わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

さて、どうしよう?

2018-11-20 | アンティーク・スリフト
わたし、バカよねぇ~、お馬鹿さんよねぇぇ~♪
と、歌わざるを得ない状況におります。

 所用あって、コロンバスの北にある小さな町に行った帰り、掘り出し物の多いダブリンのグッドウィルに立ち寄ってみました。スリフトの醍醐味は、何があるか予想不能なこと。「こんなの、一体どこで売ってるの!?」と、驚くようなデザインの服があったり、これ、アンティーク・ショップで100倍の値段で売ってた、なんて骨董品が、転がってたり。実際に何かを買うのは、多分5回に一度程度、しかも10ドル以上使うことはないのですが、アンティークショップ巡りと同じで、色々なものを見て歩くのが楽しいのです。

 ダブリンは高級住宅地の上、日本人が多く住んでいる地域なので、日本製のものがよく混じっているのも魅力。日本語の推理小説の文庫本や、凛々しいお顔の陶器の武者人形を買ったこともあり、近くに行く機会があると、なるべく寄ってみることにしています。

 そんなダブリンのグッドウィルで、入った途端、目の前にあった赤い二人がけのソファに一目惚れ!渋すぎもなく、派手すぎでもない深めの赤が、私の心臓を直撃したのです。スエード風の生地の肌触りが優しく、カーブのある肘掛けの形も好き。なにより、座ってみた時と、寝転んでみた時(←入口真ん前でいきなり寝転ぶ謎の東洋人)の心地がいい。お値段は49.99ドルと、スリフトとしては強気だけど、ダブリンはいつも、ちょっとお高めなのよね。名前はGoodwillだけど、立派な営利企業だから、需給の原則が適用されているのは仕方ないのですが。

 ちゃんと車の後部に収まり、SUVで良かったvなのですが、問題は、これをどうやってアパートまで運び込むか。なんしろわたしの部屋は二階。アパートの掲示板にヘルプ募集の紙を貼って、助けを求めるつもりですが、椅子はお得価格だったけど、これにお金がかかりそう。それまでは、載せたまま運転するしか無いかな…


みっしり


後日談:この椅子は、ご近所の引っ越しの際に、引越し屋さんに10ドルで部屋に入れてもらいました。しかし、その直後、私自身の引越しが決まり…

なんてったってLos Angeles!

2016-06-19 | アンティーク・スリフト
 若息子の高校卒業式のため、3日間だけロサンゼルスに返りました。朝早くオハイオを発ち、ノースカロライナ州のシャーロット経由でLAX空港へ。雲が切れた途端に見えたのが、渋滞した高速。LAって感じー!ここまで飛行機は時間通りで、奇跡かと思いましたが、ここでやっぱり、搭乗橋が来てないと待たされる。暫くの後に、搭乗橋のドライバーが間違えて違うゲートに行っちゃったというアナウンス。流石のLAクオリティー。10分ほどしてから、「搭乗橋はまた来ません。少なくとも20台はいるはずなのに」というアナウンスでは、最初はオンタイムで到着しましたぁと、ご機嫌だったキャプテンの声が苛ついておりましたw

 水曜日は日本の食材買出しに明け暮れ、木曜日は卒業式、そして金曜日はゲティーセンターで敦煌莫高窟の特別展を鑑賞して、オハイオへ逆戻り。土曜の朝に着いて、お昼寝した後、会社のピクニックに参加しました。日曜日は一日中、ネットでTVドラマや映画を見ながら、ぐーたら、ゴロゴロしてました。疲れ取れへんわー。トシやわー

 若息子の卒業式、上息子の時よりも少ないとはいっても、卒業生が約600人います。各々の名前を読んで卒業証賞を受け取るセレモニーだけでも長いのに、炎天下でスピーチ聞いてても頭に全く入ってこない。生徒会の代表が最後に「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に、トランプのキャッチフレーズ)」って言った時に爆笑が起きてたけど。上息子の時には、主席で卒業した女の子と、次席の男の子が卒業生代表としてスピーチをしましたが、今回は生徒会の代表と、校内スピーチコンテストの優勝者がスピーチをしました。
  
