わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

サラガ 

2017-09-30 | アメリカの街の暮し
コロンバスの北東にある食材店、サラガに行ってみました。インターナショナル・マーケットと称していますが、アジアと南米の商品を取り扱っています。店内には、メキシコ、ネパール、インドの屋台職を出す軽食店や、眉毛トリム、メキシカンのベーカリー、謎な雑貨・洋装・タバコ屋さんまで。雑然としたジャングル・ジムズ(ただしヨーロッパ製品は無し)、エスニックなマルカイ本店って感じかな?

 コロンバスの北西、ダブリン市は日本人の住民が多く、日本の食材を扱うTensukeがありますが、こちらは、かなりお値段が高めの設定。だいたい通常、日本の3倍、LAの倍のお値段です。Saragaは、どっちかといえばLA価格に近い。


こうして見ると整然としてるのに、何故か雑多な印象を受ける


この、何でもありさが、そう思わせる?


イカ印の魚ジュース… ニョクマム的な何か?

 安くはないけど、目が飛び出るほどでもなく、直接日本からくるものは、それなりのお値段だけど、冷凍食品やラーメン等の乾物系、薄切りのお肉やお野菜がテンスケより安い。国ごとに分かれているわけではないので、店内を気を付けて探さなきゃなんないけど、見たこともないもの、何に使うか全く謎なものがいっぱいあって、中華系やらインド系やら雑多な香辛料が混ざり合ったエスニックなにおいが漂い、色んな言語が飛び交って、まるで不思議の国みたいで楽しい。


日本の食パン500円。高い


チリ風味のポン酢って日本にもあるの?

 私の今日の第一目的は梅干しと納豆を買うことでしたが、私は正しい大阪のおばちゃんとして、カバンの中やオフィスの机に飴を常備し、「あめちゃん、食べへん?」と尋ねるのを常としているので、日本の飴がセールになっていたのが、たいそう嬉しかったです。やっぱねー、あめちゃんは日本のんが一番おいしいと思うの。あ、それから、パン!日本のパンは世界一ぃ!

Lego Ninjago

2017-09-24 | 映画・ドラマ・本
 友達のいない少年、いじめっ子に追いかけられて不思議な小道具屋に紛れ込む。そこで、ジャッキー・チェン演じる主人が、少年に物語を語り始める…という、絶対、前に何度か見た記憶のあるシーンで始まるレゴ映画3作目。今までの単発作品とは違って、TVシリーズの映画化なので、対象が絞られてる感じ?週末のお昼過ぎという時間帯だっか性もあってか、小学校お低学年くらいの子供連れが目立ちました。

 対象が絞られているせいか、前の二作に比べると、分かり易いギャグが散りばめられて、お子様向けな感じ。でも、子供たちがノリノリで楽しんでいて、劇場まで足を運んでよかった!と、思いました。同じ列の、歓声を上げる小学校にも行っていないような年頃の男の子に、お母さんが気を使って一所懸命、静かに見なきゃ、って囁いてたけど、私は「いいよ、いいよ。楽しくってよかったね」って思った。観客の反応も、劇場で映画を見る楽しみだよね。



 ビジュアル的にも化合事なきダースベーダーとルーク・スカイウォーカーをパロった主人公と父の葛藤、5レンジャーな仲間たち等々、パクったと言うべきなのか、パロディーなのか、微妙な展開。と、なれば、冒頭の古道具屋のジャッキー・チェンも、パロディーなのか?もう、ツッコミどころが多すぎて、どこから手を付ければいいのかわからないけど、正にそれが作りて側の狙いって気もする。ニンジャなのにカンフーだし、巨大ロボットは出て来る。前2作、レゴ・ザ・ムービーやレゴ・バットマンほどの毒はないけど、ハチャメチャっぷりは健在。

 レゴ・バットマンで「血のつながりはなくてもファミリー」を謳って、今度は血が繋がってるおかげで大迷惑な息子が、やっぱり家族のつながりを取り戻すというテーマで、実は前作をパロってるのか?自分パロなのか??と、もう、何がなんだか(@_@)なんだけど、ちょこまか動くレゴは可愛いし、カラフルな画面は楽しい。レゴのキャラクターは、前に咲く徳田ベルト、ずっと表情豊かで、動きも滑らかなんだけど、そこが却って「レゴらしさ」から離れてるって気もしました。しかし、最終兵器がアレとはwww

 もー、作ってる側がノリノリで楽しんでるんじゃないかな。なんだか観終わった後、狐につままれたような気になったけど、結局は作り手側に、いいように翻弄されたのかも。実は、この映画って凄いのかも???

