前回の日記で公言した通り、私は玉子の黄身が好きなのだが、同じくらいお肉も好きである。
なので、下記写真のような半熟玉子入りメンチカツなんてのは、
スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディのような無敵の組み合わせである。例えがわかりにくくて申し訳ない。
ちなみに、こちらの商品名は「たまめん」と言い、高円寺『あげもんや』さんの人気商品だ。
こちらの店主は、築地場内にある、かつ丼が人気の洋食屋『豊ちゃん』で、19年間腕を振るってきた方なのだが、
豊洲移転に反対したオーナーが、お店の名前や権利を他人に売ってしまったため、
そちらの新生・豊ちゃんとは別れ、高円寺に自分の店を構えたそうだ。
このお店のウリは、店名からもわかるように、豊ちゃんの味を受け継いだ、とんかつを中心にした揚げ物だ。
※現存する豊ちゃんは、他人が運営しているため、以前とは味が違うらしい
※追記
看板を引き継いだ築地『豊ちゃん』は、平成29年5月いっぱいで閉店した模様。
『あげもんや』さんには、今後ますます頑張ってもらいたいね。
オープンしたのが2014年の秋頃。当初は元日以外は休日なし、昼から夜までの通し営業だった。
最近は正月の三が日はお休みで、ランチ後の休憩や臨時休業もあるようだが、基本は年中無休。
そんなハードワークにもかかわらず、店主は痩せ細ることもなく、ぽっちゃり体型を維持していらっしゃる(失礼!)。
こちらに初めて訪れたときの私は、彼が名店で修行したことは知らなかったが、
その風貌を見ただけで、「あ、この人美味しいモノを作ってくれそう!」と確信したし、
実際、その予感は的中したのである。
メニューは揚げ物が中心で、定食、かつ丼、親子丼にカレー、さらに生姜焼きやサラダにお新香など。
定食を食べている方をよく見かけるが、揚げ物でビールを飲む方もおり、私もだいたい飲みだけの場合が多い。
あ、店内は喫茶店風の内装で、揚げ物食堂にしては油汚れとかはまったくなく、清潔なお店だよ。
以下で、私がこれまでに食べてきた料理を紹介していこう。
まずは、さっき紹介した「たまめん」と「チキンかつ+卵とじ」。右下に見切れているのは「ポテトサラダ」。
たまめんは、店主がテーブルまで運んできて、目の前でふたつに切り分けてくれる。3人客なら三等分だ。
左側のチキンかつ卵とじは、いわゆるかつ丼の上の部分=「アタマ」だ。当然ながら、ご飯にもビールにも合う。
続いては、豚の角煮を揚げた、ありそうでなかった「角煮かつ」。
外はカリっと、中は甘じょっぱい角煮がジュワ~っと。肉好きにはたまらないねえ。
もちろん、普通の「とんかつ」もある。写真では「ほたて」も追加している。
とんかつが美味しいのは当たり前だが、ほたての中心部が半生なのがいいね!
飲み客用に、アルコールと揚げ物2個で900円のセット(生ビール中ジョッキだと980円)もある。
先日は、生中510円と「玉ねぎフライ」と「アジ」の組み合わせをチョイス。
右奥の玉ねぎは、この日はとんかつのようなビッグサイズ。ありがたい。
手前のアジが、これまたクオリティが高く、私にとっては、ここのアジフライが生涯最高。
個々の値段は、たまめんが430円で、ほたてや玉ねぎ、卵とじが220円、チキンかつ、アジ、角煮かつは320円、
とんかつ650円に定食類は860円~で、かつ丼やカツカレーが1080円(すべて税込み)、小さいポテトサラダは100円。
有名とんかつ店と比較すると、破格だと思う。
とにかく、中身の具材はどれも、ちょうどいい塩梅に揚がっているし、油切れも良いので、全然もたれない。
ただし、油は良くても食事類まで頼んでしまうと、予想外の量の多さに、やっぱり激しい胃もたれが待っている。
定食類は普通だが、それでも「唐揚げ食べ放題定食」970円なんてメニューもあるし、ご飯や味噌汁はお替り自由。
一方のカレーや丼は…明らかに一般的なお店の大盛り以上のレベル。
ある時、いつものようにさんざん飲み食いしたあと、デザートにカツカレーを頼んだところ、
例のぽっちゃり店主が「量は普通でいいですか?」と聞いてくるので、「ええ、それでお願いします」と応じたら、
「“ボクの普通”は多いですよ」と親切にも念を押してくるではないか。
ああ、そうでしょうねえ…と思い「じゃ、じゃあ少なめにしてください」と訂正。
そうして出てきたのが下記の「カツカレー」。これで少なめ!?
