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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

今ごろになって振り返る、日大三・夏の甲子園2018

2019年01月25日 | 高校野球
本日1月25日に、春の甲子園=選抜高校野球(3/23開幕)に出場する32校が発表される。
選ばれるのが微妙な当落線上のチームは、選手も関係者も落ち着かない日々を送っていたことだろう。
その点、我が母校日大三は、秋季大会ベスト64(初戦敗退)だったため、
選ばれる可能性は皆無で、連日のほほ~んと過ごしているはず(?)。まったくシャクにさわる。
春季都大会、そして夏の選手権大会での奮起を願い、今回は昨年夏の甲子園での戦いぶりを振り返ってみる。
毎度のことながら、季節ハズレで申し訳ない。

5年ぶり17回目となる、夏の甲子園出場を決めた日大三。初戦の相手は北福岡代表の折尾愛真に決定。
初出場校と当たるとは、相変わらずキャプテン日置のクジ運の良さは、三高野球部史上最強レベル。
折尾愛真の評判は「エース不在ゆえ継投でしのぐ」「守備・走塁はイマイチ」「とにかく打ちまくって勝つ」
どうやら、打撃主体の粗削りな試合をするようだ…って、ウチのチームカラーとそっくりじゃねえか(笑)。
似たようなスタイルなら、経験豊富な三高が勝つと予測し、母校の甲子園勝利を間近で見るべく、春に続いて関西遠征。


三高の試合は第二試合だったが、第一試合が満席で入場できず、場外で待つハメに。
今大会は連日客入りが良く、高野連もホクホクだったはず。誰かが勝手に、懐に入れてなきゃいいのだが。
入れ替わりで入場し、席を確保したのが試合開始直前。選手の様子を確認する間もなくプレイボール。
一緒に観戦した方に「11-4くらいで勝つと思います」と予想したが、スコア的にはほぼ的中ではないか。

初回にいきなり先制されたが、その裏いきなり7点取り、その後も得点を積み重ねて楽勝。
相手選手のことは悪く書きたくないが、先発した折尾愛真のエース(背番号1)は、最高球速が116km程度。
制球力重視かと思いきや、四球、四球、暴投、四球に暴投と、何もしなくても点が入っていく始末。
代わった投手もピリッとせず、点差はさらに開き、西東京の予選より楽な展開に
勝敗への興味がすっかり薄れた私は、「暑いし早く終わらねえかな…」などと考え始める始末。
試合終了時も、個人的には生観戦での甲子園勝利は7年ぶりなのに、全然感動しなかった。

甲子園球場 第100回全国高校野球選手権記念大会
1回戦 対折尾愛真(北福岡) 

折100000020→3
三71302030X→16


※試合後の挨拶

試合2日後には帰京し、次戦からは自宅でTV観戦。さすがの私も、ずーーーっと関西に滞在するわけにはいかないのでね。
2回戦の相手は、これまた甲子園初出場の奈良大附。日置のクジ運…以下略。
三高の先発投手はなんと、4月の春季都大会で腕を痛めて以来、登板がなかった井上!
実は、下記写真の通り、1回戦の試合途中に投球練習をやっていたのだが、


公式戦だけでなく練習試合でも投げていなかったので、復帰戦が甲子園とはビックリ。
大丈夫なのかと、半信半疑で観戦していたら、150km前後の速球を連発。
腕を痛がる素振りもなく、奈良大附の強力打線を3回無安打に抑える見事な内容。
井上の能力の高さを再認識しつつも、ここまで彼を温存した小倉監督の度胸にも驚かされた。
西東京大会は、毎試合苦戦だったからねえ。というか、井上を使っておけば、もっと楽に勝てただろうに(苦笑)。
投球は3回までの予定だったらしく、彼の降板後はちょっと反撃されたが、
控えの背番号14・高木のまぐれホームラン(←失礼だろ)などもあり逃げ切り勝ち。

