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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

餃子は5個頼むべし! 狛江『狸小路』

2018年06月04日 | 餃子
私がガキの頃、唯一通っていた習い事、それはそろばん
塾長が急に「来週でやめる」と言い出したため、中途半端に終わったものの、一応2級までは習得した。
当時ですら、「今は電卓の時代なのにそろばんなんて…」と、同級生の親にバカにされたが、
ある程度学ぶと、頭にそろばんの珠が浮かび、暗算ができるようになるのだ。電卓ではそうはいくまい。
年齢とともに暗算能力は衰えてきたが、簡単な計算ならば、電卓(に数値を打ち込む)より早く答えを出せるはず。
また、団体で飲みに行ったときは、計算機で単純に頭数で割ったりせず、
「女性は2000円、途中参加者は2500円、他の男性は3000円で」などと、私が瞬時に計算し、適切な支払い額を指示する。
他にも、お酒を飲めない方は減額し、憎たらしい先輩からはキッチリ多く取ることもある。
どうだい。こういう計算は、電卓だと結構時間がかかるだろう。そろばん(暗算)をバカにしちゃいけないよ。
ちなみに、さっき触れた同級生の親は数年後、副業に失敗したため、自宅を売るハメになった。
電卓に頼ったため、計算違いがあったのだろう(?)。ザマーミロとしか言いようがない。
もっとも私自身も、たとえ暗算はできても、己の収入と支出の計算はテキトーで、慢性的に金欠なのだが(泣)。

さて、ここから話題は変わって。今回の本題である、狛江の『狸小路』というお店を紹介。
店名からおわかりかもしれないが、こちらは札幌ラーメンのお店で、同屋号の店が各地に存在するらしい。
しかし、ここ狛江店のウリは、ラーメンではなく手作り餃子らしく、店頭には下記のような看板が。


餃子マニアとしては期待が高まる。さっそく入店しよう。
店内はカウンター席のみ。厨房では大きな鍋でスープを炊いている。こちらが餃子メニュー。


まずはビールと「特製焼き餃子」を…5個で注文。左記の「…」は計算中を表す。
メニューには4個、5個、6個、2個とあるが、1個あたりの単価を計算すると、
4個500円→500÷4=1個125円。以下同様に、5個=120円、6個=125円、2個=150円。5個がいちばんお得である。
5円程度の損得ゆえ、我ながら実にみみっちいが、ここでも暗算が役に立ったぞ。
注文が入ると、まずはレンジで餃子を解凍し、その後は鉄なべにたっぷりのお湯を入れて茹で焼きする。
冷凍かよ、と思う方もいるだろうが、「餃子は1度冷凍した方が美味しくなる」という説もある。
その説を教えてくれたのは、私が一番好きな餃子店、高円寺『赤天』のマスターである。


この「冷凍の方がウマい」説は、改めて検証したい。ちなみに赤天は、作り立ての生餃子しか出していないが(笑)。
ハナシは狸小路さんに戻る。数分後、ようやく餃子が焼きあがった。


ここもかなりのジャンボ餃子。なるほど、時間がかかるわけだ。
ひと口かじると、確かに「皮から手作り」と宣伝しているだけあって、皮の存在感がすごい。
中身はこんな感じ。肉が占める割合が高いね。


ムチムチの皮とゴロゴロお肉の具。元々のサイズが大きいから、結構お腹に溜まるね。
なので、次の「特製水餃子」(スープ餃子)は、ついつい2個で頼んでしまった。


1個あたり200円と割高(5個だと1個140円)だが、シメに麺類を食べたいので、満腹になるわけにはいかない。
水餃子のスープは、おそらく醤油ラーメンと同じものかと。コショウを入れると美味しい。
醤油スープは味わったので、シメは札幌ラーメンのお店ゆえ、「味噌ラーメン」をチョイス。
ただし、普通のではなく味噌チャーシュー麺1000円だ。


一般的なサイズの倍くらいある、大きな豚バラチャーシューが4枚も入る。
ただ、味噌ダレはそれほど塩分の濃くない、あっさりタイプだったため、スルスル食べられた。ここで満腹になりお会計。
後日、この日は食べられなかった「ゆで餃子」を味わうべく、再訪した。

狛江は、登戸から小田急線でふた駅だが、その日は涼しかったので、徒歩で向かうことにした。登戸からは20分程度。
途中で渡る多摩川にかかる橋(多摩水道橋)が、神奈川と東京の県境だったりする。


お店に到着し、ビールと「特製ゆで餃子」5個と、チャーシュー・メンマ・玉子の「とりあえず三点盛」350円をオーダー。


さすがに、チャーシューは少なめだね(苦笑)。歩いてノドが乾いていたので、すぐにビールをお替り。
あ、ビールは中びんで550円ね。しばらくして、ゆで餃子もやってきた。


こうして、味玉半分と並べると、ここの餃子がどれだけデカいか、よくわかるでしょう。


個人的には、焼き餃子の方が好みだが、こちらの餃子は、ゆでるのがベストだろう。
この日のシメはここでは食べず、前々回紹介した、狛江駅近くの『ぼっけもん』で下記のチャーシュー麺を食べた。


ビール2本+ジャンボ餃子のあとだったので、食後はさすがに苦しくなったのは言うまでもない。

『狸小路』さんは、深夜1時以降と、かなり遅い時間まで営業している様子。
しかし、メニュー表の裏に、ちょっと気になるお知らせが。


「1時まで禁煙、以降もお子さんがいる時は禁煙」
確かに、お子さんにタバコの煙はよろしくないよなあ…と納得したが、よく見ると、午後ではなく午前ではないか。
禁煙ウンヌンではなく、深夜午前1時すぎに、お子さんが来店する方がマズいのでは(笑)。
まあ、老若男女に愛されるいいお店、ということにしておこう。「若」が若すぎる気もするが。


狸小路
東京都狛江市岩戸南1-3-6
小田急線狛江駅南口から徒歩約11分
営業時間 17時半~翌1時(ラストオーダー)
定休日 水曜、第三火曜
※小さいお子さんを、深夜に連れて行くのはやめましょう
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