途中、残しそうになったが、カレーがスパイシーで美味しかったため、なんとか食べきった。空腹時に改めて食べたいね。
そしてつい先日は、ゲン担ぎのため「かつ丼」を普通盛りでオーダー。
甘めのツユと半熟玉子が絡んだとんかつと、熱々で大盛りのご飯を一緒にかきこむ、これぞ至福のひととき。
次回は、ワンランク上の「大かつ丼」1730円に挑戦してみようかな。
これらのメニューの他にも、珍しい納豆フライや、特大有頭海老フライ、豪華なビーフカツなどもあるので、
ぜひ皆さんも、お腹を空かせた状態で、食べに行ってみては。
ちなみに、先ほど書いた「ゲン担ぎ」とは、母校日大三と早実が激突した、春季高校野球都大会決勝のことだった。
その試合については、次回書くことに…あ、やっぱりムカついたから書くのやめておこう。
あげもんや 東京都杉並区高円寺南4-29-9
高円寺駅南口から徒歩約2分
営業時間 11時半~15時半、17時半~23時まで 月曜だけ15時まで
定休日 不定休
※団体用のデカ盛りメニューもあり
なので、下記写真のような半熟玉子入りメンチカツなんてのは、
スタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディのような無敵の組み合わせである。例えがわかりにくくて申し訳ない。
ちなみに、こちらの商品名は「たまめん」と言い、高円寺『あげもんや』さんの人気商品だ。
こちらの店主は、築地場内にある、かつ丼が人気の洋食屋『豊ちゃん』で、19年間腕を振るってきた方なのだが、
豊洲移転に反対したオーナーが、お店の名前や権利を他人に売ってしまったため、
そちらの新生・豊ちゃんとは別れ、高円寺に自分の店を構えたそうだ。
このお店のウリは、店名からもわかるように、豊ちゃんの味を受け継いだ、とんかつを中心にした揚げ物だ。
※現存する豊ちゃんは、他人が運営しているため、以前とは味が違うらしい
※追記
看板を引き継いだ築地『豊ちゃん』は、平成29年5月いっぱいで閉店した模様。
『あげもんや』さんには、今後ますます頑張ってもらいたいね。
オープンしたのが2014年の秋頃。当初は元日以外は休日なし、昼から夜までの通し営業だった。
最近は正月の三が日はお休みで、ランチ後の休憩や臨時休業もあるようだが、基本は年中無休。
そんなハードワークにもかかわらず、店主は痩せ細ることもなく、ぽっちゃり体型を維持していらっしゃる(失礼!)。
こちらに初めて訪れたときの私は、彼が名店で修行したことは知らなかったが、
その風貌を見ただけで、「あ、この人美味しいモノを作ってくれそう!」と確信したし、
実際、その予感は的中したのである。
メニューは揚げ物が中心で、定食、かつ丼、親子丼にカレー、さらに生姜焼きやサラダにお新香など。
定食を食べている方をよく見かけるが、揚げ物でビールを飲む方もおり、私もだいたい飲みだけの場合が多い。
あ、店内は喫茶店風の内装で、揚げ物食堂にしては油汚れとかはまったくなく、清潔なお店だよ。
以下で、私がこれまでに食べてきた料理を紹介していこう。
まずは、さっき紹介した「たまめん」と「チキンかつ+卵とじ」。右下に見切れているのは「ポテトサラダ」。
たまめんは、店主がテーブルまで運んできて、目の前でふたつに切り分けてくれる。3人客なら三等分だ。
左側のチキンかつ卵とじは、いわゆるかつ丼の上の部分=「アタマ」だ。当然ながら、ご飯にもビールにも合う。
続いては、豚の角煮を揚げた、ありそうでなかった「角煮かつ」。
外はカリっと、中は甘じょっぱい角煮がジュワ~っと。肉好きにはたまらないねえ。
もちろん、普通の「とんかつ」もある。写真では「ほたて」も追加している。
とんかつが美味しいのは当たり前だが、ほたての中心部が半生なのがいいね!
飲み客用に、アルコールと揚げ物2個で900円のセット(生ビール中ジョッキだと980円)もある。
先日は、生中510円と「玉ねぎフライ」と「アジ」の組み合わせをチョイス。
右奥の玉ねぎは、この日はとんかつのようなビッグサイズ。ありがたい。
手前のアジが、これまたクオリティが高く、私にとっては、ここのアジフライが生涯最高。
個々の値段は、たまめんが430円で、ほたてや玉ねぎ、卵とじが220円、チキンかつ、アジ、角煮かつは320円、
とんかつ650円に定食類は860円~で、かつ丼やカツカレーが1080円(すべて税込み)、小さいポテトサラダは100円。
有名とんかつ店と比較すると、破格だと思う。
とにかく、中身の具材はどれも、ちょうどいい塩梅に揚がっているし、油切れも良いので、全然もたれない。
ただし、油は良くても食事類まで頼んでしまうと、予想外の量の多さに、やっぱり激しい胃もたれが待っている。
定食類は普通だが、それでも「唐揚げ食べ放題定食」970円なんてメニューもあるし、ご飯や味噌汁はお替り自由。
一方のカレーや丼は…明らかに一般的なお店の大盛り以上のレベル。
ある時、いつものようにさんざん飲み食いしたあと、デザートにカツカレーを頼んだところ、
例のぽっちゃり店主が「量は普通でいいですか?」と聞いてくるので、「ええ、それでお願いします」と応じたら、
「“ボクの普通”は多いですよ」と親切にも念を押してくるではないか。
ああ、そうでしょうねえ…と思い「じゃ、じゃあ少なめにしてください」と訂正。
そうして出てきたのが下記の「カツカレー」。これで少なめ!?
途中、残しそうになったが、カレーがスパイシーで美味しかったため、なんとか食べきった。空腹時に改めて食べたいね。
そしてつい先日は、ゲン担ぎのため「かつ丼」を普通盛りでオーダー。
甘めのツユと半熟玉子が絡んだとんかつと、熱々で大盛りのご飯を一緒にかきこむ、これぞ至福のひととき。
次回は、ワンランク上の「大かつ丼」1730円に挑戦してみようかな。
これらのメニューの他にも、珍しい納豆フライや、特大有頭海老フライ、豪華なビーフカツなどもあるので、
ぜひ皆さんも、お腹を空かせた状態で、食べに行ってみては。
ちなみに、先ほど書いた「ゲン担ぎ」とは、母校日大三と早実が激突した、春季高校野球都大会決勝のことだった。
その試合については、次回書くことに…あ、やっぱりムカついたから書くのやめておこう。
あげもんや 東京都杉並区高円寺南4-29-9
高円寺駅南口から徒歩約2分
営業時間 11時半~15時半、17時半~23時まで 月曜だけ15時まで
定休日 不定休
※団体用のデカ盛りメニューもあり