わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

街の暮し

2017-06-30 | アメリカの街の暮し
 田舎暮らしから、地方中都市の暮らしへ変わって、今日でちょうど1ヶ月…
 むっちゃ堪能してます!
美味しいもん一杯あるし、色んなイベントしてるし、お店見て歩くの楽しいし、アマゾンの翌日配達、ホントに次の日に届くし(田舎は、配達所に着いてから家に届くまで数日掛かるw)

 今日は朝5時過ぎに、LAから息子が到着。来週は、私の勤め先が一週間の夏休みなので、会社に住まわせて頂いてる今の家具付きアパートから、契約したアパートへ引越す手伝いをしに来たのです。明日は、倉庫で預かってもらってた荷物が、新居に届くはず。何しろ、前回は予約した日に引越し屋が現れず超焦ったので、今回はしつこく、一週間前に確認の電話を入れ、昨日も電話して、今日もまた電話した、いやんな客のわたくし。会社には明日出るって言っちゃったし、前の大家は出てくの遅れて怒ってるし、今度、来なかったらマジでワヤでんがな。

 金曜日は飛行機代が高いせいからか、今日からお休みの人も多いのですが、お昼は会社提供のBBQでした。ご褒美?意外と(スミマセン)豪華なメニューで、美味しかったです。しかも、抽選でアマゾンのギフトカード$50分当たった!休み直前の金曜日にきっちり終業時間まで働く社畜なマジメな私に、くじの神様がご褒美くれたのかしらv

 ホクホクで帰ったら、 せっかく道を渡れば、すんばらしいショッピングモールがあるし、中には豪華なシネコンもあるし、大きな本屋さんもあるし、母が会社に行ってる間、ゆっくり楽しむよろし、と、お小遣い(明日からの手伝いのお駄賃ともいう)渡しといたのに、若息子が寝惚けた顔して、今起きたわ~、だとwww


で、ピザとビールのお店でディナー。ピザ美味しかった。
凄い沢山の種類のビールあった。凄い混んでた。

Columbus Park of Roses

2017-06-18 | アメリカの街の暮し
 午後は、新しい会社の方々と、コロンバス市内にあるばら園を散策しました。今が盛りの花が多くて、結婚式も何組か行われており、お花もドレスもとてもカラフル。何重にも花弁の重なった豪華な薔薇あれば、一重な可憐な野ばらもあり、色も赤、白、黄色、ピンク、オレンジと様々。私は、スモーキーな感じの白いバラが一番、気に入りました…が、名前は覚えていない! 

バラの手入れや公園の運営は全て、ボランティアさんによるのだそう(@_@)


結婚式の参加者でしょうか?何やらメルヘンです


詰め合わせ、どん!


 歩いた後は、今朝、日本の食料品店に行ったから、と、なんと日本のお菓子やお茶を持ってきてくださった方がいて、日陰のピクニック用テーブルで、食べてお喋り。濃い伊右衛門茶に、源氏パイ、エイの干物(酒の肴やんか!)、どら焼き等々がぴったりで美味し~!いきなり、おやつに日本の物が出てくるのが都会やわ~

 皆で「ダベる」状態でしたが、若い人には通じなかったので、「ダベる」って、もしかして大阪弁だった?と、調べてみると、全国的な俗語で、ちゃんと英訳も出てました。漢字では「駄弁るって書くんだって。でも、どうやら今では、死語らしい…orz

ジェイムズ・サーバーを知っていますか?

2017-06-17 | Museumsとイベント
 出会いは、何十年も前に本屋さんで見つけた「サーバーのいぬ・犬・イヌ」という文庫本でした。犬大好きな私は、犬本にも弱い。とぼけた表情のシンプルなペン書きの犬のイラストと、洒脱なエッセイに、すっかりハマってしまい、米国に来てニューヨークの本屋さんで初めて買った洋書も、サーバーの「サーバー・カーニバル」のペーパーバックでした。


 私が生まれる前に亡くなっているサーバーですが、つい数年前にも、代表作の「虹をつかむ男」がベン・スティラー主演の「LIFE」というタイトルで映画されたように、そのユーモアは現代でも十分に通用すると思います。映画の方は、予告では「こんなのウォルター・ミティーじゃない…」と思ったけど、原作の真髄を受け継いだ良い映画だった。なにより、音楽が良かった。

 サーバーはコロンバスの生まれで、オハイオ州立大学を卒業しました。彼が学生の頃に家族と住んでいたのが、コロンバス美術館から歩いて5分ほどの住宅街にあるこのお家で、今は博物館として、無料で公開されています。今日は、会社の方に誘われて、コロンバスの薔薇園に行ってきたのですが、その前に、このサーバー・ハウスを訪問してみました。
   
