わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

静かすぎるハロウィーン

2016-10-31 | 田舎暮らし
 私の住む街には、何箇所かハロウィーンに子供達が集まる特定の通りがあり、街中の子供達が押しかけます。LAサウスベイのご近所にも、キャンディー・レーンと呼ばれるクリスマス時のイルミネーションが有名で、12月になると大渋滞になってしまう通りがあり、そこはハロウィーンにも大いに盛り上がっていました。LA市内に住んでいた時は、お隣の筋が正に「ハロウィーン」通り。子供達と練り歩くのも楽しかったし、ついでに私が住む通りにも寄ってく子たちが多くて、お菓子を配るのも楽しかった。コロラドでは、この時期はもう大雪なので、学校でハロウィーンの仮装でパレードをして、街のスーパーが、Trick or Treatの場所になって、通路ごとに仮装した店員さんがお菓子を配ったり。テキサスでは、住んでたコミュニティーが結構な「ハロウィーン通り」で、わざわざ車で来る団体もいたりして、とっても盛り上がりました。魔女の格好してたら、近所のよちよち歩きのお嬢ちゃんに怖がられ、その後も私を見ると「まだ魔女がいるっ!」とまじで真剣に怖がられてしまったのは、悲しくも可笑しな思い出。

  で、今、私が住んでる通りって、小さい子供も何人も住んでるんだけど、みーんな他所に行っちゃって、通常以上に閑散としてるですよ。何時もお世話になってるお隣さんには、日本のお友達が送ってくれたペコちゃんのチョコや、小さなおもちゃなんかを袋に入れて、朝からお孫さんに上げてねーって、渡しといたんだけど、夕方になったら人っ子一人歩いてないよ。去年、一昨年はそれでも、同じ通りに住む子供達が、「ハロウィーン通り」に出陣する前に、お菓子を配る機会があったので、今年もキャンディー買ってたんだけど、誰も来ないよ。このチョコの山をどうしたらよいのでしょうか?!?

LAの息子らはと言うと、流石に、お菓子をくれなきゃイタズラするぞ、のトシではないとはいえ、友達同士で仮装して集まったらしい。なんやかんやで、何時もつるんでる顔ぶれだけど、取り敢えず、やることと集まる場所は同じでも、仮装だけはするんだねw 左が、わにおの送ってきた若息子と友達の扮装。一応はペアになってて、アメコミのキャラらしいが、何かは全く分からない。若息子に聞いたら、「知らないの?◯◯だよ!」って教えてくれたけど、あっという間に忘れてしまった...ってゆーか、君たち、その格好はプロムに行った時の格好にマスク足しただけ+伊達メガネ(?)かけてシャツ変えただけに見えて仕方がないんだけど、私の気のせい?

日本の3倍?!?

2016-10-28 | 田舎暮らし
 夏休みに日本に行った時、帰り間際に成田空港の無印良品で買った文庫本サイズのメモ帳が、思った以上に使いやすい。やっぱ、文庫本サイズが日本人にはしっくり来るよね。紙の質も、日本のんはアメリカのとは比べ物にならないほど上質で書きやすい。でも、そろそろ使い切ってしまいそう。もっと買っとけばよかったなぁ、と、思いつつ、アメリカの無印良品(MUJI)の通販サイトを見たら、やっぱ文庫本サイズは取り扱ってない。でも大丈夫、アマゾンさんなら!と、チェックしたら、やっぱりありましたよ。さすが世界最大のマーケットプレイス。

しかし


 日本で250円のものが、アメリカじゃ$7.40!そりゃ国際便の郵送料が上乗せになるのは分かりますが、それにしても高すぎるんじゃない?ぼったくりなんじゃない?ウシジマくんなんじゃない?



