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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

日大三高野球部2020 完結編 夏季東京都大会

2020年09月01日 | 高校野球
もう9月になったので、今夏の母校野球部の戦いぶりを振り返ってみることにする。
今年のチームは、例年と比較し圧倒的に試合経験が少なく、当然私自身も、彼らを見る・知る機会が少なかった。
なので、選手個々の性格や本当の実力などを知ることなく、夏大会を迎えてしまった。
そのため、本稿では感情の赴くまま、見当違いかもしれない批判をつづったことを、最初にお詫びしておく。

7月18日に開幕予定だった、夏の東西東京大会。
雨天が続き、日程がだいぶズレたため、第3シード日大三の初戦も、28日となった。
球場には、控え部員と3年生部員の家族2名、あとは取材陣のみ入場可で、一般客は観戦できず。
この試合は、地元のケーブルTV中継(11チャンネル)での応援となった。

夏季東京都大会 西東京2回戦 (八王子市民球場)
日大三8-1都市大等々力 ※7回コールド


春季都大会は中止となり、三高グラウンドでの練習試合も公開されず(試合自体もほとんどなかった)、
日大三の試合を観るのは、昨秋に神宮第二球場で行われた、帝京戦以来となる。
テレビ画面での観戦ゆえ、選手たちの気合や雰囲気が伝わりづらいのは承知しつつも、
三高野球部、昨年からたいして成長してないね
フライアウトの多さ、残塁の多さ、3-0(昔の表記だと0-3)など打者有利なカウントからの凡打。
盗塁はそこそこ成功させたけど、例年と同様、どうせ強豪校相手では走らないだろう(←予想的中)。
守備はたいしたことないのに、打線がこのザマでは…。おかげで試合中は、
「フライばっか打ち上げてんじゃねえよ」「1点取られてんじゃねえよ」「7回までやってんじゃねえよ」などと、
TVに向かって愚痴りながら、金宮のウーロン割をがぶ飲み。


試合終了後は、すっかり酔いが回りバタンキュー。平日の昼間に仕事もせず寝てしまう自分の生活行動も含め、
先が思いやられる初戦となった。

地元ケーブルTVの中継は八王子球場の試合のみ。次戦の舞台は府中球場ゆえ、試合観戦ができず、
東京都高野連のHPで、経過を見守るのみであった。

3回戦 (府中市民球場)
日大三9-2都立富士森 ※7回コールド


東京都高野連の途中経過を、見たことがある方ならわかると思うが、
イニングスコアは、その回の攻撃が終了してから表示される。たとえば下記の表記、 
冨士森1010
日大三012
この状態が長く続いていると、「おっ、4回裏は大量得点が入っているな」と期待できる。
反対に、相手の攻撃時間が長く、更新ボタンを何度押しても点数が表示されない場合は、心臓の鼓動が早くなる。
テレビ中継のない秋季大会では、過去に何度かショック死しそうになった(?)。
この試合、ホームランが2本出たのは評価したいが、相変わらず失点しているのが気がかり。
3戦目は再び八王子球場となり、ケーブルTVで観戦。

4回戦 (八王子市民球場)
日大三8-1都立武蔵村山 ※7回コールド


3戦連続コールド勝ちとなったが、ここまでは失礼だが勝って当然の相手ばかりである。
5回で終わらせる力量差はあるはずなのに、5回終了時は2-0であった。
気になったのは、キャプテンの渡辺を含め、試合中笑っているヤツが多かったこと。
もちろん、笑顔は禁止されていないし、「常に笑顔でプレイ」というポリシーの野球部も存在する。
「今年は例年とは状況が違う。勝負を度外視しプレイを楽しもう!」という考えのチームがあっても否定はしない。
ただし、私の知る限り日大三はそういうチームではないはずだ!
ミスは仕方ないが、照れ隠しにヘラヘラ笑うなんて、みっともないし許せない行為である。
もし私が現場にいたら、「渡辺、ナニ笑ってんだバカ野郎!」などと、絶対にヤジっていた。
バカ野郎は余計だろうが、これは競輪ファンの口癖(?)なのでカンベンしてほしい。
渡辺は大会前、スポーツ報知のインタビューで「一生懸命プレイすることで、感謝の気持ちを届けたい」
と応えていただけに、なおさらガッカリである。
試合後も納得できなかった私は、SNSに「次あたり、負けるんじゃないかね」と書き込んだが、
困ったことに予想が的中してしまうのである。競輪はちっとも当たらないのに…。

