雑誌などでよく見かける「東京 住みたい街ランキング」。
リクルート社の不動産情報サイト『SUUMO』の2019年度調査によると、
東京都民が選ぶ「関東住みたい街(駅)ランキング」、第1位はやはり吉祥寺であった。
以下は恵比寿、目黒、新宿…と、人気のありそうな街や駅が続くが、
8位になんと、私の地元立川が入っていてビックリ! 「住みたくない街」の間違いではないのか?
立川がランクインした時点で、信用度に疑問符が付く(失礼)調査となったが、
吉祥寺がトップなのは、過去の実績からも、間違いないだろう。
私自身も、吉祥寺で働いていた時期もあり、この街の魅力は知っているつもりだ。
渋谷や新宿など都心へのアクセスがよく、商店街が充実していて買い物に困らず、井の頭公園など自然もある。
飲食店も、ナウなヤングが喜びそうな、オッシャレ~な料理を出すお店が多い。
ただし、上記のお店は、小馬鹿にしたような表現でもおわかりだろうが、私自身は苦手。
料理や内装など、とにかく見た目重視で、やたらと値が張る店を、駅周辺ではよく見かける。
マスコミやバカな女(←やや偏見)には受けがいいのだろうが、中身がともなってない気がするんだけど。
なので、私が自信を持っておススメできる=過去に拙ブログで紹介した吉祥寺のお店は、
『うどん白石』と、同じくうどん店『イチカバチカ』のみ。イチカバチカ吉祥寺店は閉店してしまったが。
※写真左から、うどん白石の「ざるうどん」、スタミナうどん=「スタどん」、「うカロニサラダ+味玉」
私が好きな、安くてウマくて、愛想のいい店員さんが働く食堂は、この街にはないのだろうか…
そんな私の嘆きを打ち消してくれたのが、中華食堂『のぶちゃん』。
写真がヘタすぎてわかりづらいだろうが、正式名は『スタミナラーメン のぶちゃん』のようだ。
吉祥寺らしからぬ渋い外観のお店にもかかわらず、実は駅から(頑張れば)徒歩5分の、五日市街道沿いにある。
初めて入ったのが2年前だが、ラーメン400円、餃子250円、最高値のチャーシューメンでも700円と、
これまた吉祥寺らしからぬ安価であり、しかも、10月の増税後も値段は据え置き!
そんな、価格を抑えて頑張っているお店に対し、ある食べロガーが「社食と比べると割高」だと。
お前みたいなドケチのクソ野郎は、一生社食でメシ喰ってろ!
私がハンセン氏だったら(前々回の日記参照)こんなヤツ、ウエスタン・ラリアットで首を折ってやるのに…。
それにしても、どんなに投稿者の少ないお店(のぶちゃんは6件)でも、必ずバカが混ざっている、
食べロガーのレベルの低さには、あきれるしかないな。
閑話休題。ここからは、のぶちゃんで食べたメニューの紹介ね。
初訪時に、まず注文したのがビールと餃子に、八宝菜の単品。
ビールは中びんで450円。無料のお通しとして、柿ピーかザーサイかキュウリの漬物から1品選択できる。
※キュウリにしてみた
こちらが「餃子」。均等な焼き色を見ただけで、間違いないのがわかる。
食べたらやっぱり期待どおり、野菜多めのしゃっきりタイプ。これで250円は破格だ。
続いて登場したのが「八宝菜」の単品550円。定食だと680円だ。
具だくさんの食材をタレで炒めてあり、一般的な八宝菜と違いトロみはないが、これはこれでおいしいね。
飲んで食べて満腹になったので、そろそろシメを。この日は「油そば」500円を選んでみた。
同じ武蔵野市には、油そばの元祖とされる『珍珍亭』(最寄り駅は武蔵境)があるが、
あちらよりも麺が細く、ナルトではなくカマボコを使っており、タレの味もそんなに濃くはない。
飲んだあとのシメには、ちょうどいい塩梅だった気がする。
あと、これまでの料理にもあったけど、食器の「のぶちゃん」の文字がいいね! 昔は出前をやっていたのかな。
食後は、私が尊敬するグルメ王のサイン色紙があったので、撮影させてもらった。
※現在は、隣に別人のサイン色紙も飾ってある
石塚さんがおっしゃるとおり「まいうー」だったので、今後も通おうと決意し、お店を出た。
再訪時は、別の店で飲んだ帰りだったので、アルコールはやめてお食事だけ。
注文したのは、石塚さんが色紙で絶賛していたラーメン+チャーハン。ただし、チャーハンは半分にしておいた。
醤油味の「ラーメン」は400円。増税後もこの価格を維持しているのは先述の通り。
こちらの「半チャーハン」は300円。全チャーハン(そんな言葉はないが)だと500円だ。
ラーメンは見た目に反し、想像以上にコクがある…というか、実にウマい!