 レゴ映画は次に何を出してくるのか?レゴセットのシリーズを鑑みたら、海賊かな?それとも中世の騎士?でも、きっとまた、いいように予想を裏切ってくれると思います。そして、ぜひ次作でも、この妙なハイテンションをキープしてて欲しい。

コロンバスのオクトーバーフェスト

2017-09-23 | Museumsとイベント
行ってみました。

 イベント入場は無料だけど、駐車場に10ドル。高い。会社の人に評判を聞いてみると、「大したことないから、期待しすぎないように」と言われたのですが、まぁ1回くらいは行ってみるかと。


雲一つない青空でした。暑かった…


 この近辺のオクトーバーフェストとしては、デイトンの方が大規模で、ビールや屋台の数も多いし、美術館が主催するのでアート系の出し物も多くて楽しかったな。ボランティアはただでイール飲み放題だし(←これだ!)

 デイトンでは、コロンバスのジャーマンビレッジの名店、シュミッツのソーセージとジャンボ・クリーム・パフ、モーツアルトのドイツ料理は楽しみだったけど、わざわざフェスティバルで割高なお値段で食べなくても、お店に行けるし…

  
火に気をつけて!のスモーキーと、私のランチ

 でも、ビールのテイスティングができるのは嬉しかった、上の画像のように、少しずつ5種類のビールを試せます。ビールだけの味と、食べ物と一緒の時の味って違うんですよね。ビール単体なら、軽くて色の薄いのが美味しいけど、食べ物と一緒だと、ちょっともっさりしてるかなと思ったのが、まろやかで美味しかったり…

 クラフト系のビールが、レストランのお料理と一緒に楽しめるのは、フェスティバルならではの特典ですね。お腹もいっぱいになったし、二度回りたいほどの催しもなく、一時間ちょっとで会場を後にしました。え?飲酒運転??それは言わないお約束www

犬好きの見た「僕のワンダフル・ライフ」

2017-09-22 | 映画・ドラマ・本
 原題は「Dog’s Purpose(犬の目的)」。全編、犬が出ずっぱりの、犬好きの、犬好きによる。犬好きのための映画。逆に言えば、ただ画面に犬がいるだけで幸せになれる人以外には、冗長な二時間だと思います。犬好きのための、と書きましたが、正直、ドン引きする場面や設定があって、ベストセラーになった原作の作者は、本当に犬が好きなのかな?特定の犬は好きだけど、犬全体にメロメロというタイプの犬好きではないんじゃないか、と、思いました。

この映画、アメリカでは公開直前に、撮影中に嫌がる犬を何度も川に突き落としているビデオが出回って、結果、ひっそりと終わってしまったのですが、その後、調査の結果、この糾弾ビデオはわざわざ、犬が虐待されているように見えるよう編集されていたことが判明。なんか、闇が深そうですが…


 今月末の日本公開に向けた予告が、超絶ネタバレなのだそうで、こちらもネタバレ全開でいきますが、まず、路地裏で野良犬の子として生まれたばかりの可愛い雑種仔犬が、いきなり野犬狩りにつかまって殺処分。ボーゼン… パピーミルで、ゴールデン・リトリーバーとして生まれ変わり、暑い車の中で死にかけているとkろを助けてくれたのが、少年イーサンとその母親なのですが、いきなり路上に停めてある車の窓をぶっ壊し、犬をそのまま連れ帰る。まぁ、気持ちはわかるけど、これって犯罪じゃ…

ベイリーと名付けられた犬は、イーサンと共に成長し、幸せな日々を過ごします。イーサンはアメフトQBとして活躍し、可愛いガールフレンドと楽しく過ごしていましたが、そんな彼に嫉妬する同級生や、死後がうまくいかない父の存在が影を落とします。前途洋々だったはずのイーサンの運命は、ある日、二階から飛び降りて足を複雑骨折したことによって一転しますが…アメフト選手なんだから、もっと上手く着地できんだろ、それくらいで大怪我すんな、と、思わずツッコミ。 

老衰で死んだベイリーは、警察犬に生まれ変わって、妻を亡くして鬱になってるハンドラー、カルロスと共に大活躍。ジャーマン・シェパードに生まれついたら、何度も犯人逮捕に協力したり、行方不明の子供を探し出して褒賞を受け、素晴らしい犬生だとおもうのですが、イーサンが恋しくて満足できない元ベイリー。孤独なカルロスを救うこともなく、ひたすら前世にこだわってる。ここは犬好きとして、すっごく不満です。