4戦目の準々決勝も、府中球場の試合だったが、「バーチャル高校野球」というサイトで生中継してくれた。
ただし、普段の中継とは違い、下記画像のようにバックネット裏側からの映像となった。


ちなみに、昔のプロ野球中継も、このアングルだったらしいよ。
この日の相手は佼成学園。最近10年間で5回対戦し三高が5勝。しかもそのうち3回は、最終回に逆転しての勝利。
おそらく、西東京でもっとも「打倒三高」に燃えているチームなのではないかね。
こちらがスタメン。これまでは3年生だけで戦っていたが、この試合は2年生の星が2番ライトで出場。


後述するTBSのドキュメント番組で「3年生だけで戦った三高」と報じていたが、それは誤りor捏造である。
試合内容については触れないが、敗因は三高の守備陣にあることは間違いない。
なんでもないショートゴロが、反応遅く内野安打になったり、盗塁はオールセーフだったり。
なによりムカついたのが、キャッチャーのパスボール連発。
3年前のエース櫻井(現ベイスターズ)のときもパスボールが多かったが、あれは彼の変化球が鋭すぎたから。
今年のキャッチャーは、直球でもポロポロこぼしてるんだもん。そりゃあ盗塁もされまくるよ。
同点で迎えた9回表。簡単に二死となり、迎えるバッターは…さっき名前が出た、前の試合でヘラヘラ笑ってたヤツ。
ここで点を取らないと、次の回からはタイブレークとなる。絶対に得点が必要な場面にもかかわらず、
バッターは簡単に打ち上げ、平凡なレフトフライ。もちろん、一塁へは全力疾走ではなかった。
タイブレークってのは、要するにPK合戦みたいなもので、実力より運の要素が強いものである。
そんな丁半バクチに持ち込まれる前に、勝負を決めようという姿勢が見られなかったのは、実に残念であった。
「ダメだこいつら。もう負けちまえ」
母校野球部にこんな感情を抱いたのは、夏の大会では初めてかもしれない。

その裏の攻撃、例のごとくキャッチャーは投球をこぼし、ランナーは0-2のカウントから難なく盗塁成功。
動画で見たキャッチャーの表情は、反省するどころか不貞腐れているように見えた。悪いのはお前だろ!
その後は案の定、サヨナラヒットを打たれ、日大三高野球部2020、ここに終戦

※撮影し忘れたので、高野連のHP画像を掲載

8月3日 準々決勝 対佼成学園(府中市民球場)
三010000100→2
佼001000101X→3


佼成側の勝因として、初回からよく声が出ていたことが挙げられる。
最終回の攻撃でも、途切れることなく大声を発しており、その気迫がサヨナラ勝ちを呼び込んだのかもしれない。
今大会は、飛沫の関係で大声はNGなのかもしれないが、三高側と比べると、声のボリュームは歴然であった。
勝利が決まった瞬間の佼成ナインは、先輩たちが果たせなかった「打倒三高」を成し遂げたことで大喜び。
三高ファンとしてはありがたい反応だが、今年の日大三、そんなに喜ぶほどのチームじゃなかったよ。
去年の敗戦もムカついたが、今年は輪をかけて腹が立ったね。

数日後、さっきも書いたがTBSの「バース・デイ」という番組で、今夏の三高野球部の様子をリポートしていた。
さらにその翌日、テレ朝でも「2020 君だけの甲子園」という高校野球の特番を放映。私は両方とも視聴してしまった。
テレ朝の方は、日大三の敗戦後、つまり現チームにとって「最後のミーティング風景」を報じていた。
うつむく選手たちに、ねぎらいの言葉をかける小倉監督、それを聞いて感極まり涙する選手に、もらい泣きする監督…


「熱闘! 甲子園」で何度も報じられている、おなじみの場面なのに、私も毎回もらい泣き
うう…監督泣かないでくれ…あと、選手たちよ、いろいろ文句いってスマンかった…。
それまで、選手のプレイにどれだけ不満を抱いていても、この映像を見るとすべてを忘れてしまうのだ。
繰り返すが、三高野球部2020の皆さん、いろいろ失礼なことを書いて申し訳なかった
特に、一瞬とはいえ「負けちまえ」と思ってしまったことは、猛省している。
本当は、あと数試合、皆さんの試合を観たかった
コロナ禍という例年にはない苦労に見舞われ、決して恵まれた高校野球生活ではなかったかもしれないが、
三高魂を胸に、今後も素晴らしい野球人生を歩んでほしい。そういう私も、三高魂で人生頑張らなくては…。

「日大三高野球部2021」につづく
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