実はわたくし、来月から、また日本人補習校で代行の先生となります。今回は中学1年生の担当で、国語、数学、歴史、地理を教え(?)ます。昨年の経験から、土曜日に先生したらグッタリしちゃって、日曜日はどこに出かける気にもなれないのが判っているので、今週末中に遠出をしておくことにしました。昨日はデート
とアンティークショップ巡り。そして、今日は以前から気になっていた、シンシナティの博物館群へ。元ユニオン駅を改造した、このCincinnati Museum Centerで現在、世界のミイラ展(Mummies of the World)が開催されており、この機会にGO!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/12/d54359281ad2e1a690690bb533a29eaf.jpg)
元ユニオン駅らしい堂々たる外観と、この地に住んだ人々を描いたロビーの巨大壁画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6a/194178c7facb3c7e2888397aff0bd2c1.jpg)
反対側の壁画と内側から観た大窓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5a/3b8033f688c5f2fd7403321fa3d79442.jpg)
シンシナティ歴史博物館内は、多くのジオラマや街全体の鉄道模型、第二次世界大戦に関する資料が豊富
ミイラ展と全博物館の入場券が25ドル。駐車場に6ドルもかかるので、一度の訪問で31ドルは、私的にはちょっと高い。まずはミイラ展へ。薄暗く操縦な音楽が流れ、実際の展示に入る前に、これらのミイラは生前は私達と同じく、それぞれの時代に生きて生活していた人々であり、見学に際しては死者を敬って下さいという短いフィルムを見ます。と、言うわけで、展示は一切撮影禁止です。このアナウンスは展示中にも何度も聞かれました。私達、日本人的には「死者を敬う」のは当然とも言える文化ですが、ゾンビをガンガンぶっ殺す(死んでるけど?)映画やドラマの流行ってるアメリカでは、なんだか苦笑しちゃった。
エジプトやアンデスのミイラといったお馴染みのラインナップに加え、冷たく乾燥した地下墓地で自然にミイラ化した17世紀ブダペストの男爵夫妻や18世紀ハンガリーの家族、南米の干し首、大学が研究と学習のために作ったミイラ、湿地遺体等、珍しいミイラがいっぱい。DNA解析やレントゲン、CTスキャンを駆使したミイラの調査の様子のビデオも見ることが出来て、なかなかに見応えのある展示でした。特に私の心に残ったのは、前記のハンガリーの家族です。夫妻に加え、夫妻の乳児のミイラなのですが、お母さんのヴィクトリア・オーロビッツさんは結核を患っており、実はご主人も幼子も彼女からの結核伝染が死因だそうで… 死後200年を経て、そういうことを世界中にバラされちゃうって、やるせない…
ミイラ展の後は、駅ロビーにあるカフェテリアでランチ。ここの特製バーガー、牛肉のパテとポークのBBQがプレッツェルのバンに挟まっている、シンシナティ駅バーガーをいただきました。ボリュームたっぷりで美味しかった!マッシュルームとブリーチーズのスープは、これだけのために帰ってきたいほど!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d4/5459e5036e4a2580430c3a8f15a30c86.jpg)
食べきれなくて。お持ち帰りしたよ~
食べたあとは、シンシナティ歴史博物館と自然科学博物館も覗きましたよ。その地の歴史を知るのは、どこでも興味深いものです。わかりやすく、親しみが持てるように工夫された展示は好感が持てました。歴史博物館は中学の遠足にピッタリだと思う。自然史博物館は、なんと洞窟模型があり、暗い中を手探りで歩くのが楽しい。氷河期のオハイオ州の展示に向かうには、氷のトンネルを模した通路を通ります。こんな遊び心、好きだなぁ… 展示そのものは、ごめん…NY、スミソニアン、LAの大スターたちを見慣れた私には、まぁ、地方都市やしこんなモンかね?って感じでした。エラソーですまん。
帰りに世界各国の食材を集めたスーパーに寄って、納豆やら豆腐やら買い込んで帰ってきたら、また犬が脱走してお向かいの家に保護されてた…orz 一体どこから抜けだしてるの???
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
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元ユニオン駅らしい堂々たる外観と、この地に住んだ人々を描いたロビーの巨大壁画
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9b/d8818f6d69b7df6b7e8fae6a99b69413.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/6a/194178c7facb3c7e2888397aff0bd2c1.jpg)
反対側の壁画と内側から観た大窓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/8e/51ee24541541d6e63f80a00f1d7cfccc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/5a/3b8033f688c5f2fd7403321fa3d79442.jpg)
シンシナティ歴史博物館内は、多くのジオラマや街全体の鉄道模型、第二次世界大戦に関する資料が豊富
ミイラ展と全博物館の入場券が25ドル。駐車場に6ドルもかかるので、一度の訪問で31ドルは、私的にはちょっと高い。まずはミイラ展へ。薄暗く操縦な音楽が流れ、実際の展示に入る前に、これらのミイラは生前は私達と同じく、それぞれの時代に生きて生活していた人々であり、見学に際しては死者を敬って下さいという短いフィルムを見ます。と、言うわけで、展示は一切撮影禁止です。このアナウンスは展示中にも何度も聞かれました。私達、日本人的には「死者を敬う」のは当然とも言える文化ですが、ゾンビをガンガンぶっ殺す(死んでるけど?)映画やドラマの流行ってるアメリカでは、なんだか苦笑しちゃった。
エジプトやアンデスのミイラといったお馴染みのラインナップに加え、冷たく乾燥した地下墓地で自然にミイラ化した17世紀ブダペストの男爵夫妻や18世紀ハンガリーの家族、南米の干し首、大学が研究と学習のために作ったミイラ、湿地遺体等、珍しいミイラがいっぱい。DNA解析やレントゲン、CTスキャンを駆使したミイラの調査の様子のビデオも見ることが出来て、なかなかに見応えのある展示でした。特に私の心に残ったのは、前記のハンガリーの家族です。夫妻に加え、夫妻の乳児のミイラなのですが、お母さんのヴィクトリア・オーロビッツさんは結核を患っており、実はご主人も幼子も彼女からの結核伝染が死因だそうで… 死後200年を経て、そういうことを世界中にバラされちゃうって、やるせない…
ミイラ展の後は、駅ロビーにあるカフェテリアでランチ。ここの特製バーガー、牛肉のパテとポークのBBQがプレッツェルのバンに挟まっている、シンシナティ駅バーガーをいただきました。ボリュームたっぷりで美味しかった!マッシュルームとブリーチーズのスープは、これだけのために帰ってきたいほど!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/d4/5459e5036e4a2580430c3a8f15a30c86.jpg)
食べきれなくて。お持ち帰りしたよ~
食べたあとは、シンシナティ歴史博物館と自然科学博物館も覗きましたよ。その地の歴史を知るのは、どこでも興味深いものです。わかりやすく、親しみが持てるように工夫された展示は好感が持てました。歴史博物館は中学の遠足にピッタリだと思う。自然史博物館は、なんと洞窟模型があり、暗い中を手探りで歩くのが楽しい。氷河期のオハイオ州の展示に向かうには、氷のトンネルを模した通路を通ります。こんな遊び心、好きだなぁ… 展示そのものは、ごめん…NY、スミソニアン、LAの大スターたちを見慣れた私には、まぁ、地方都市やしこんなモンかね?って感じでした。エラソーですまん。
帰りに世界各国の食材を集めたスーパーに寄って、納豆やら豆腐やら買い込んで帰ってきたら、また犬が脱走してお向かいの家に保護されてた…orz 一体どこから抜けだしてるの???