上息子曰く、「俺が少し下がってお前のほうが背が高く見えるように写ったんだからな、感謝しろよ」


 息子の学校のスクールカラーは赤ですが、ガウンの色は男の子が赤で、女の子は白。トランスジェンダーの子はというと、「フツーに」自分の望む性別のガウンの色を選べるそう。息子は男の子ばかりの仲良しグループ6人でプロムに出ました。伝統的には、映画でお馴染みの通り、男の子が女の子をプロムに招待するもの。でも、息子たちのように仲良しグループだったり、同性カップルも、ごく普通に受け容れられる状況は、これが「フツーに」出来るところが、リベラルな南カリフォルニアだからではないかと思います。私の住んでいるオハイオの田舎では、同性カップルでプロムなんて考えられないそうですから。

 夜は、卒業式のために東海岸から来てくれた、じじ・ばば、大伯母さんと一緒に牛角で焼き肉パーティーでした。寅年・獅子座の若息子は肉食動物なんである。私もたらふく肉食べた。しあわせ~

火の王は未だに人気者だった

2015-09-07 | アンティーク・スリフト
 昨日に引き続き、アメリカン・アンティークのお話。

 この周辺は何もない田舎だけど、手近な距離内にアンティークショップは沢山。日本では見られないようなアメリカの古い雑貨やジュエリー等を見て回るだけで、本当に楽しい。

 日本ではかなりのお値段のファイヤーキングのマグ等も、十分に手の届くお値段で手に入りますが、全く同じ品がスリフトショップでは1ドルや2ドルで売られているのを見つけるのも、また醍醐味!昨日も、アンティーク・モールの帰りに、途中のグッドウィルに寄りました。モールから直ぐのお店は流石に掘出物はなかったけれど、帰り道のお店で、モールでは30ドル以上してたパイレックスのボウル、中と小サイズのセットで$5.99だったの見つけた。ボウルは足りてるんで買わなかったけど、全く同じもの(状態も良かった)を見つけるとちょっと嬉しい。他にもファイヤーキングのウィート柄の丸いキャセロール皿もあった。こちら、日本のサイトで調べると5480円だそうですが、たしか$1.99だった… (キャセロール皿もいらんから買わなかったけどw)

 ファイヤーキングは、アンカー・ホッキング社が製造していた耐熱ガラス器のブランドですが、アンカー・ホッキング社がオハイオ州にあるせいか、スリフトでもよく見かけます。2011年には、ファイヤーキングジャパン社を設立して、リプロダクション品を製造・販売しているのだそう。それでも結構なお値段で驚きました。でも、流石にスリフトでは稀で、アンティーク・ショップでもお高めな人気のジェダイトは、オリジナルとは色が違う感じ。でも、元々は大量生産の安価なマグが、日本で職人さんが作っている複製より高いって、なんだか不思議。だって私は、「古いから安い」が好きで、「古いから高い」のは興味ないもん…ってか、単に安いのが好き!高いのキライ!な、だけですがwww

 実は、うちの食器棚には、引越以来、ジェダイトのお皿が3枚、放置されていました。日本のサイトの説明によると、電子レンジで使わない、食洗機に入れない等の注意書きがついていましたが、電子レンジにも入れたし、食洗機で何度も洗ったよw

 私はトシのせいか、皿は軽いが一番。しっかりしている分、ずっしりしたジェダイト皿は、棚から出すのが面倒で奥に仕舞ったまま。昨日、全く同じ皿を見かけたので、値札を見たら、1枚24ドルでした。結構なお値段ね(@_@)
  


 同じジェイン・レイ・シリーズのカップ&ソーサーも持ってたんだけど、これはLAから引っ越す前に、集めていた知人にあげちゃいました。こちらも日本のサイトで調べてみたら、すっごいお値段でびっくり!こうなると気になるもので、家にあるパイレックスやファイヤーキングの食器を次々と調べてみました。一番びっくりしたのが、愛用しているスヌーピーのマグで、1万円超え!使うのが怖くなってきた…

 マメな方なら、アメリカ中西部のヤードセールやスリフトで仕入れて、日本のヤフオク等で売れば、立派な商売になりそうです。私はこまめにオークションに出したり、梱包して海外に発送したりなんて出来そうもないからムリムリだけどw オハイオにアンティーク買い付けに来る方おられたら、連絡してね。スリフト巡り、しましょv

アメリカのアンティークな犬たち

2015-09-06 | アンティーク・スリフト
 アメリカの夏は5月末のメモリアル・デイに始まり、9月初めのレイバー・デイで終わります。その祝日で今週末は3連休。夏の終わりを楽しむために、バケーションに出かける人も多く、ロサンゼルス国際空港は今年一番の人出だとか。私の務める会社でも、様々な所に出かける人が多いよう。一人暮らしで身軽なはずが、犬猫がいるので遠出ができない。更に加えて財布の軽い私が旅行に行けるわけもなく、ならば犬連れでエクストリーム・散歩に行くのが定番ですが、まだまだ終わらんぞ!とばかり張り切った夏が、連日30度超えで頑張っている。でも一日中、家にいるのも不健康だし、朝の涼しいうちに、いつもより少し長めの散歩を済まして心持ち罪滅ぼし、モールへGO!

