わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

物欲の日

2013-04-30 | アメリカのニュース
 重なる時には重なるもので、4月最後の今日、私は物欲にまみれたのでありました。まずは、先日にも行ったしゃぶしゃぶレストランで、お友達のMさんと待ち合わせ。お昼のしゃぶしゃぶセットは、お味噌汁がなくなって、少し減量したみたい(?)で、$7.99に値下げしていました 前に来た時は正直、私には多すぎたので調度良くなった感じ。益々、お手頃になって嬉しいっ!

 Mさんにお会いしたのは、テレビを譲っていただくためです。日本次向け個人売買のサイトで32インチのテレビが売りだされているのを見て連絡してみたら、なんと売り手がお友達だったというわけ!新しいテレビを運び入れようと、Mさんに手伝っていただいて二階の私のユニットまで来てみると、ドアの前に怪しい膨らみ。ドアマットの下にアマゾンの箱がありました。配達の方が一応隠しておいてくださったようです。一層、怪しかったけどw 実はこれ、特別セールになっていたので、その機会に使わなくなった古いカメラやレンズとトレードインしちゃったニコンのミラーレス一眼カメラ

 私がゲットしたのは、型落ちでお手頃な価格になってる、ニコン1のJ2です。ちょっと上位のコンデジよか安いよ。ミラーレス・カメラはLUMIXが評判いいみたいだけど、こちらはさすがに安くなってない。Nikon 1は正確にはミラーレスじゃないらしいけど、どうせ私は詳しいことはわかんないし、思いの外軽くて小さいのが嬉しい。これを普段、バッグに入れておく日常カメラにして、今、日常使いにしているキャノンのパワーショットもトレードインしちゃおうかな。スナップならスマフォでも十分だし、日常でパシャパシャするなら、設定はAutoで十分な場面が殆どだし。SLRを持ち歩くのは億劫だけど、スナップ写真よか色々撮りたいかな、って時に良さげ。ちょっとこれで、ちゃんとレンズ交換も出来るんだな。このサイズと使い勝手ででレンズ集める気にはならないけど。小さいから、昔使っていた銀塩レンズは兌換できないか…(父が遺したレンズが色いろあるんだな)。押入れに、若いころ使い倒したNikon F80が眠っていますが、もう使うことないだろうし… どうしよう、このレンズ達…

 写真が趣味だった亡父がニコン派だったせいで、私もニコンが好きです。すりこみ現象というより、父が新しいカメラを買うと、お下がりニコンが私に来たので、なんとなくニコンに慣れてるような気がするからなのでしょう。昔から知ってる安心感的な意味で、ドラえもんとかウルトラマンに通じるところがあるような。今度のカメラは、オレンジ色を選んでみました。J2から加わった新色ですが、キッチュでカワイイと思う。かつてはカメラといえば黒が銀色でしたが、今は色んなカラーから選択できて楽しいね。でも、カメラもレンズもオレンジなのに裏面は黒のままなの。そんな、お洒落になりきれないところも、安心のニコン・クオリティー。明日はお天気も良くなりそうなので、お仕事さえ無かったらビーチか野山に行って写真をいっぱい撮りたいけど、浪費したぶん更にせっせ働かんといかんので、ベランダで犬猫でも撮ることにします(^^;)

 ウキウキわくわくしながらカメラをいじっていると、今度はAさんから電話。会社の帰りに、私のアパートからすぐ近くの日系スーパー行くけど一緒に行かない?って。うん、いくいく、と、二つ返事でレッツ・ゴ―!お茶だけ買うつもりが、安売りしてたんでカップ麺を買う。実は彼女は、短期でお手伝いしていたペン会社の仕事が今日で終わり、明日からは、彼女本来の専門である法律事務所でお勤めなのです。それで、お餞別に(??)ボールペンをいっぱい貰ったからってって、期間限定発売品だった、色々なカラーのかわいいボールペンたくさん頂いた!ジェルペンで書き易く、発色も綺麗なの。うれしーv



他にも近所のスーパーで今日までセールのヨーグルトを買いだめ

他猫の空似

2013-04-29 | 日記
 昨日の夕方頃から霧が出始め、今日も寒い朝でした。明日は午前中は冷え込み、木曜にはまた、真夏日よりになるそうなので、この季節のお天気は本当に極端。基本的に寒いのが苦手な私にとっては、むしろ暑くなって欲しいのですが、そうなると今度は暑すぎていやん、って、きっと文句言う自分w

 他人の空似、という言葉がありますが、私は余程よくある顔なのか、あちらこちらで「私にそっくりな人」を知っていると言われます。大学院時代には、本当に私と背格好といい顔立ちといい、しかも当時掛けていた眼鏡まで似ている人が居ました。彼女はインドネシア人。初めて何かのセミナーで彼女と顔を合わせた時は、お互いに「あなたが私に似てるっていう人?!」と叫びあったくらい。自分のドッペルゲンガーを見ると死ぬっていますが、あれから20年、未だ生きております。

