わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

ルーちゃんサインの顛末とかコノヤローとか

2013-06-18 | 英語
 ルーちゃん米財務長官を覚えておられるでしょうか?丸を並べただけの署名が世界中に笑いをもたらし、署名変えなきゃ指名取り消すぞとオバマ大統領にまでネタにされた、あのルーちゃんです。ランチが毎日、自宅から持参したサンドイッチ2つのルーちゃんです。そんな彼の正式に紙幣に印刷される新署名が公表されました。


 すごく…普通です

 なんだ、つまらん… ルーちゃんと署名に関しては、過去記事のこことかここ、そしてここを参照してください。

 いま付き合っているのは、ゆるい内容だけどひたすら長くて書体が面倒な文書。ビデオを流しながら楽な気分で、のんびり訳していくのが、わたしにとっての飽きないコツなので、借りてきた邦画を横目で観ながら仕事してました。「茶の味」は、ユルい、長い、これといったストーリーもないで、「ながら見」にぴったりでしたが、「アウトレイジ」はちゃんと見ていないと、誰がどの組の誰だったか混乱してしまって、ただ、ただ「コノヤロー」って殺し合ってる印象しか残らなかった。両方の作品に出演している三浦友和さんと加瀬亮さんのギャップが面白かったけど、三浦友和さんって、わたし的には永遠に「モモエちゃんの旦那さん」なのだなぁ…

 横目で見ていただけなので見逃したのかもしれないけど、気になったのは字幕の「asshole」という言葉です。「アウトレイジ」にはコノヤローはじめ、様々な相手を罵倒する言葉が出てきますが、統一して「asshole」だし、茶の味の「ばーか」等も、ルールでもあるかのように、みな「asshole」だった。そんな一辺倒な訳し方じゃなくても、jerk、idiot、motherfucker、sucker、moron、jackass、fagot、dope、airhead等々、ちょっと思いついただけでも、これだけ色んな表現があるのになぁ、と思ったのでした。訳した人が品の良い方で、汚い言葉を使うのは躊躇われたのかしら?

 コノヤローは、クエンティン・タランティーノ作品の「fuck!」みたいなもので、キタノブルーならぬ、キタノコノヤローとトレードマーク化されてもいいと思うほどなので、統一した訳語でいいけど、他の罵り言葉は敢えて違う言葉を使って欲しかったな。一方で、「茶の味」で「asshole」はキツすぎる感じがするので、もっと軽い感じのほうが良かったな、とか。こんなことを考えだして、素直に楽しめなくなってしまうのは、職業病かしらねぇ…orz



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2 コメント

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Unknown (ししゅうねこ)
2013-06-21 22:28:07
茶の味のバーカがassholeは違和感だよーーー
バカの訳はこんな沢山あるのね
カタカナでインプットされてるから=バカって思いつかなかったわ
ま、映画で聞きかじるだけで使わないし使われないのでね~~~(笑)
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Unknown (わに)
2013-06-23 04:18:37
日本語だって、あほ、ばか、まぬけ、このやろー等々で微妙にニュアンスが違うじゃありませんか。英語だってそうなのに、尻穴、一辺倒じゃねー。おしりが気になるのは、真っ黒さんだけでよろしい!
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