 モールとはいえ、貧乏人のくせに物欲の多い私が、普通のショッピングモールなんか行ったら危険極まりない。行き先は、見て楽しい、触って嬉しいアンティーク・モール。デイトン市外にある、この近辺では最大規模のアンティーク・モールです。アンティーク・モールとは、大きな建物の中に複数のベンダーがブースを出しているコンプレックスで、多様なタイプが一度に大量、お店の人がいないので勝手に好きなように見られる、広い屋内をぐるぐる歩くので運動になる等々、良いことずくめ。

 お客が勝手に触っても良いような、お手軽価格品ばかりなので、気軽です。独特のにおいの(商品保護のために)薄暗い店内で、価値ある「骨董品」の説明を店主から受けたり、本当に欲しいけど高い!物の値段交渉をするのも時には良いものですが、予定のない週末を過ごすには、モールがいい。スリフト好きの私には、お店で値段をチェックしておくと、グッドウィルで同じものを見つけた時には楽しいし。

  
 一見、何の面白みもない建物です。館内のディスカウント本売り場に本の壁画。こわい



 いつも楽しませていただいているデイトンに住む方のブログで、館内の魅力ある写真がされたエッセーとともに紹介されていたのもあり、私もカメラを持って行きました。彼の記事のテーマは女性ですが、美術館でも犬集めの私のターゲットは、ここでも犬。アメリカンな犬達を見つけ次第、写真に収めてきました。


アンティークな犬たち。これはホンの一部なのだ

 色々な表情の、様々な犬達。皆、それぞれに愛おしい。中には、ちょっと日本っぽい子もいます。上の写真で、実は一つだけ、裏に「Made in Japan」のステッカーが貼ってある子がいました。どれか判るかな?答えは白抜きにするので、下を反転してください。 一番右の列、下から2番めの茶色いぐで犬です。私は、その上の郵便屋さん犬が、日本っぽいお顔だなって思ったんですけど

アンティークに惹かれます

2015-03-28 | アンティーク・スリフト
 古い街に暮らす楽しみの一つは、骨董品屋巡りです。今まで住んだ場所でも、アンティークのお店を見るのは大好きでしたが、触っても起こられない博物館的感覚で、実際に何かを買うなんて事はありませんでした。だって古いから安い物は好きだけど、古いからお高い物はキライなんだもん。それに、おお、これは!と思う物に出会っても、手に届くようなお値段ではないし、当に冷笑し客というヤツ。でも中西部では、飾り物ではない日常的に使える生活に密着した古物や、お屋敷でずっと手入れされていた貴重な品とはまた違う、実は屋根裏や地下室でずっと放置されていたのかな?と、思われるようなお宝が案外とお手頃価格で見つかります。むしろキケンw

 今日は、デイトンに住むSeptember 30さんに、とても素適なアンティークのお店を紹介して頂きました。訳あって、何度も通ったMaiami Valley総合病院の裏側にひっそりと潜む隠れ家のようなお店の中は、ドアを開けた途端に「おもちゃ箱をひっくり返したような」という表現が頭に浮かびました。雑然としているのではなく、さりげなく、でも実はきっと計算されているに違いない配置で、様々な雑貨やアクセサリーが並べられています。ならば何故おもちゃ箱かというと、綺麗と可愛いが一杯で、ワクワクしちゃうから!乙女心を直撃やわー(そこ!どこが乙女やねんと突っ込まない!心は何時も乙女なの!)お店の名前は、Brown Oak Antiquesです。店主のリンダさんも素敵な方で、お話してみると、なーんと!レドンドビーチのお隣、海を見下ろす高級住宅地のパロス・バーデス出身なのだそう!道理で、なんとなくカリフォルニアを思い起こされる感じのある方だと思ったv

 September 30さんと軽くランチをご一緒した後、町のメインストリートにアンティークショップが立ち並ぶ、Waynesvilleのことを聞いて、いてもたってもいられなくなり、そのまま行っちゃった!お店は皆、5時に閉まってしまうので、全部のお店をゆっくり見て回る余裕はありませんでしたが、どのお店もそれぞれに趣向を凝らした飾り付けにコレクションで、これぞ眼福。夏になったら、絶対リベンジする!

