専門家によって制作された神戸ルミナリエなどには到底及びませんが、市民が
手作りでこの祭典を盛り上げようと作った作品にはほのぼのとした温かさを感じさせられます。
市民の手による祭典とは、とてもすばらしいことですね、商業化されたイルミネーションとは違って、私はこちらの方が好きです。
希望の灯りでしょうか、来年は少しでも良い年になれば・・・と思っています。
TWINKLE JOYOは2002年に7万球のムギ球で始まって
今年で丁度10回目を迎えますが、年々参加団体が増え、光源も白熱球から
省電力のLEDに変わって、その数も55万球と変貌を遂げています。
今年は京セラやロームなどの企業が自社敷地内で開催していたイルミネーションを
自粛する中で、これほど盛大に行えるのも市民参加型の行事ならではのことだと思います。
特にテーマは決めていないので、作品には其々の思いが込められているとおもいます。
明年は字にすると「明るい年」と書きますが、ぜひそうあってほしいものですね。