 人間にも似たもの同士がいますが、猫にもそっくりさんがいる。かつて、自分が猫を買っていなかった時には、毛色さえ同じなら、どの猫も皆そっくりに見えたものですが、自分が猫と暮らしてみると、猫観察力が付いたのか(?)猫の顔だけ見ても、随分と色んな顔が有るのだと分かって来ました。そして、ご近所を徘徊している黒猫が、正にうちのクロのそっくりさん。大きさ、体格、尻尾の長さもよく似ていて、この猫を見る度に、何故うちのクロが外に?!と、慌ててしまいます。同じ黒猫でも、顔立ちは様々ですが、この猫は丸顔、緑かかった薄い黄色の丸い目まで似ています。うちの飼い猫の方のクロ(実は外で出会う黒猫もクロちゃんと呼んでいますw)は、コロラドはロッキーの麓出身なので、血の繋がりはないと思うのですが、いやー、よく似た猫がいたものだ。

 黒猫同志なら、少なくとも同じ色で一層似ているということがあっても、無限のパターンの三毛猫はそういうことがないだろうと思っていたら、里親サイトの写真で、うちのミケさんのそっくりさんに遭遇してしまいました。顔の茶色と灰色が左右逆、我が家のミケは鼻が黒く、里親サイトのねこさんはピンクのお鼻という大きな違いはありますが、灰色の額に茶色が一筋メッシュなところや、目付きの悪いとこが似ています。アメリカ猫なうちのミケの姉妹(?)が日本にいたとは、意外や意外?
 

右がうちのミケ、左が里親サイトのねこさん
ミケもこのジト目をよくするんだけど、カメラ向けるとお澄まし顔するの

キューバを味わう

2013-04-28 | グルメ
 若息子のスペイン語クラスのレポートのために、キューバ料理のレストランへ行きました。別にキューバのことを習っているのでもないのに何故キューバ?なのか、先生も判らないそうですが(カリフォルニア州の教育委員会からの要項に従ったテーマなんだって)、前学期みたいに正統派メキシコ料理を作る、とか言い出さなかっただけ、母は内心で安堵の溜息を漏らすのだった。美味しかったし、楽しかったけど、準備とか色々大変だったんだもん。

 行ったのは、マンハッタン・ビーチ市にあるキューバ・レストランのベルサイユ。LA周辺に4店の支店を構える老舗です。西LAに住んでいた頃には、カルバーシティーのオリジナルのお店に月に一度は通っていました。と、いうのも、その頃、息子達が合気道を習っていて、お店が道場の近くだったのです。マンハッタン・ビーチのお店はメニューは同じでも、なーんか味がオリジナルほど絶品ではないし、脂っこい。頂いたのは、やっぱここはキューバの伝統料理でしょう、ということで、ポークと黒豆、チキンとイエローライス、そしてキューバ風サンドイッチ。金曜の夜に、お友達が送ってくれた「岩合光昭の世界ネコ歩き―キューバ・ハバナ編」を見て予習も万全(ヲイ!)

ポークと黒豆。ご飯がシトラス風味で美味しい


チキンとイエローライス


 キューバといえば思い出すのは、20年前、ワシントンで知り合った外交官の奥様は、以前はキューバに駐在していた方で、色々と面白い逸話を聞かせてくれました。そのうちの一つが、電気や水道が止まったら、他の外交官の奥様に電話して、「水道が止まっちゃって困っているの、でも心配はしていないわ。だって、ここはキューバですもの。素晴らしい公共サービスがすぐに直してくれるわ」と、英語で(←ここんトコ大事)お喋りするんだって。会話が盗聴されてるので、本当に直ぐ修理に飛んでくるらしいwww

 もし電話で「フィデルってハンサムでかっこいい!本人に会ってみたい!」って言ったら、ベルが鳴ってドアの向こうにフィデル・カストロが立ってたかも?そのハンサム・フィデルも今や一線を退き、弟のラウールの後継者も決まって、カストロ独裁にも陰りが射しつつあります。キューバ危機から半世紀以上が過ぎ、フィデル・カストロは老い、ご本尊のソビエト連邦も消滅して長い。これからは、キューバもどんどん変わっていくように思います。


 ところで今日、小耳に挟んだ話。ロシア東部ノボシャビンスクに住むクズネンコ一家は、養子12人を含む15人の子持ちです。4月25日のTVライブの質疑応答セッションで、クズネンココ家の女の子が、プーチン大統領に、家の近所に公園が欲しいと頼んだら、プーチンはその場で公園をプレゼントすると約束し、27日には本当に一家の裏庭に遊具が組み立てられちゃった。ロシアでは国内の養子縁組増加を図っているので、12人もの孤児を引き取ったファミリーへのご褒美でもあるそうです。しかし、さすがのプーチン大統領、「ウラディミール様にお会いした~い!」って言ったら、本当に現れるかも?おそロシア… 