しょっぱすぎず、もちろん薄くはなく、絶妙な旨味のスープと、細い麺がマッチしている。
こういう「昔懐かしいタイプ」の醤油ラーメンでは、閉店した新宿思い出横丁の『若月』が好きだったが、
※若月の「手打ちしょうゆラーメン」
現存するお店では、のぶちゃんのラーメンが、味・値段ともに最高評価だ。
さすがは、住みたい街ナンバー1・吉祥寺のお店だね(←関係ないだろ)。
ラーメンの味が薄く、その分チャーハンの味つけが妙に濃い店はよくあるけれど、
ここは反対に、チャーハンは塩分控えめだったので、バランスがいいかもしれない。
それから数日後、今度はビールとホイコーローの単品550円をオーダー。
お店の表記は「回鍋」なのだが、もちろん肉は入っている。たっぷりのキャベツとネギ少々が、
甘じょっぱいタレと絡み、酒がすすんで困る。途中でウーロンハイ300円にチェンジ。
シメには「カレーライス」500円を選択。中華屋さんのカレー、意外と好きなんだよね。
カレーにはラーメンのスープも使用しているのかな? 業務用ではない旨味があった。
最後に紹介するのは、最近訪問したときに食べた、お店の屋号にもなっている「スタミナラーメン」530円。
ニラ、モヤシ、人参、豚コマにニンニクも少々。スープはピリ辛のラーメンだった。
あと、箸置きがいつもと違い、お魚さんだった。スタミナラーメン仕様? 違うか。
スープはやや薄口な印象だが、野菜不足で塩分過多かつ高血圧の私には、ちょうどいいかもしれない。
といいつつ、スープを全部飲み干しちゃったけど。
以前は、深夜0時過ぎまで営業していたのぶちゃんは、最近は22時には閉店するようになった。
スタミナラーメンを食べた日は、たまたまかもしれないが、いつもの女将さん(彼女の名がのぶちゃん)は不在で、
若い男性ふたりで営業していた。バイトには見えなかったが、息子さんなのかな?
今では吉祥寺では貴重となった、安ウマ中華食堂であるのぶちゃんさんには、
無理せずのんびり、末永く営業してくださることを願ってやまない。
スタミナラーメン のぶちゃん
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-18-18
JR吉祥寺駅東口(アトレ側)からなら徒歩約5分
営業時間 12時~22時
定休日 水曜
※定休日は、文末の若い男性に聞きました
リクルート社の不動産情報サイト『SUUMO』の2019年度調査によると、
東京都民が選ぶ「関東住みたい街(駅)ランキング」、第1位はやはり吉祥寺であった。
以下は恵比寿、目黒、新宿…と、人気のありそうな街や駅が続くが、
8位になんと、私の地元立川が入っていてビックリ! 「住みたくない街」の間違いではないのか?
立川がランクインした時点で、信用度に疑問符が付く(失礼)調査となったが、
吉祥寺がトップなのは、過去の実績からも、間違いないだろう。
私自身も、吉祥寺で働いていた時期もあり、この街の魅力は知っているつもりだ。
渋谷や新宿など都心へのアクセスがよく、商店街が充実していて買い物に困らず、井の頭公園など自然もある。
飲食店も、ナウなヤングが喜びそうな、オッシャレ~な料理を出すお店が多い。
ただし、上記のお店は、小馬鹿にしたような表現でもおわかりだろうが、私自身は苦手。
料理や内装など、とにかく見た目重視で、やたらと値が張る店を、駅周辺ではよく見かける。
マスコミやバカな女(←やや偏見)には受けがいいのだろうが、中身がともなってない気がするんだけど。
なので、私が自信を持っておススメできる=過去に拙ブログで紹介した吉祥寺のお店は、
『うどん白石』と、同じくうどん店『イチカバチカ』のみ。イチカバチカ吉祥寺店は閉店してしまったが。
※写真左から、うどん白石の「ざるうどん」、スタミナうどん=「スタどん」、「うカロニサラダ+味玉」
私が好きな、安くてウマくて、愛想のいい店員さんが働く食堂は、この街にはないのだろうか…
そんな私の嘆きを打ち消してくれたのが、中華食堂『のぶちゃん』。
写真がヘタすぎてわかりづらいだろうが、正式名は『スタミナラーメン のぶちゃん』のようだ。
吉祥寺らしからぬ渋い外観のお店にもかかわらず、実は駅から(頑張れば)徒歩5分の、五日市街道沿いにある。
初めて入ったのが2年前だが、ラーメン400円、餃子250円、最高値のチャーシューメンでも700円と、
これまた吉祥寺らしからぬ安価であり、しかも、10月の増税後も値段は据え置き!
そんな、価格を抑えて頑張っているお店に対し、ある食べロガーが「社食と比べると割高」だと。
お前みたいなドケチのクソ野郎は、一生社食でメシ喰ってろ!