 日本の本をアメリカで買うとすると、大体お値段は二倍なのね。でも、この頃は電子書籍で日本と同じお値段で買えちゃうから、紀伊国屋、旭屋、三省堂が軒を並べていたサウスベイの本屋さんは全滅しちゃったですよ。でも、こういうスキマ的商品を海外から取り寄せるには、それなりに払わねばならないのね。日本からフィギュアを買うのが高いとお嘆きのオタクな皆様の痛みを、私も知ったわ…

史上最低の大統領選挙

2016-10-27 | アメリカのニュース
 史上最低の呼び名高い、今回の大統領選挙、毎回、大統領選には熱くなって、このブログでも「アメリカの選挙」なんてカテゴリがある私ですが、今度ばかりは正直、興味が無いというより、むしろ見て見ないフリしたい。一度目の討論会は、トランプの声とネチャクチャした話し方が開始5分経たないうちに我慢できなくなり、2回目は最初の質問を聞いた途端にギブアップ、3回目は最初からチャンネルを合わせる気にもなりませんでした。

 私的には兎に角、トランプとか冗談じゃないと思っているので、ヒラリーさんに勝ってもらわねば、というスタンス。アメリカだけじゃなくて、あのおっさんは世界に毒だと思ってる。

 私は日本国民で、アメリカの市民権取得者ではないので投票はしませんが、米国生まれの息子たちは、今回初めて大統領選に投票します。二人とも、民主党候補のバーニー・サンダース氏を応援していましたが、予選でヒラリー候補に負けた今は、トランプを阻止するためにヒラリーを応援しています。

 自らを民主的社会主義者と評し、ユダヤ人であるサンダース上院議員は、若者層に圧倒的な人気がありました。上位1%の富裕層が全米の富の3割以上を所有している現状に対し、「我々は99%だ」と訴えた、2011年の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」デモに賛同する世代に、サンダース候補者の行き過ぎた資本主義への批判は、熱狂的に受入れられました。

 公立大学授業料の無料化、連邦最低賃金の時給15ドルへの引き上げ、公共国民健康保険機関創立等、その資金は一体どこから??って、気もしたけど、徹底して拡大し続ける格差に反対する姿勢が、多額の学費ローンを背負い、学位は得たけど職がない、将来に不安を抱え、格差に不満を感じる世代の心情に訴えたのでしょう。

 ヒラリーに敗れてしまいましたが、接戦を繰り広げたバーニーズ候補は、自由貿易によってアメリカ人の職が奪われているとして、TTP(環太平洋パートナーシップ協定)にも反対していました。そのせいか、自分も、国務長官時代にその批准に協力していたはずのヒラリー候補も、反対している。天上天下アメリカ唯尊のトランプが、NAFTAやTPPに反対するのはともかく、ヒラリーよ、お前もか、になってる。

 ホントのとこ、TPPに批准したほうが、農産物や牛肉をガシガシ売れて、農業国のアメリカにはお得だと思うんだけどなぁ。製造業の雇用が減ったのはNAFTA(北米自由貿易協定)のせいだ!ってのも誤解で、過去の統計を見ると、NAFTAの前からアメリカでの製造業の雇用はじわじわーっと、しかし確実に減ってきてた。あんたら、人件費ばっか高くて、そんくせ品質のいいものが作れないんだもん、そんなん、安いメキシコに出すわー

 メキシコや中国に出したら、人件費の分は安いけど質が悪いこともある。そしたら今度は、機械に任せるわー(関連する記事はこちら)。製品が安定するし、祭日も夜も文句言わずに働くしー、って方向に向かうのは、しゃーないんでは。

 選挙の行方の鍵を握る重要州の一つのここ、オハイオも、かつては製造業で栄えていました。でも今では主要都市以外はさびれていく一方で、人口も減少しつつあります。ここでの「99%」は、同じアメリカ国内でのシステム的な格差ではなく、外国人や移民に仕事を奪われたという不満を持っています。ご近所中、トランプ支持の看板だらけで、やんなっちゃうよ。あんたら、本当に米国軍の総指揮官が、あの胡散臭いおっさんでもいいんかい??