親はやることやったんで、あとは若息子のレポート次第

事件発生

2013-04-26 | 日記
 定期的な血液検査の結果が届いていました。曰く、低血糖気味なので要注意…
 はぁ?( ゜Д゜)

 今日は、普通の日常の危うさを実感させる事件がありました。階下のカップルがドアを閉める音がうるさいと怒ってる、踊り場を隔てたお隣さん、今日は遂にエスカレートして警察沙汰になったそう。「そう」と、いうのは、私達は出掛けていて、事の顛末を後からご近所の方に聞いたから。その場に居合わせなくて、本当に良かった。階下を怒鳴ってる時以外は、何の音も聞こえず静かだし、ドアの開け閉めの音すら聞こえないので、居るのかいないのかすら判らない。車がないらしく駐車場のお隣利用のスポットはいつも空っぽで、一層所在不明。部屋の電気が点いたり消えたりで、出入りが確かめられるだけ。私は引っ越してきて、1ヶ月以上、お隣は空き家だと思っていたくらいです。

 だから問題の男性がたまに帰ってくるだけかと思っていたら、80歳のお母さんが一緒に住んでるんだって!私も全く知らなかったけど、私より以前からここに住んでいる、階下の人達もそのことを知らなくて、びっくり仰天してました。階下の二軒は、どちらも若い黒人カップルで、元々知り合いで、一方が引っ越してきた直ぐ後に向かいのユニットが開いたので、お友達カップルが入居したんだって。だから、互いに交流も多く仲良し。問題のアジア人男性が階下を罵っているのを、お向かい(私の下)のご主人が注意したことに激昂し、ナイフを持ちだしたので、そのご主人が警察を呼んで、その場でしょっぴかれていったそうです。警察に電話してから、実際にショットガンを携えた警察官2人が現れるまでは、ホンの3分ほどだったらしい。最初、私は、脅されて警察を呼んだのは、怒鳴られている方のご主人かと思ったのね。と、いうのも、こちらのご主人は穏やかな感じの銀行員。そして、私の階下のご主人は、学校の先生だそうだけど、身長2メートル近いんじゃないかというほどの巨漢で、腕も丸太みたい。息子達の第一印象が「すごく強そう…」だったくらいで、肉弾戦で勝てそうな相手じゃないw

 さて問題は、その80歳のおばあさん。このアパートの家主協会の会長と、興奮気味の階下のカップルの会話だと(私の部屋の真下で喋っているので、全て丸聞こえ)、お隣も賃貸人なので、所有者に連絡して出て行ってもらうことになるだろうけど、その男性だけなら簡単に退去を要請できるけど、他の居住者、しかも高齢者がいるとなると複雑みたいで、会長さんも困っていました。

 暴れて警察に拘束されるお隣さんは物騒で気が休まらないのですが、その男性は、被害者であるか以下のご夫婦が起訴しない限りは、週明けには拘束が解けて帰ってくるらしい。階下の奥さんによると、その80歳のおばあさんが、息子を起訴しないで欲しいと頼みに来たそうで、実際に怪我をしたとかではなく脅されただけなので訴えないけど、その男性は以前にも急に激昂したした事があるそうで、メンタルに問題があるんじゃないかって。だから、その男性と、おばあさんの両方の施設収容を要請してみるって言ってました。要請が受諾されることを切に願います。
 


単なる火病って気もするけど、それでも怖い

ああっ!お猫様っ!

2013-04-25 | 日記
 先週始めまで寒くて、ヒートテック着てましたが、水曜頃から急に暑くなって週末は、夏だ!夏が来たぞ!と、はしゃいでいたら、火曜日には炬燵を仕舞ったことが恨めしく、今日はまた、なんか暑いぞ…?こんな気候のせいか、猫様方は絶賛抜け毛中で、こうしてタイプしていても、目前を通りすぎては、ふぁさっ!と毛を残していきます。そして、我が家のお嬢たちは揃ってブラッシングが大嫌い。♂のサイモンだけはブラッシング大好きだけど、彼は抜けるほど毛がないwww。私が咳をするとと、クロと犬のモカは嫌そうな顔で去っていくのですが、綿毛のようなフワフワゲ毛のミケだけは「かーさんがゲホゲホですみゃ。ミケが癒してあげるのですみゃ」と、鼻先を何度も通り過ぎていったり、頭突きしてきたり。あのぉ、ミケさん、さらに鼻むずむずで、のどがイガイガするんですけど…

