わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

通訳者の悪夢、またです

2017-10-19 | 英語
 Yahoo!Japanに「パリ人肉事件」の佐川一政を負ったドキュメントが完成したとの記事が載っていました。なんとも悪趣味なことだと思いましたが、この記事に関するコメントの中に、彼が精神鑑定で無罪になり、今では年金生活を送っているのは、「フランス警察が「腹膜炎」を「脳膜炎」と誤訳しちゃったから」とありました。

ホントに?!?と、思ってネットで検索したら、いくつかのサイトが引っかかりましたが、「Wiki先生から借用すると、取調べにおける「昔、腹膜炎をやった」という発言を通訳が「脳膜炎」と誤訳したことから[5]、精神鑑定の結果、心身喪失状態での犯行と判断され、不起訴処分a>(鈴木邦男『続・夕刻のコペルニクス』扶桑社、1998年、p.171より)」んだって。折角なんて調べてみると、脳膜炎はMéningite、腹膜炎はPéritoniteっていうんだって。そんな似てない気がするんけど…

 フランス側の自尊心が許さなくて、資料等を出してもらえなかったって言うけど、後からでも間違いが判ったんだし、写真等の証拠はソロ店だから、日本で新たに起訴することはできなかったの?って、素人としては思うんだけど、一時は時代の寵児扱いされて、印税も稼いだらしいけど、今は生活保護で暮してるのだとか。

 そこは、誤訳とは少し話が離れるけど、その通訳者の人って、この事を知ってるのか、って、気に掛かります。自殺とかしてないかしら?なんか、もー、いたたまれないだろうな、って思うの…

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