長文におつきあい下さり、どうもありがとうございました。

鹿の味

2016-10-26 | 田舎暮らし


 

 


 迫力ある動物の剥製のジオラマが並びび、まるで自然博物館のようですが、違いは狩り、狩られている場面が多いことでしょうか。ここはミシガン州にあるアウトドア専門店のCabelas店内です。とにかく広い店内に、キャンピング、釣り道具、猟銃、ボウガン等々、ありとあらゆるアウトドア・スポーツ用品が並びます。

 アメリカで「スポーツ」といえば、釣りや狩猟のことです。テキサスに引っ越した時、新しいお隣さんに、その隣のご主人は「スポーツ・マン」だと紹介を受け、野球やらサッカーやらするんかなと思ったら、夏はボートを引張って湖へ繰出しフィッシング、秋・冬は猟銃で鹿狩りを楽しむ人でした。ある日、犬の散歩してたら、死んだ鹿を積み上げたピックアップで帰ってきた時は、相当びっくらこいだ。

 そのご近所さんのお裾分けで、BBQした鹿肉をご馳走になったことが何度かあります。内心は、ひえ~!ですが、円満なご近所付き合いのために笑顔でいただきました。赤身が多く、味的には癖もなく、普通に食べられる感じでした。もう10年以上も前だから、イマイチ記憶が薄れているのですが、まぁ、思い出に残るほどの強烈なものではなかったと。

 食べ物に困ってるわけでもないのに、楽しみでの狩猟には抵抗がありますが、増えすぎもまた問題なのだそうだし、ちゃんと肉も食べるのなら、趣味と実益も兼ねて許されるのでははないかと思っています。でも、トロフィー目当てなのは嫌い。

 この店の近くのチェーン系レストランでランチを頂いている間、いくつもあるテレビのうち、丁度私の前にあったTVでは、ハンティングの番組で、延々、エルクを撃ち倒すという内容でした。コロラドに住んでいた頃、街にエルクが沢山居て、庭先に群れがいることも珍しくなかった私としては、あんまり良い感じしない。大きな雄鹿を仕留めて、素晴らしい角だわ、なんて笑顔のハンターたちに「お前らが撃たれてろ!」と思っちゃいましたが。でも、エルクさんなら立派なトロフィーになるけど、こいつらじゃあ、肉にも飾りにもならないタダのゴミだねぇ。

高速沿いにも秋の色 おまけ:アン・アーバーの絶品ラーメン

2016-10-25 | グルメ
タイトル↑入れる時に「こうそく」って打ったら、いきなり「拘束」って出た。嫌な感じの学習してるな、私の職場普及PC…

 ミシガン州アン・アーバーに来ているのですが、今日も紅葉が美しかった。休憩ストップでも、小さな雑木林が色とりどりに色付いて綺麗。気温も未だ日中は着込まなくても気持ちのいい程度だけど、蚊はぐっと減ったし、秋の青く高い空、赤、黄色、橙色の紅葉、刈り取られる前のとうもろこし畑は金色で、一番いい季節だと思います。でも、この地域の秋は短いので、たっぷり楽しんでおかなくちゃ!
   

   
I-75のRestStopにて。アメリカにも道の駅があったらいいのに~

 
 ところで、アン・アーバーはミシガン州立大学のお膝元、ハリウッド映画やドラマに出てくる大学街のイメージぴったりな素敵な街です。歴史を感じさせる重圧な建物が立ち並び、昔の名作を上映する歴史的な映画館やおしゃれなカフェやレストランの並ぶダウンタウンには、大学のロゴの入ったTシャツの男の子たちや、ミニスカートの女の子たちが繰り出し、街角の駐輪用のフレームにカラフルなマウンテンバイクやストリート・バイク、ポニーテイルを揺らして軽やかに駆け抜けていくスレンダーなアスリートのお嬢さん…