77 JEFFERSON AVENUEの前景と、サーバーの部屋。
タイプライターは、サーバーがニューヨーカー記者時代に愛用していたもの


今は、小説家やエッセイスト支援プログラムの事務所でもあり、
クローゼットにゲストとして訪れたライターの絵やサインが。
(一般時が勝手にサインしちゃダメよw)


私が一番好きなのは「世界一醜いネコ」サーバーっぽい


サーバーが表紙を飾った、ニューヨーカー誌


 ライター支援を兼ねているので、サーバーの原画等に混じって、現在活躍している漫画家の4コマ原画が家中に展示されていましたが、サーバーだけが目当ての私には、正直、ちょっと目障りだった…

 かつてのダイニングは、売店になっていて、サーバーの本や、イラストをモチーフにしたグッズを販売しています。博物館のサポートも兼ねて、犬のイラストのカードセットを買いました。4つ並べてマット付きで額装したら、いい感じになりそうで、新しいアパートに飾れるんじゃないかって、ちょっとワクワクです。

 この後、コロンバス美術館のカフェでランチしてから、ばら園に向かったのですが、写真の整理ができていないので、ばら園の記事はまた明日。金曜日は同じ日に入社し、同じアパートで仮住まい中の方と、お向かいのモールでディナーして、すっごく楽しかったし、素敵な良い社宅なのですが、いかんせんインターネットが遅いのが玉に瑕で、記事のアップも結構タイヘンなのだな…

Columbus Arts Festival

2017-06-10 | Museumsとイベント
 オハイオに来てから、ずっと気になっていたイベント、コロンバスの中央を流れる川沿いに300以上のアーティストが集うフェスティバルに行ってきました。今までは、遠いし、車を停めるトコに難儀しそう…と、思っていましたが、今回、なんと市営バスで行きました。アメリカで公共バスに乗るのなんて、ワシントンD.C,に住んでた時以来じゃないかなぁ…

 バスって、普段、自分が通らないところを見られるので好きです。NYCに住んでいる時、マンハッタンの北端のクロイスター美術館を訪ねる時は、ハーレムを通るバスから見える光景も興味深くてエキサイティングでした。80年代のハーレムは、未だ、全く余所者を寄せない空気を保ちながら、バイタリティーと同時に空虚感が同居して、なんとも独特な雰囲気がありました。そこを、こっそり覗いているような罪悪感と、バスに乗ってくる人々との、ほんの数分の会話。ちっこいアジア人がバスに乗ってるのが珍しいのか、結構、話しかけられることが多かったのです。子供たちは人懐っこくて色々質問されたり、逆に子供に見られて「一人でどこ行くんね?」と心配されたり…

 なんだか急にノスタルジーに浸ってしまいましたが、話をもとに戻して、Artsですよ!今まで、NYC、DC、TXのオースティン、COではデンバーとボールダー、そしてLAと、色んな所で同様のフェスティバルを見てきましたが、それなりに、その地ならではの「お国」が感じられました。例えば、テキサスではカウボーイ・テーマや荒々しい作風が目立ち、コロラドは大自然をテーマやモチーフにし、LAでは、ベバリーヒルズのフェスティバルには、作品から漂う如何にもインテリア誌のグラビア写真で飾ってありそうな「おっしゃれーくて高い!」感、同じLAでも、ダウンタウンはラテンなカラフルさが席巻し、ビーチシティーはヒップ、な独特の文化というか、匂いがコロンバスでは特に感じられなかった。オハイオは、言葉も標準語に近いそうなので、アートも街も同じく、
 無臭
なの(わざわざフォントを大きくして言うことか?と、いう突っ込みはさておき)

 惹かれた作品も幾つかありましたが、何千ドルもして手が届かな~い!のは、毎度同じだけど(www)、実際に作品が売れてるのを見たのって、ここが初めてかも?オリジナルを買うと、きっと厳重に郵送で、その辺を持ち歩かないだろうから(買ったこと無いから、知らんけど)、たぶん複製品を買って、持ち歩いてる人を多く見かけたの。浅草の朝顔市みたいに、「買った鉢を持って歩くのも、また楽し」と似た、身近な楽しさがありました。

 いつも思うけど、アーティストは商売人でなきゃならないですよね。ゴッホみたいに孤高を保ってても売れないのと同じく、すてきだなと思っても、不機嫌に座ってる人がいたら買いにくいし、愛想よくて売り込み上手なアーティストさんだと乗せられそうになっちゃう。もっとも私が買えるのは、絵葉書程度だけど


川沿い公園の噴水。サカナかわいい~
お城でも鯱写真を取りまくった私は、実はサカナ好きだったのか?