 コーギーとして生まれ変わって、女子大生の恋を取り持ちますが、ここでは、介護犬でもないのに犬連れで大学の建物内を闊歩する飼い主のマヤにドン引き。そういう学校なんだ、という説明もなく、他に犬なんか歩いてないし~!普通に常識を守り、他の人に迷惑をかけないのは、犬飼いの大前提だよ~!!誰もが犬好きとは限らない、犬アレルギーの人や(しかも抜け毛多いコーギー)、犬が怖い人だっているやん!

 ベイリー時代から幾星霜、大型犬の雑種として生まれ変わって、スーパーの駐車場で、いかにもホワイトトラッシュな(ごめん)若い女性に買われたけれど、彼女のどう見てもヤク中毒の雨の日も雪の日もいかにも貧困層の家の庭に繋がれっぱなし、とうとう捨てられますが、やっとイーサンと再会し、かつての恋人ホリーとの仲を取り持って、自分の犬としての「目的」を果たした、ってお話。

図書館で借りたDVDには、原作者のW・ブルース・キャメロンが、愛犬を亡くして悲しんでいる恋人にドライブ中に聞かせたお話が元になっているとか。だから、死んだペットは、いつかまた会いに来るよ、ってお話なのですね。私も、逝ってしまった犬たちが、毛皮を着替えて帰ってきて欲しいって思うけど、他の犬や、他の何かに転生している間にも、十分にその犬生だか何だかを堪能し、満ち足りた生を送ってほしいと思う。で、母さん、また来たよ!って、変ってきてほしい。自分が愛情を注いでいる犬(猫でも、鳥でも、イグアナでも)が、実は心の奥底で、他の飼い主を求めてるなんて哀しすぎる…

『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』や『HACHI 約束の犬』を撮ったラッセ・ハルストレム監督だけど、偏向した犬への愛が残念でした。犬たちは可愛いんだけど、幸せじゃない犬を見るのは辛い。犬は何度生まれ変わっても、他の飼い主と出会っても、自分だけを思ってくれているなんて、凄いエゴだと思う。

通訳者の悪夢、またまた

2017-09-21 | 英語
AFP=時事によりますと、
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が国連総会(UN General Assembly)で行った初演説をめぐり、イランを痛烈に非難した箇所をイランの国営放送の通訳者が角の立たないように恣意(しい)的に訳し変え、ソーシャルメディア上で批判を浴びている。この通訳者は20日、「国営テレビで自国に敵対的なことは言うべきでない」などと自らの判断を正当化した(原典:ヤフーの記事)そうです。以下、同記事からのオリジナルと訳の差:

トランプ氏:「(イランは)暴力、殺りく、混沌(こんとん)を主な輸出品とする劣化したならず者国家だ」
通訳後:「イランはイスラエルを破壊すると言っている」
(わにツッコミ:イスラエルって、どこから出てきたの?)
トランプ氏:「米国の巨大な軍事力以外で……イランの首脳が最も恐れているのはイランの国民だ」
通訳後:「米陸軍は非常に強力な軍隊で、イランは非常に強力な国家だ」(わにツッコミ:いや、これ、普通に誤訳でしょ)
(わにツッコミ:いや、これ、普通に誤訳でしょ)
トランプ氏:「だからイランの政権はインターネットへのアクセスを制限し、衛星放送アンテナを壊し、武器を持たない学生デモ隊を撃ち、政治を改革しようとする人々を投獄している」
通訳後:「イランで起きている多くのことはわれわれにとって受け入れられない」
(わにツッコミ:まとめちゃったんですね)

 国営イラン放送(IRIB)の通訳者ニマ・チートサーズさんに対する非難が、SSN上で飛び交っているそうですが、私も通訳の端切れとして、これは難しい問題だなぁと思います。上の例は確かに、内容変えすぎだろ!ってツッコミ入れたくなりますが、過激な発言を、一般聴衆に対して、どれだけオブラートに包んで伝えるか。2つの国のコミュニケーションの橋渡し役として、ニマさんも「こんなの、そのまま訳出来ねー!」と、思ったのかも。