 そうよ、私が憧れて留学しに来たのは、こういう街でのキャンパス・ライフだったのよ。あたしが通ったアメリカの大学その1は、山ん中で学校以外何もなかった。敷地面積では全米一番(構内に天然湖、ゴルフ場、酪農場に乗馬コースがあったからねぇ…)だけど、ダウンタウンは急な坂に沿った1ブロックだけ、ディナーの選択肢は、構内のカフェテリアしか選択肢なし。そして、アメリカの大学なら凄く盛り上がるはずのフットボールは、全米最弱リーグなんで、殆どの生徒は興味なしw スタジアムの中より、外壁に設えられたロッククライミングの壁を登ってる学生の方が熱かった。そして、大学その2、3、4は逆に、都会の街中過ぎて大学街って雰囲気じゃなかった…orz って、書いてて、ふと自分は一体いくつの大学に通ったんだって数えたら、日本のも含めると5校だったわwww

 なので、アン・アーバーを訪れると、ステキ、素敵すてき~っ!と、若い頃のあこがれを思い出して、テンションが上がってしまいます。あー、こんなキャンパスライフ送りたかったわー。週末はスタディアムで自チーム応援に熱狂したり、おしゃれなカフェにノート型PC持込んで友達とお勉強したり、試験が終わったらバーで乾杯とかしたかったわー。夜はオフキャンパスの名作座で古い映画観て、アイス食べながら観た映画のこと喋ったり。5つも違う学校行ったのに、そんなん全然なかったわー

 も一つ、アン・アーバーには、フレンチ・シェフによるラーメンのお店、Slurping Turtleへ行くのが楽しみなのです。おしゃれなカフェバー風のレストランで、ちょっと捻ったラーメンが楽しめるのです。本格的な日本のラーメンを期待すると失望するかもしれないけど、フレンチ・フージョンなラーメン、LAやNYにもない味で、私は大好き。今回は担々麺食べたけど、具の肉団子も美味しいし、スープのピリ辛具合も私の好みにぴったり。そして、チューハイは焼酎率高くて美味しい(一応は出張中なんで字を小さくした)

街の中のオアシス・Cox Arboretum

2016-10-23 | Museumsとイベント
 犬は相変わらず、つま先歩き。家でゆっくり養生させて、私は「No Pets Allowed(ペット立入禁止)」なので、今まで行ったことのなかったコックス植物園(Cox Arboretum)に行ってみました。いつも行くデイトンのメトロパーク・システムの一つで、環境教育や持続可能なガードニングの研究を行う施設でもあります。石畳で舗装された遊歩道や教育センター、モネの橋が掛かる池、そして物見台が設えられた、街中のオアシスで、沢山の家族連れや高齢のカップルが、ハイキングを楽しんでいました。

 私の目当ては、81段の階段を登ると、周辺のマイアミ・ヴァレー地域一帯が見渡せるという展望台。秋色の景色を見晴らすのは、さぞやステキだとうと期待していたのですが、修理中で立ち入り禁止なってました なによー!だったら予め、ホームページ等で通知しといてよー(ブーブー)次の機会にお楽しみ下さい、って看板が掛かっていましたが、ここまで来るまで小一時間掛かるし、犬禁止じゃなー 

  
モネの橋とビジターセンター

        
左が目当てだった物見台。オレンジ色の柵で囲まれて立入禁止

  
あっちもこっちも黄金色


お天気よくて亀さんも輝く


 ところで、遊歩道の傍らにひっそりと生えていたこれ、うちの裏庭で2年連続、猛威を振るい、昨日も熾烈に戦ったフキもどき(セイヨウフキというらしい)にそっくりなんですけど?公園に生えてるってことは、ちゃんとコントロールできるということなのでしょうか?もし、こやつらを管理し、所構わず増えさせずに、ひっそり日陰の暮らしで満足して頂く方法があるなら知りたい!超知りたい!!