 こういったフェスティバルでは、絵画以外は写真をとってもOKな場合が多いので、気に入った作品はパチリさせてもらいます。もちろん、まずは「写真撮っていい?」ってききますが。特に、アーティストご本人と一緒に写っていただければ、一番嬉しい。たいがい作品と本人の雰囲気が合ってるんですよねv


洗練された織物作品と作者の上品な女性


ポップなコラージュと気さくな作者

 えっ?!この作品群をこの人が?!?ってのも、見てみたい気もしますが、未だ、遭遇したことがないですね~。写真を撮ると、こんなん撮った、って観てもらうことも多いです。私の日本語のブログに載せても良い?って聞くんだけど、多くの場合は喜んでもらえます。でも、ネットで拡散するのは勘弁して、って人もいるので要注意。こういう会話が元で、ちょっとお喋りが出来たりするのも楽し。ただ、お話してるうちに、私も何かアートを生み出したいわ!なんて、幻想を抱き始めるので、たまに危険。


こんな風に、何百もの白いテントに作品が展示販売されてます。


素材は薄い金属のシート。ストーリーがあって面白い~


ガラスの植木鉢飾り。こんな気取らない作品も

  





ワンダーウーマン (ネタバレ有り注意)

2017-06-09 | 映画・ドラマ・本
私、この映画、好き!

 「300」以来の快作ですよ、私的に!「300」の監督で、今作のプロシューサー、ザック・シュナイダーさん、ありがとうう。スローモーから入って、急にクイックなアクション・シ-ケンスが、今回も最高でした!

 リンゼイ・ワグナーのTV版は、日本で楽しみに観ていましたし、アメリカではカルト的な人気を誇っていた「Xena Warrior Princes」も毎週欠かさず観てました。そして、あれからウン十年を経て、大画面で返ってきたワンダー・ウーマンがバシバシ、アクションを決める姿を拝めるとは、長生きはしてみるもんだ、と、オバサン、感涙だよ~

Xena、元祖ワンダーウーマンと今回のワンダー・ウーマン、ダイアナ

 ワンダー・ウーマンはコミックスでもモデルみたいな細身じゃないし、Xenaのリンダ・ロウレスも、元祖のリンゼイ・ワグナーも迫力ボディーの持ち主なので、今度のダイアナはちょっと華奢かな、とも思ってたけど、凛とした雰囲気、シャープな面立ちなのに、時折浮かぶ恋する乙女の笑顔が可愛らしくて、実に魅力的でした。今回は未だ、ワンダー・ウーマンも「乙女」なのですよ~

 アマゾネス対ナチスのバトルも良かった!難を言えば、もっとアマゾネスのバトルのシーンがあったら良かったのに… もっと観たいよ~!と、思った。ナチスに追われて、アマゾネスたちの島、セメスキラの結界の中に入り込んでしまった連合軍のスパイ、スティーブとともに、罪のない人々を殺戮する戦争を止めるため、イコール、人間界に戦争を起こす戦いの神、アーレスを倒すために、第1次世界大戦時の人間界にやってきたアマゾンのお姫様、ダイアナが「ワンダー・ウーマン」に成るまでが、ダイアナとスティーブの恋愛を絡めて描かれています。

 今作は、初の女性ヒーロー(あえてヒロインじゃなく)映画を、女性監督が撮る巨額予算の娯楽対策という面からも注目された作品でしたが、女性監督ならではの細やかな演出や、女心の描写が上手いと思いました。ダイアナの恋する乙女心だけではなく、自分で毒を自分に試しちゃったドクター・ポイズンこと、ドイツ軍で大量殺戮兵器である猛毒を開発しているマッド・サイエンティストのイザベル・マル博士の中の「女性」の部分が現れるシーンが秀逸だったと思います。オバサン的には共感できる悪役でした。

 ワンダー・ウーマンのお相手、キャプテン・のスティーブ・トレバーはクリス・パイン。役名がスティーブで、演ずるのは3クリスの一人(残りはキャプテン・アメリカ、スティーブ・ロジャーズ役のクリス・エバンズと、ガーディアン・オブ・ギャラクシーのクリス・プラット)なんで、キャプテン・アメリカとえらく被ってるなぁ…と…

 しかし、ワンダー・ウーマン装束のままで人間界に来ちゃったダイアナを、スティーブはデパートに連れて行くんだけど、何を着せても魅力的すぎ!なので、黒縁のダテメガネをかけさせて「よし、これでいい!」ってのは、眼鏡っ娘好きな私には「なんでやねん!?!」でしたよ(昨今は、「ナルト・ネクストジェネレーション」のサラダちゃんが可愛くてたまらん)。