同時通訳の場合、言語の差で、うまく当てはまる言葉が無くて説明しなきゃならなかったり、全てを限られた数秒間に漏らさずに伝えるのは非常に困難、正直、ちょっと端折ってまとめちゃうこともあります。短い発言が、長い訳になっちゃうこともありますし、逆に延々続く発言が、ころっと短い言葉で表現できちゃうこともある。正直、色々な言い回しで表現されても「ごめん、それ日本語(英語)にしたら、一言で終わるんやわ」とか、「さっきと同じにしか訳出来まへん」ってことは、実はよくある。

 ニマさんには、SNSを通して非難だけではなく、脅しもあるそうだけど、アンタ、それはあかんやろ、と思うと同時に、同情もします。ドラえもんの翻訳こんにゃくや、グレッグ・イーガンの小説に出てくる鼻腔内に挿入したら、ナノ粒子が脳を刺激して言語能力が上昇して、どんな言語も習得できるって技術が実現すればいいのに!あ、でも、その前にバベルの塔が崩壊する?

本当にトランプを良い大統領だと信じている日本人はいるのですか?

2017-09-20 | アメリカのニュース
 トランプ米大統領が、国連総会で初演説を行いました。イランやベネズエラを腐敗した独裁国家と非難し、北朝鮮に対しては、完全に破壊するしか、選択の余地はないとまで言って、会場内で聴いていたジョン・ケリー主席補佐官が「おーまいがー」状態になっている写真が、ツイッターを賑わせました。


 北朝鮮代表は腹を立てて途中退席したそうですが、各国外相の集う公式の場で、ここまで挑発し、面子を潰されたと感じた北朝鮮が、次ぐにどんな行動に出るかと、日本の方々はさぞや怒り心頭、心配であろうと思いきや、ニュースの匿名コメント欄には、拉致問題に触れたから感謝だの、満点演説だの…

 一部の扇動家の示し合わせた投稿なのか、多くの日本国民が本当にそう感じているのかどうか、私には全く分かりませんが、本当に日本人の多くが今回のトランプ演説を好意的に捉えているのだとしたら、国際感覚に大きく外れた認識だと私は思います。北朝鮮の暴走ぶりは、すでに何度ミサイルを発射し、日本近海に落ちている事からも、日本に住む人々は、大変な危機感を持っているべきだと思うのですが、海外からアクセスできるニュースからは、そんな危機感が全く伝わってこないのが不思議です。

 そんな中、今日、ヤフーで、「トランプはレイシストなのか? 【特別対談】倉山満・ケント・ギルバート・ 江崎道朗」たる記事を読みました。この記事へのリンクはこちら

 私の個人的な意見では、これは唾棄すべきほどの偏向記事であり、個人的意見をアメリカ全体の意志であるかのように騙るねつ造記事です。(少なくとも一部の)日本のマスコミが、このような方向に日本人を導こうとしているのでしょうか?

 この記事の中で、ケント・ギルバート氏曰く、「日本のメディアは、アメリカの左翼メディアの報道を、そのまま垂れ流しているだけ… アメリカのほとんどのチャンネルがリベラルで、アンチ・トランプのコメンテーターばかりを並べて、トランプ批判を繰り広げる… FOXだけは、左も出せば、右も出す。」とは笑止千万。FOXは嘲笑対象になっているほどの右派。、今年のエミー賞司会を務めた人気コメディアン、スティーブン・コルベアは、「ザ・コルベア・レポー」という、FOXニュースをおちょくった番組で大人気を博し、アメリカで不動の人気を誇る深夜トーク番組「レイトショー」の司会に指名されました。アメリカのほとんどのチャンネルがリベラルだというのは事実だとは思いますが、FOXを中道だと言い切るアメリカの知識層はいません。

 私が住んでいた、98%がトランプに投票した中西部の田舎ではFOXニュースが人気があり、ヒラリーがピザ屋をアジトに児童買春リンクを運営してるとか、娘の結婚式に国の予算を使ったなんて嘘を信じ込んでいましたが、そういやケント・ギルバートさんは正に白人至上主義の保守派の牙城、ユタ出身のモルモン教徒でしたね。

 トランプ演説後に、名指しで非難された国のみならず、多くの各国首脳が賛同できないという意見を表明し、アメリカ国民の間でも「恥かいた」という声が多い中で、拉致問題のことに触れたからよい演説だ、と、本当に思えますか?