 対応策を立てるには、まず根底原因の解明が必要。敵の正体明確化が重要かと調べてみたのですが、こやつの学名は「Petasites hybridus」、Wiki先生曰く、古代ギリシア時代から利用されてきた薬草で、『「片頭痛」「鼻づまり、花粉症」「尿管の炎症」などを改善させる効果が科学的に検証され利用されている』のだそう。実は偉いヤツだったのか?と、一瞬思ったのですが、『急性肝炎や肝不全になる可能性が報告されたため、日本の厚生労働省は2012年2月に消費者に摂取を控えるよう呼びかけた。』とのことで、やっぱ悪者じゃないか!

 でもアメリカでは、根がサプリとして普及してるのだそう。昨日だけでも、30ガロンのゴミ袋一杯分の根を抜いてゴミ箱に突っ込みましたが、これってホメオパシー療法とかでハーブ使う人なら利用法があるかも?欲しい人がいたら、いっくらでも持ってって欲しい。好きなだけとは言わず、ぜーんぶ引っこ抜いて、持ってって-!!

戦い、未だ終結の兆し見えず

2016-10-22 | 田舎暮らし
 木曜日に会社から返ってくると、犬が前足がつま先だけでピョコピョコ歩いていました。見たところ外傷もないし、腫れている感じもなければ、脚を触っても痛がらないので、骨が折れているのでもなさそう。ただ、少し熱を持っているのか、他の脚より暖かい気がするので、暫く様子見することにしました。今週末には、紅葉狩りのハイキングを予定していましたが、これじゃあ、長い散歩は無理。散歩に出る前は元気に後ろ足で跳ねてるけど、歩いていると、たまに思い出したようにピョコンピョコンになっています。芝の上など、柔らかい所は平気だけど、歩道を歩いていて、小石なんかが当たると痛いみたい。一体、何をやったんだか?

 だから今日、お天気の良い土曜日は、先週末に引き続き、裏庭の雑草と戦う!週の半ばに雨が降ったので、雨降って地が固まる前に根っこを引っこ抜く!!

 例のフキもどきは地中に頑丈な根を張っており、太い根は直径が3cm弱もあります。ショベルで掘り返して、ある程度露出したら引っ張るのですが、勿論、完全撤去は無理。少しでも減らしておいて、春先に芽を出し始めたら、手押し耕運機を借りて、殲滅を図っています、鬼畜の所業だね。ふっふっふ… なにしろ、個々の所ずっと、植物にかぶれて手がカイカイ、ガサガサなので、恨みは深いのだ。来年の初夏には、立派な揚床タイプの畑になってご披露できる日を夢見ております。

実は上には、私世代にとっての恨みを根に持つ人No.1、我こそは玉梓が怨霊画像を入れたかったんだけど、画像検索したら、玉梓ちゃんが萌えキャラになってて脱力しました。恐るべし、日本人…

研究者は泳ぎが得意でなければならない

2016-10-20 | 時の話題
 西之島。小笠原諸島に属する目立たない無人島でしたが、2013年に海底火山の海面近くの噴火口からの火山噴出物によって、1年以上もどんどん成長して、一気に表舞台に躍り出た子です。途中、スヌーピーそっくりになってみたり、なかなか大衆を喜ばせる術も身に着けた侮れないヤツ。


 今年の6月には、火山ガス放出量低下も確認され、渡り鳥の住処となっていることも分かっています。この西之島に初めて研究チームが上陸したことが報道されました。曰く:
テレビ朝日系(ANN) 10月20日(木)17時35分配信
 3年前から始まった噴火で島が拡大した小笠原諸島の西之島に噴火後、初めて研究チームが上陸しました。