   
メインストリート沿いに可愛いお店が立ち並びます。中もとってもお洒落

再びアンティーク・ハンティング

2014-07-05 | アンティーク・スリフト
 今日もまた、インディアナのアンティーク・ショップ巡り。今回は、若息子も引っ張って行きました。今日は、インディアナ州40号線のケンブリッジ・シティーのお店を攻略。America's National Bywayでもある、風光明媚なルート40沿いには、アンティークショップを売りにしている小さな古い街が並んでいます。私の住む街の近辺では、このケンブリッジ・シティーに、先週、上息子と訪れたセンターヴィル、更に東へ行って、旅行の時にモカを預けてるお犬様リゾートのあるルイスバーグに、アンティーク・モールがあります。更に東へ行くと、先日、息子たちを迎えに行った、コロンバス郊外のスプリングフィールドには、とっても大きなアンティーク・モールがあるそうなので、是非とも行ってみたいな。地図上ではコロンバスって、ずいぶんと遠いような気がして躊躇してたけど、先週末にスプリングフィールドまで行ってみたら、高速一本で意外と近く(?)、一時間ほどで行けてしまったので、近々、噂の巨大アンティーク・モールに行ってみるぞ!

  アンティークなんか興味ない~、という若息子ですが、実際に行ってみれば、古い剣や銃を触ってみたり、古着の毛皮のコートを羽織ってみたり(右の写真)、それなりに楽しんでみた模様。今回の上息子の収穫は、1914年発行の速記の本。今でも議会や法定では速記者が活躍していることもあるらしいですが、タイプの早打ちや音声返還記録システムに完全に取り替られる日も近いのではないかと思います。だから、息子世代には速記は過去の産物的で面白いのでしょう。

 私は、アンティークじゃないと思うけど、何故かモールの隅っこで密やかに売られていた、頑丈な作りの木の机。冬になったら、またキルティングを再開したいと思っているので、ミシンを置くしっかりした机が欲しくてスリフトをチェックしていたのですが、奥行きは深過ぎないのに十分な横幅があり、引き出しも付いている上に、お値段もすてきな39ドル。これは嬉しい。一方、若息子は、木工細工が好きな祖父のためにと、古い木工道具を探したけど、気に入ったものには出会えず、宝物を発掘できませんでした。農耕具や普通の大工道具の骨董品は、沢山あるんですけどね。

 ケンブリッジ・シティーの大小のお店を堪能した後は、帰り道のセンターヴィルで、先週末に行ったウェブス・アンティークモールの駅構内カフェで軽食を頂きました。ここの雰囲気が、上息子も私もとても気に入ってしまったの。ケンジュン・スパイスで味付けしたバーガーを頂いたけど、とっても美味しかった!実は先述の机は、ここで見つけたもの。ここは、ファイヤー・キングやパイレックス、ディプレッション・グラス等のガラス器が豊富で、これらのお値段は良心的ですが、ロンガーバーガーのバスケットは高い!私が持っているロンガーバーガーのバスケットは全て、スリフトで見つけた超お得価格でゲットしたものばかりなので、新品同様の価格だと、高いような気がしちゃう。

 でも、逆に言えば、ここのモールのガラス器の値段は、LAのスリフトとどっこいどっこいか、むしろ安いくらいなんです。私がよく言ってた、サウスベイのサルベーション・アーミーなんて、ミルクグラスには、スリフトとは思えない強気なお値段付けてたし。ここで人気のジェダイトやキャンドルウィックを大量に買って、トラックでLAに運んで、フリマで売りさばいたら儲かるかな?なんて、考えちゃった。いや、むしろ、日本で売ったらいいんじゃ?!?日本お雑貨屋さんやアンティーク・ショップのバイヤーさん、インディアナ、オハイオは狙い目ですぜv