 この画像の下は、超ネタバレなんで、未見の方は回れ右してね~


 第二次世界大戦時のアーレスが、ダイアナの追っていたドイツ将校ではなく、意外な人物というのは、当然のお約束なのですが、ここはもう一つ捻って、気のいい、小柄で丸顔のオバちゃん、秘書のだったら、更に良かったと思うの。彼女は「秘書」で、「秘書って何するの?」「言いつけられた事は何でも」「それって奴隷じゃない!」という会話があるのですが、言われていることをやってるだけの全く無害なオバちゃん秘書に見えて、軍や政府の上層部に入り込んでいるのですから、えらそーな軍人や政治家たちを影で操つるアーレスの正体だった…だったら、サイコーだったんだけどな、と、思うのです。神様なんだから、オバちゃんに化けるのなんて簡単なはず。そこまでやったら、やりすぎかしら?

 そして、生き残ったドクター・ポイズンの行方も気になります。ワンダー・ウーマンはこのまま、ジャスティス・リーグに統合されて、単独シリーズがあるのかどうかはしらないのですが、是非また単独で作品を作って、アマゾネスたちの活躍を追ってほしいし、ドクター・ポイズンにも再登場して欲しい。

アパートを契約しました

2017-06-04 | アメリカの街の暮し
 1ヶ月かけて、ゆっくり住処を探します…などと言っていましたが、金曜日にご近所に住む会社の方に、近隣のアパート巡りに連れて行って頂き、二軒目で決めちゃいました。昨日、アプリケーションを出して契約金を支払い、今朝、Welcome Letterを受け取りました。今は未だ人が住んでいるので、引越すのは今月末です。つまり、実際の部屋も見ずに決めちゃったのだ。どんなお部屋かは、引越してからのお楽しみ。毎度、深く物事を考えない、Just Do It!な、わたくし。

 アパート探しの条件では、ペットOKが当然ながら最優先事項。これで選択肢がかなり制限されるし、毎月のペット家賃プラス返金なしの敷金がついちゃいますが、犬猫のいない生活なんて考えられない!続いての条件は会社に近いこと。前の家は会社まで3分で、通勤が超ラクで最高でした。今回は、3分は流石に無理でも、10分以内なので許容範囲です。お家賃は、希望よりも少し高くなってしまったのですが、倹約して頑張ります(・ω・)ノシ

 昨日は、ここに来て最初のお休み。なにしろ目前に大きなショッピングモールがあるので、遊びに行きたいのは山々なれど、ひたすらゴロゴロしておりました。ちゃんと疲れを癒やさないと、また紫斑病がぶり返して、脚が赤い水玉模様になるのはゴメンです~

 スリルに満ちた一日遅れの引越しや、出勤二日目にして車に携帯を置き忘れたので取りに行こうと思ったら、実はキーも車内に入れたままで、ランチタイムいきなり会社の駐車場まで、AAA(全米自動車協会。日本のJAFに当たります)に来てもらい失笑をかったり(←安定の私クオリティーである)、そして棲家を決めちゃたりと、波乱含みの第一週。どっぷり来ました。いやー、しかし入ってて良かった、AAA… 過去にこういうこともあったしねぇ…

 でも今日は、少しお出かけしました。先ずはGoodwillをチェックし、折りたたみ式の簡易ベッドフレームをゲット。引越し時には、若息子が手伝いに来てくれますが、ソファで寝るしか無いか…と、思っていたけど、これで一件落着。しかも、日曜日の半額セール対象だったので、$10ちょっとでした。やっぱ、Goodwillは頼りになるわ。

 その後は、今週セール中の日系スーパーへ。セールでも、高いんだけどね、ここ。日本より高いのは仕方ないけど、LAの日系スーパーの倍近いお値段。近くなっても、そう頻繁に行けるトコじゃないのですが、たまには贅沢。パックのお寿司や、飴を仕入れました。大阪のオバちゃんやからね、「飴ちゃん食べへん?」は、基本でしょ。夕食は、そのパック寿司とワインで、ごきげんなディナー。明日からも頑張るべ~

お寿司には、ドライな白か、軽めの赤が好きですが、こちら、Trader Joe'sの今週セール品、ピニョ・ノワールです。
「安い」と「セール」は、私のジャスティス


 午後は、犬の散歩がてら、向かいのモールを少し歩いてみたよ。ティファニーとか、ノーズトラムとかあんの。おっしゃれ~!大きな映画館もある。今週は会社から帰ってきたら「ワンダー・ウーマン」観に行きたいぞv