素敵がいっぱい!カントリー・リビング・フェア

2017-09-17 | Museumsとイベント
 Country Livingという月刊誌があります。インテリアやガーデニング、お料理のレシピにアンティーク鑑定等の、数あるアメリカの女性向け雑誌の一つですが、私はこの雑誌が大好き。カントリー・リビングといっても、日本の「カントリー」を思い浮かべると、ちょっと何か違うかな?って気がするし、まさに中西部の「カントリー」生活での経験と比べると、内容はむしろ、都会に住む洗練した人達のカントリーとかオーガニック嗜好向けって感じ。

 そんな雑誌のグラビアを眺めて「すてき~」と溜息ついてる私的に、毎年コロンバスとアトランタで開かれるフェアは、この雑誌を見始めたテキサス時代から「行ってみたいな、でも遠い…」の憧れでしたが、なんか、私、コロンバスに住んでるし。いやー、運命って不思議ですね。

転がります


 フェアは金・土・日の3日間、コロンバスの明治村的な、昔の建物を集めたオハイオ・ビレッジで開催されました。入場料15ドル。ちと、高い。でも、ずーっと憧れてたんだもん、思い切って払っちゃうよ(←1800円でかなり躊躇したオノレの経済感覚が少し悲しいけど)


ハロウィーンだから、センターピースはパンプキンの山

  
ハロウィーン向けのグッズが多かった

  


アンティークのディスプレイ

 色んなお店が出て、本当に楽しかった!素敵なアンティークやクラフトはいっぱいあれど、ウチに見合うような感じじゃないし、実際に買ったのは、来月お誕生日のお友達へのお茶と、母の肩掛けだけですが、こういう雰囲気でお買い物するのが楽しい。私自身のお土産は、たくさん撮った写真と、車のフォードが出してたテントで、アンケートに答えてもらった傘とキャンバス・トート。タダなのに、かなり品質いい。しかし、日本の自動車部品メーカーに勤めてんので、会社には持っていけない「Ford」ロゴ入りwww

以下、撮ってきた写真のごく一部、特にお気に入り。アート・フェアとは違って、むしろ宣伝になるから(?)か、写真OK、むしろ推奨なテントが多いのも嬉しかった。もちろん、中にはアイデを盗まれる可能性があるからか、撮影禁止!なところもあったけど、本当に自分でもやってみたくなるようなアイデアも沢山ありました。手作りしたいな~

     



   

アメリカにも社畜は存在する

2017-09-08 | アメリカのニュース
 テキサス南部を襲ったハービーに続き、カリブ海の島々に甚大な被害を及ぼし、フロリダに上陸しようとしているイルマ、そして、その後に控えるカティアとホセ。泣きっ面に蜂、二度あることは3度あって、4度目もあるかも?な、散々なアメリカ。ついでに、お隣のメキシコでは、ここ100年で最大の地震。

 そんなアメリカで、ハリケーン時の会社対応に関する、不謹慎なジョークが出回っています。

ハリケーン時の行動規定
カテゴリー1 遅刻の言い訳にはならない。倒木等を避けるため、早めに家を出る事
カテゴリー2 横殴りの雨なので、身軽な服装で出勤してもよい
カテゴリー3 周り中が洪水なので、職場にサンダルで出勤するのは推奨されない。安全委建物まで到着できるよう、カヌー若しくはカヤックの支給あり。 
カテゴリー4 停電の可能性が高いので、事務職の従業員には手動タイプライターとロータリー電話を支給する。化粧をするなら、防水タイプがおススメ。
カテゴリー5 窓とドアが吹き飛んだ際には、社員を椅子に固定できるようベルクロを支給。生き残った人は、3時半に会議室の集合。チョコレートケーキが出ます。

 笑えないのは、このジョークに対して「うちの会社は、まさにその通り」、更には「これくらいマシ!」なんてコメントが、延々続いてること。「社畜」ってのは、日本だけの現象じゃなかったんです。ところで、漫画「社畜!修羅コーサク」面白かったわ。

地球温暖化@オハイオ

2017-09-06 | アメリカのニュース
地球温暖化は一部の科学者のデマと主張する現政権を嘲笑うかのように、1,300ミリを超える降水量でアメリカ史上最高被害額に及ぶ「100年に一度」の大被害をもたらしたハービーが去ったと思ったら、今度は「大西洋史上最強」のハリケーン、イルマがアメリカに上陸しそうです。

