山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

キバナニワゼキショウ(黄花庭石菖)

2014-06-04 23:40:59 | 単子葉類

公園の芝生などに生えるアヤメ科ニワゼキショウ属の帰化植物。

原産地は北アメリカ南部で、日本国内への侵入は比較的新しく、1980年代の後半に

京阪神地方~山陽の各地で見られるようになり、現在では日本国内のほとんどの地域で

見られるようになっています。

従来の淡青色や淡紅色係のニワゼキショウが園芸種として輸入されたのを起源とするのに

対して、こちらは輸入された洋芝の種子の一部に混入して各地に広がったと思われます。

従来のニワゼキショウが比較的、場所を選ばず生えるのに対して、本種はほとんど洋芝の

植えられている環境のみに育ちます。

いわゆる半日花で、咲いているのは午前中のみ。

朝の散歩がてら、お近くの公園の芝生で、こんな黄色いニワゼキショウが咲いていないか

探されてみてはどうでしょうか。

キバナニワゼキショウ















キバナニワゼキショウ

コメント (2)
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