2回戦 対奈良大附(奈良)
三201002012→8
奈000003001→4


TV中継でははっきりわからなかったが、現地観戦していた仲間によると、
最終回の奈良の反撃時は、球場の大半が奈良を応援する、イヤ~なムードだったらしい。
劣勢のチームが応援されるのはよくあるケースだが、近畿代表ゆえ地元びいきもあったのだろう。
そして次の相手も、近畿の京都代表。ただし初出場のチームではなく、名門中の名門・平安である。
大会開幕前に私が予想した三高の戦績は、「3回戦で龍谷大平安に敗退」であった。
球場で応援したかったが、いろいろと事情(金欠など)もあり、この日も自宅観戦。
三高の先発は2年生の廣澤。地区予選では不振だったが、同期井上の復活に、触発されたのかのように好投。
最高148kmの速球で、相手打線に本来の打撃をさせず、三高がリードし平安が追いつく、ほぼ互角の展開。
新チーム発足当初から「どことやっても苦戦する」「ここ数年で最弱」とバカにしていた今年のチームだったが、
秋春夏と都大会を三連覇し、甲子園という大舞台でも、全国屈指の強豪である平安と、対等の勝負を繰り広げている…。
そんな彼らの奮闘を目にしていたら、まだ試合途中にもかかわらずウルウルきちゃった。
弱いのは三高ではなく、私の涙腺だったようである
同点で迎えた8回、三高は幸運な二塁打(野手の連携ミスに思えた)などで満塁のチャンスを作り、
この日ホームランを打っている金子が押し出し死球を選ぶ。これが決勝点となり、実績校同士の対戦は三高に軍配。
8回の二塁打の他にも、平安らしからぬ(むしろウチがやりそうな)ミスがいくつかあり、それが勝敗を分けたようだ。

3回戦 対龍谷大平安(京都)
平000020100→3
三00200101X→4


まあ「運も実力のうち」だし、甲子園で3勝したのだから、今年の三高、実は強かったみたいね。
迎えたベスト8。クジを改めて引き直し、三高の相手は下関国際に決定。
ベスト8に残った他の高校と比較すると、あまり話題にもなっていないし、失礼ながら一番楽な相手に思えた。
またまた日置クジ…以下略。特に緊張することもなく、自宅TVの前で試合開始を待っていた。
三高先発は、初戦同様に中村だったが、内容悪く、すぐに失点し河村にスイッチ。
ここまでまったく触れていなかったが、河村は初戦から全試合、リリーフ登板している。
もちろん、プロ野球みたいに最終回だけでなくロングリリーフ。この日の出番は3回から。ちょっと早い気がした。
西東京大会からも好結果が続いている河村だったが、6回に連打を浴び2点目を失う。
2点差ならワンチャンスだが、三高はこの試合、6回までノーヒットノーランに抑えられていたのである。
さっき書いたように「実は強かった」と思ったら、やっぱり弱いじゃねえかバカヤロ…などとボヤキつつ、
缶ビールを何本も空け、酩酊状態になった8回裏。突如三高打線が火を噴く。
先頭から三者連続初球打ちの三連打で2得点。つまり、わずか3球で追いつき、トドメはキャプテン日置の逆転タイムリー。
最終回は河村がキッチリ抑えてガッツポーズ。まるでマンガのような勝ち方ではないか。
強そうで弱くて、やっぱり強かった我が母校、見事ベスト4に進出!

準々決勝 対下関国際(岡山)
下010001000→2
三00000003X→3


さすがに準決勝まで残ったら、現場で応援しなくてはと、今夏2度目の関西遠征を決意。
しかも相手は、エース吉田の孤軍奮闘で今大会もっとも注目を集めている金足農。
球場の大半が、公立校の相手を応援し、三高がアウェイになるのは目に見えている。
場内のヤツらに負けないよう、選手たちを勇気づけるためにも、スタンドに駆けつけるのだ! 
駆けつけるといっても、実際は「青春18きっぷ利用」=鈍行列車なので、10時間かかったが(笑)。
試合前夜に大阪に到着し、宿に着いて明日に備えて就寝…するわけはなく、
寺田町の『極楽うどん Ah-麺(アーメン)』にて名物の「鶏卵カレーうどん」を食べた。
私は高校野球マニア(ただし三高限定)であり、うどんマニア(ただしニワカ)でもあるからね。


    

上があんかけ玉子とじ、下が濃厚カレーの二段構造で、「食べていくほどに味の変化が楽しめます」と、
お店のメニュー表に説明があったが、早く食べたかったため、最初からグチャグチャにかき混ぜてしまった(苦笑)。
熱々のツユに潜むうどんはコシがあり、玉子好き、カレー好き、うどん好きの私は当然満足。小ライスも頼めばよかった。
ちなみに店名「アーメン」の理由は、初代店主が元牧師だったから。珍しい経歴だね。
うどん自体は美味しかったが、母校の試合前に食べるのにはふさわしくない店名だった気がしないでもない。

翌日の金足農との試合については…「また改めて」。もう5ヶ月以上たってるのにスマン。
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