インディアナでAntiquing

2014-06-29 | アンティーク・スリフト
 一昨日、じじばばと共にワシントンDC郊外から車できた息子たち、昨日は撃沈していた上息子に替り、今日が若息子の方が昼前になっても「もっと寝る~」だって(呆)。そこで今日は、若息子は全く興味が無いけど、上息子と私が好きな骨董品屋をひやかしに。この近辺には、気軽なアンティークショップが沢山あります。LAのアンティークショップは、何千、何万ドルもするような高級な装飾品や、ビンテージジュエリーを取扱うお店が主流で、とても敷居が高くて入れない~(><)か、蚤の市のアンティークですら結構なお値段でしたが、屋根裏や地下室でかさばってた物を一斉放出しましたー!的な、日常品が多いのも特徴。スリフト価格とまではいかなくても、LAのアンティークモールや蚤の市と比べれば格段安く、タブレットを使い、eBayではどんな値段で取引されてるのかを比べるのも面白い。やっぱり惹かれるミルクグラスもゴロゴロ転がってるし、本で観たことのあるアンカーホッキング社製の希少品も、人気が下降気味なせいか、妥当な価格がついていました。

    
農業地域だけに、アンティークな大型農具も売られています…って、買って飾るんかっ?!

    
古い駅構内のカフェの家具や壁をそのまま使ったレストラン。とてもいい雰囲気

    
骨董の斧や剣、大太鼓等を触ってハイになる上息子

      
このドヤ顔を見よ!

 私は、眠っている猫の蓋が可愛いディプレッショングラスのキャンディー・ディッシュを、上息子は装飾用のナイフを買いました。動物の形の蓋がついたディプレッショングラスのキャンディー・ディッシュ、スリフトで見つけて買ったうさぎと猫、そして装飾用のミニ犬を持っているので、4つ目のコレクションです。上息子のナイフはちゃんと装飾用の木の台も付いて12ドル弱。本当に切れるかどうか分からないけど、紋様が面白い。息子たちは今週いっぱい居るので、機会があれば、もう一回くらいアンティーキングに行きたいと思っています。今度は若息子も引っ張って!

   
左の写真、真ん中の眠り猫が私の今日の収穫です

アンティーク・ショップ巡り

2014-03-30 | アンティーク・スリフト
 昨日は一日中氷雨が降り、肌寒い一日でしたが、今日は一転して快晴です。今週末には一旦、LAに帰って、車で北米大陸横断するので、その間、犬を預かってもらうケンネルの見学ついでに、近隣の小さな町を散策しました。町そのものは本当に小さくて、特に見るものはないのですが、アンティークのお店が数軒あるので、午後のアンティーク店巡りと洒落こみました。私は古いから安い物は好きだけど、古いから高い物は嫌いなので、骨董品店巡りをしても、滅多に何かを買うことはないのですが、アンティーク・ショップは触れる歴史博物館のようで、見て回るのはとても好き。コロラドやカリフォルニアのアンティーク・ショップは、所詮は手の届かないお値段の品ばかりで、見て触って楽しいな、だけでしたが、この辺りまで来ると、お手頃価格になってるので誘惑されてしまいそう(@_@)

   
右:手前はファイヤーキングのピーチラスターですが、後ろに見えているのは日本製のミルク・砂糖入れ

   
ブース毎に粋を凝らした個性的な飾り付けも楽しい

   
古い馬車や馬具を売るブース有り、レトロなダイナーを模したブース有り


 今日、訪ねた町は、私の住む街からはお隣のNew ParisとLewisburg。Lewisburgの市民公園には、1887年造の屋根付橋が移転されてピクニック用の小屋になっています。「マディソン郡の橋」で日本でも有名になった、アメリカの屋根付橋、この周辺にもいくつか保存されていますが、やはり橋に掛かっていてこ価値があるわけで、こんな風に野っ原の真ん中に置いてあっても有り難みがないような気がする…
  


橋の内部の窓からの風景。春は近いかな?

ビンテージ!

2014-03-23 | アンティーク・スリフト
 寒さに負けて、どこにも出かけず、本日の予定は、夜8時から「軍師官兵衛」を観ることだけ。期間限定の日本語放送なのにハマちゃったらどうするよ??昨日、インディアナ州の観光オフィスに立ち寄って、パンフレットを貰ってきたので、ぬくぬくベッドに潜って、暖かくなったら行きたいところをチェックです。国内でも比較的入植の早かった地域なので、歴史保存地区や古い建物も多くて、いっぱい写真を撮るのが楽しみ。アンティーク・ショップ巡りもしたいな。