私がハンセン氏だったら(前々回の日記参照)こんなヤツ、ウエスタン・ラリアットで首を折ってやるのに…。
それにしても、どんなに投稿者の少ないお店(のぶちゃんは6件)でも、必ずバカが混ざっている、
食べロガーのレベルの低さには、あきれるしかないな。
閑話休題。ここからは、のぶちゃんで食べたメニューの紹介ね。
初訪時に、まず注文したのがビールと餃子に、八宝菜の単品。
ビールは中びんで450円。無料のお通しとして、柿ピーかザーサイかキュウリの漬物から1品選択できる。
※キュウリにしてみた
こちらが「餃子」。均等な焼き色を見ただけで、間違いないのがわかる。
食べたらやっぱり期待どおり、野菜多めのしゃっきりタイプ。これで250円は破格だ。
続いて登場したのが「八宝菜」の単品550円。定食だと680円だ。
具だくさんの食材をタレで炒めてあり、一般的な八宝菜と違いトロみはないが、これはこれでおいしいね。
飲んで食べて満腹になったので、そろそろシメを。この日は「油そば」500円を選んでみた。
同じ武蔵野市には、油そばの元祖とされる『珍珍亭』(最寄り駅は武蔵境)があるが、
あちらよりも麺が細く、ナルトではなくカマボコを使っており、タレの味もそんなに濃くはない。
飲んだあとのシメには、ちょうどいい塩梅だった気がする。
あと、これまでの料理にもあったけど、食器の「のぶちゃん」の文字がいいね! 昔は出前をやっていたのかな。
食後は、私が尊敬するグルメ王のサイン色紙があったので、撮影させてもらった。
※現在は、隣に別人のサイン色紙も飾ってある
石塚さんがおっしゃるとおり「まいうー」だったので、今後も通おうと決意し、お店を出た。
再訪時は、別の店で飲んだ帰りだったので、アルコールはやめてお食事だけ。
注文したのは、石塚さんが色紙で絶賛していたラーメン+チャーハン。ただし、チャーハンは半分にしておいた。
醤油味の「ラーメン」は400円。増税後もこの価格を維持しているのは先述の通り。
こちらの「半チャーハン」は300円。全チャーハン(そんな言葉はないが)だと500円だ。
ラーメンは見た目に反し、想像以上にコクがある…というか、実にウマい!
しょっぱすぎず、もちろん薄くはなく、絶妙な旨味のスープと、細い麺がマッチしている。
こういう「昔懐かしいタイプ」の醤油ラーメンでは、閉店した新宿思い出横丁の『若月』が好きだったが、
※若月の「手打ちしょうゆラーメン」
現存するお店では、のぶちゃんのラーメンが、味・値段ともに最高評価だ。
さすがは、住みたい街ナンバー1・吉祥寺のお店だね(←関係ないだろ)。
ラーメンの味が薄く、その分チャーハンの味つけが妙に濃い店はよくあるけれど、
ここは反対に、チャーハンは塩分控えめだったので、バランスがいいかもしれない。
それから数日後、今度はビールとホイコーローの単品550円をオーダー。
お店の表記は「回鍋」なのだが、もちろん肉は入っている。たっぷりのキャベツとネギ少々が、
甘じょっぱいタレと絡み、酒がすすんで困る。途中でウーロンハイ300円にチェンジ。
シメには「カレーライス」500円を選択。中華屋さんのカレー、意外と好きなんだよね。
カレーにはラーメンのスープも使用しているのかな? 業務用ではない旨味があった。
最後に紹介するのは、最近訪問したときに食べた、お店の屋号にもなっている「スタミナラーメン」530円。
ニラ、モヤシ、人参、豚コマにニンニクも少々。スープはピリ辛のラーメンだった。
あと、箸置きがいつもと違い、お魚さんだった。スタミナラーメン仕様? 違うか。
スープはやや薄口な印象だが、野菜不足で塩分過多かつ高血圧の私には、ちょうどいいかもしれない。
といいつつ、スープを全部飲み干しちゃったけど。
以前は、深夜0時過ぎまで営業していたのぶちゃんは、最近は22時には閉店するようになった。
スタミナラーメンを食べた日は、たまたまかもしれないが、いつもの女将さん(彼女の名がのぶちゃん)は不在で、
若い男性ふたりで営業していた。バイトには見えなかったが、息子さんなのかな?
今では吉祥寺では貴重となった、安ウマ中華食堂であるのぶちゃんさんには、
無理せずのんびり、末永く営業してくださることを願ってやまない。
スタミナラーメン のぶちゃん
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-18-18
JR吉祥寺駅東口(アトレ側)からなら徒歩約5分
営業時間 12時~22時
定休日 水曜
※定休日は、文末の若い男性に聞きました