今日の地元新聞に出てた記事では、オハイオに住む人の半分以上が、人的な温室効果によって地球が温暖化いていると思っているけど、実際に自分に被害が及ぶと思っているのは3人に一人なんだそうです。しかし、専門家によれば、それは甘い考えだそう。気温の上昇によって、南部から害虫が北上し、水温上昇によってエリー湖に藻が大量発生し、最悪の場合、安全な水の供給ができなくなる。深刻な旱魃や気温上昇によって農畜産業は打撃を受け、地球の記録上で最高気温だった昨年には既に、オハイオ名産物の寒冷地作物の生産が危ぶまれました。温暖化の影響を感じるのはは、高い冷房代だけじゃないようです。

 専門家によると、地球温暖化とその影響を緩和するのは誰にでも出来る事だそう。例えば:
公共交通機関の利用や車の相乗り、自転車通学・通勤、電気自動車に買い替える等で排気ガスを抑制
家にソーラーパネルやグリーンルーフを設置したり、LED電球に変える。
正しくリサイクルする。
買い物にはリサイクルバッグを持参し、菜食を心掛ける。
堆肥を作る。天然資源保護協議会によると、アメリカでは40%の食べ物が無駄になってるとか Ohio Dispatch の記事は、こちらから

っつーか、引越して驚いたの、この辺ってリサイクルしないの。なんでも全部、共同のゴミ捨て場に捨てちゃうんだけど、これってすごく抵抗ある。それに、上の環境のためのおススメ行動って、10年以上前、LAに住んでた頃に聞いたのから進化してない…

ダウンタウンで食べ歩き

2017-09-04 | アメリカの街の暮し
 月曜日は、コロンバスのダウンタウンへ。目的は、東方正教会で開かれているグリーク・フェスティバルでしたが、入場料を5ドルも取るのに、内容はしょぼかった。聖堂ツアーに興味があったけど、礼拝堂に座って宗教のお話を聞く、みさもどきだったんで、なかをひととおりギリシアのパンやお菓子を買う列が物凄く長く、食べ物の屋台は沢山出てたけど、朝ご飯食べて来ちゃったので、食指が動かず。ぬかった!!教会の内部は超豪華で、子供たちのダンスは可愛かったけど、失敗した…



無茶苦茶、お金かかってそう



 祭日でお休みの店が多かったけど、せっかく来たんで、教会近くのコロンバス随一のおっ洒落エリア、Short Northをウィンドウ・ショッピングしてみた。この間、犬クマの絵を描きに来た所で、面白そうなお店がいっぱいあるなぁって思ってたの。アート地区に指定されている理由は、あちこちにある壁画。「インスタ映え」って、こういう場所のことを言うんだろうなぁ、と、ちょっと、今時の若者文化を少し理解した。


この人は昔、子供モデルをやってただけに、カメラを向けるとナチュラルにポーズをつける


決め顔もできる。こういう所は我が子ながら変に感心する


 と、元来の今日の目的だったグリーク・フェスティバルは惨敗だったものの、街を歩くと小腹が減る。次の目的地は、コロンアバス中心部の南側にある、ジャーマン・ビレッジ。その名の通り、ドイツ人移植者が定住した場所で、今も多くのドイツ風の建物のある、雰囲気の良いエリアです。ここは、美味しいカフェやらお菓子屋さんやら、甘いもの好きには堪らん一角なのだv

 まずは、ジャーマンと言いながら、フランチ・カフェ、ピスタチア・ベラ。ここはマカロンが有名だけど、ちっちゃいのに2ドルくらいするんで、未だ試す勇気(財力)がないんで、チョコレート・クロワッサンとか、エクレアとかをカフェ・オレと頂く。クロワッサン、サクサクで美味しいよ。

 続いては、古い家をそのまま古本屋さんに改造したブック・ロフト。これねぇ、日本にこんな迷路みたいに小さい部屋がいっぱいあって、日本語の本がいっぱい並んでるお店があったら、絶対、一日中、幸せに過ごせるとと思う。小腹がすいたら、今日は行かなかったけど、隣のコーヒー・ショップで、ベーグルサンドイッチ。色んな味のシロップがあって、甘いコーヒーが好きな私に嬉しい。お向かいにスタバがあるけど、私はローカルのコーヒーショップのほうが好きだな。

 息子は一冊も買わなかったけど、気になる本は、携帯で表紙を撮ってきたそうな。彼は、電子書籍にすっかり慣れて、紙の本はあんまり興味ないんだって。私なんぞは、物理的にモノが増えない、海外送料が元の本代の二倍なんて紙の本より、電子書籍に移行したいとずっと思いながらも、やっぱ紙の本が好きなので、世代の違いを感じるねぇ…


古本屋


手造りファッジとチョコのお店。チョコ好きには堪らんです