山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カワラナデシコ(河原撫子)

2014-06-22 18:00:16 | 双子葉離弁花

撫子の名は頭を撫でたくなるような可愛い子のことだそうだ。

その名のとおり生い茂る夏草の中に見られる淡紅色の小さな花は実に可憐で微笑ましい。

頻繁に草刈り作業が行われる河川堤防の土手などでもよく咲いているが、刈り込みには

強い性質を備えているようだ。

秋の七草にも数えられるが最盛期は6~7月だと思う。

なお、大和撫子(やまとなでしこ)はこの花の別名で、古来、繊細だが芯の強い日本女性の

理想像をこの花に喩えたものだそうだ。

しかしながら、現代の女性からみればこれは男性にとって都合のよい女性観を露骨に示した

ものであるかもしれない。

カワラナデシコ <ナデシコ科 ナデシコ属> 多年草

カワラナデシコ















カワラナデシコ











コメント (2)
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