 19日のうちに西之島の近海に到着していた東京大学など14人の研究者を中心とした調査チームは20日朝、西之島に上陸しました。噴火で生物の大部分がいなくなった後、新たな生態系ができていく様子を調べるため、外来種が入り込まないように途中から泳いで上陸したということです。調査チームは噴出した物を採取するほか、地震計や海鳥の生態調査のための録音機器の設置も行い、26日に横須賀に戻る予定です

泳いで
泳いで

大事なことだから、二度言いました

 太平洋の真ん中で荒波に揉まれてる島に、泳いで上陸って、一体どんなネイビー・シールズですか?研究者、凄すぎでしょ。「研究者」って、大学の研究室で、白衣着て、黒縁メガネ掛けてそうなイメージだけど、実は映画のインディアナ・ジョーンズやラングドン教授みたいに、アクション派でなきゃ務まらないのね。おみそれしましたm(--)m

秋の色・天空の砦

2016-10-19 | 田舎暮らし
 仕事で、夜も開けない朝から北へ向かいました。ここ数日は素晴らしい快晴で、夏に戻ったかのような気候でしたが、今朝は朝から深い霧。そして、ほんの一週間ですっかり紅葉が色づいて、先週、同じ時間に同じ道を来た時とは、全く違う光景。深い霧の上から突き出た巨大な製鉄所は天空の城ならぬ天空の砦の趣。霧の彼方に昇る太陽、浮かび上がるような木々のシルエットが幻想的でした。

 山上でもないのに、地平線まで続く霧や、そこから突き出た工場の輪郭は、広大でひたすらまっ平らな、中西部だからこそ出会える風景です。高速走行中に見える光景なので、写真で残すことは出来ませんが、印象深く、ずっと記憶に残りそうな気がします。


ご近所もすっかり秋模様


手と脚にきています

2016-10-16 | 田舎暮らし
 夏が過ぎ、すっかり秋めいて涼しくなったなぁと思った頃に急に暑くなることを、アメリカではインディアン・サマーと呼びます。この情緒ある言葉も、昨今のインディアンとかレッド・スキンズなんてのはだめ!って風潮のせいか、余り聞かないフレーズになりましたが、昨日はまさにその「インディアン・サマー」でした。先々週、先週と、朝方は寒いほどで、すっかり秋だなぁと思っていたのに、朝からお日様サンサン、昼前には27℃を超える陽気に。

 せっかくのお天気、家の中にいるのはもったいない!そこで、ずっと気になっていた、裏庭の雑草退治に励みました。一日を通してお日様が当たる一等地を占領しているフキもどき(その正体は、未だに謎)をザクザク刈って、太い根を掘り出し、地面に根を張った蔦タイプの雑草をひっこ抜いて、私の背丈以上に育った、塀沿いの雑草を短く切って、根っこを抜き… ここは以前から、耕して揚床式の畑にしたいと思っていたのです。

 庭は見違えるほどにスッキリしました が!今日は恐れていたとおり、身体がボロボロですよ~



 右手はむくんでパンパンだし、足は棒。背中も張ってるし、太腿が筋肉痛で座る度に痛い。いや~ね、トシ取ると…orz こういう時は、ゆっくりお風呂に浸かって、筋肉を解したいんだけど、給湯器が小さくて湯船の3分の1も満たさないうちにお湯がなくなっちゃうのだ。近頃はアメリカでも、日本みたいに追い焚きもできて、シャワーを浴びてる途中にお湯が出なくなるなんてことのない湯沸かし器タイプも売り出すようになったけど、田舎のここいらじゃ、とんとお目にかかりませんよ。

 LAだったら岩盤浴が出来る。そこまで贅沢を言わなくても、ちょっと都会なら、日本のスーパー銭湯にちょっと似たような韓国式銭湯があって、お湯に浸かって、サウナで汗流して、垢すりしてもらって、オンドルで寝転べるんだけど、うちの周辺、車で5時間以内に一軒もないわ!

 せめてコロンバスかインディアナポリスにあったら、遠征するんだけどなぁ…