 実は昨日、映画の前に少し時間があったので、同じモール内にある屋内フリーマーケットを覗いてみました。食料品にノベルティー商品、衣料品に家具、散髪屋さんまであって、フリーマーケットの名の通り色んなベンダーが入っていましたが、半分近くは、アンティークと言えないこともない雑貨屋さん。骨董品屋というよりスリフトショップのような品揃えですが、長い間、屋根裏や台所の棚の奥で忘れられていたような、気取らないビンテージ品が一杯で、眺めて回るのは、とっても楽しかった!一時に比べれば人気は翳ったとはいえ、まだまだカリフォルニアのスリフトではいいお値段がついていたファイヤーキングも、ここでは古道具価格でした。マメに覗いていると、掘り出し物に出会えるかもしれません。

 未だに仮住まいなので物を増やせないのですが、「ピーナッツ」の作者、チャールズ M.シュルツ氏の一コマ漫画「Young pillars」の1958年発行版が$2.99だったので買ってみました。名前は知ってたけど、実物を見るのは初めて。シュルツ氏が、教会発行の雑誌に連載していた漫画なんだけど、ピーナッツの面々が大学生になったような登場人物たちが愛おしい。もう一つ買ってしまったのは、Glasbake製のミルクグラスのマグ。「Love is another name for Mother.(愛とは、母のもう一つの名である)」という言葉と、レトロな絵柄が可愛いくて一目惚れの衝動買いです。これで毎晩、フォームカップでお茶飲まなくて済むわ~ 一ヶ月分の生活必需品を持ってきたつもりが、スーツケースの中は何故か歯ブラシが数本入ってたり、水着が紛れ込んでたり。寒中水泳でもするつもりだったのか、自分?そのくせ毎日使ってるコップや、寒冷所で必需品の帽子を忘れてきたり(←来て直ぐ、ウォル・マートで今時珍しいほどダサい毛糸の帽子を買いました。Coolの逆だけに温いです)、緑茶のティーバッグを持ってきたつもりが、どこでも売ってるリプトンの紅茶だったり…orz

見せびらかす。$3.99でした


 手作りバスケットのロンガーバーガー社のお膝元に近いだけあって、ビンテージも含めロンガーバーガーのバスケットは沢山あったけど、こちらは流石に結構なお値段(><)オハイオ州都コロンバスから一時間半ほどにあるロンガーバーガー本社のビルは、バスケットの形をしているので有名。自分でバスケット作りの出来る体験コースもあるそうで、夏になったら行きたい!マイ・バスケット作って、巨大バスケットのビルの前で記念撮影したい!

安い!値引き!タダ!

2013-07-26 | アンティーク・スリフト
 今日、明日は、グッドウィルの在庫一斉処分(?)、衣類は全て2ドルの日!いそいそと、お出かけ、お出かけ♪とスキップしつつ、近くのグッドウィル4店を巡回したのは言うまでもない!シンプルなデザインの萌黄色のシルク・ブラウス(結構なお値段のオリジナルの値札が付いてた。勿体無い)、アン・テイラーの黒のジャケット(冬になったらベルベッドのドレスと合わせてお出かけするの… なんだけど、どこに行くよ??)、上息子が欲しがってたのでトレンチコート(中二病丸出し)、それに隣のトーランス市のグッドウィルでなぜか息子たちの通う学校のパーカー(新品なのに)があったので、何となく居た堪れなくて、これも買いました。実は息子は同じパーカーを持ってるんだけど、ま、いくつあってもいいでしょう。学校のオリジナルグッズって、PTAの資金集めを兼ねてるから結構高いんですよ。どんな経緯を経て、グッドウィルに寄付されちゃったのかなぁ?

 家に帰って息子がトレンチコートを試してみたら、ポケットに「Made in Japan カシミア100% ドライクリーニング」のタグがくっついたままののマフラーが入ってました。このコートを寄付した人、後から、あれ?あのマフラーどこ行ったっけ?って探したんじゃないかしら。このマフラーにはもう一つ、Chritian Diorのタグが付いてるんだけど、クリスチャン・ディオールって日本のメーカーだったの?このコートだけでも、ちゃんと袖まで着いた取外し可のウールのインナーが付いており、仕立てがよいのかスタイルもかっこよくて、2ドルは超破格なのに、カシミアのマフラーまでついてくるとは、良い買い物をしたと思うんだけど、いかんせん、このコートを着こなすには、身長168cmの息子は、大急ぎであと10cmほど背が高くなる必要があるのだった。早く背を伸ばさないと、このコートは父ちゃん(身長180cm)に奪われちゃう可能性大でしょう。焦って牛乳飲むよろしwww