 芸もしなきけりゃ、番もしない、何かの役に立つかといえば、実用的用途はゼロですが、居てくれてよかった(´Д`)と思うのが猫。ねこ特集の雑誌を見つけると、つい手が伸びてしまいます。机の上にも、お友達が日本から送ってくれた岩合光昭さんの卓上カレンダー。犬と猫、どっちか選べ!と、銃を突きつけられたら、犬のほうが好きですと答えるであろう私ですが、犬は種類によって性格や外見に違いがありすぎて、犬特集ならなんでも手を出しちゃうというワナにはハマらない。私の好きな犬種は雑種なので、チワワやミニチュアダックスなどの人気犬種がつぶらな瞳で表紙を飾っていても、かわいい~!!!とは思ってパラパラめくる。中身も値段も確かめず条件反射でレジに向かう、ってことはない。その点、ねこ特集はキケン!

 と、長い前振りの後、やっと本題に入ると、クロワッサンの「やっぱり猫は不思議」号をゲットいたしました~!(^▽^)1月に2011年の同特集号をケット、2012年末に出た号も、「今後もブックオフの古雑誌エリアを定期的にストーカーするつもり」と宣言した私ですが、思って板より早くブックオフで巡りあう事ができました。ぜーったい出ると思ってたんだよね!猫とクロワッサン比べは前にしたので、今回は犬と比べてみました…って、あんまり意味ない?

息子の脱ぎ捨てた靴下が…orz



そういやクロさんは香箱しないな

だからどうした?!靖国問題щ(゜Д゜щ)

2013-04-24 | 時の話題
 またもや麻生閣下がグッドジョブ!韓国が予定されていた外相の訪日を取り止めた背景には、複数閣僚の靖国参拝、安倍首相の容認、そして、麻生副首相が2月に朴槿恵大統領の就任式に出席した際の会談で、朴大統領に「同じ国、民族でも歴史認識は一致しない。それを前提に歴史認識を論じるべきではないか」と、発言したせいがあるらしい。これに対し、「朴氏は表情をこわばらせた」そうなwww 正論すぎて、腹抱えて笑うわ。
 
 靖国参拝を批判された閣僚の一人、新藤衆議院議員は、・硫黄島守備司令官。栗林中将のお孫さんです。映画「硫黄島からの手紙」で渡辺謙さんが演じた、あの栗林陸軍中将。ウィキ先生にも中将の溺愛ぶりを示す逸話が紹介されている、次女の「たこちゃん」こと、たか子さんの息子さん。今までは、議員という立場故にお祖父さんも祀られている靖国への参拝はおおっぴらに出来なかったそうですが、大手を振ってお祖父様に日本を背負っていることを報告なさればいい。ってゆーか、閣僚が靖国に参拝したら中韓が反発するのでイクナイ!と主張するマスコミは、なぜわざわざ閣僚の個人としての参拝を取材するんですか?で、中韓が反発するから靖国参拝はまずいって言うなら、中韓が黙ってたら、それでいいんですか?自分でも屁理屈なのは判ってるけど、マスコミの態度は屁理屈以下の言いがかりだと思う。

 靖国神社へは、大学生の頃に東京見物に行った時、お友達のRちゃんと一度だけ参ったことがあります。彼女は若い頃から神社仏閣、日本の伝統文化に造詣が深い渋いオンナだっただけに、彼女が誘ってくれたんだろうと思う。空気が他と違うのは私ですら感じられたし、併設の博物館には大きな衝撃と感動を与えられました。私が今や人生半分以上を過ごすアメリカでは、戦没者は首都ワシントンの壮麗な記念碑で祀られているのみならず、多くの街の中心地に地元の戦死者を記念する碑が建っています。そして毎年、メモリアルデーには国民をあげて、この国を守るために散っていった命に感謝する。そんな感謝の念も当然であり、日本人が同じようにそんな感謝の念を示そうとするには、他所の国のご機嫌を伺わねばならないなんて馬鹿げてる。

 私は「ネトウヨ」の自覚は全く無いけど、国のトップが、祖国の英霊を敬うことすら出来ない国のほうがおかしいって思っています。戦後を立て直した吉田首相の孫も、日本最後の防衛線を衞った栗林中将の孫も、正々堂々と靖国に参って欲しい。天皇も行くべきだと思うけどね。



赤塚不二夫氏は元祖ゆるキャラだったと思う。本人が。

益々広がる貧富の差

2013-04-23 | アメリカのニュース
 アメリカの景気は回復しつつ有るというのが、一般的な見方として定着してきたように見えますが、今朝の新聞によりますと、その実態は、上位7%の家計の資産が28%上昇したのに対し、残り93%の資産は減っているというレポートが発表されました。ピュー・リサーチセンターの報告によると、2009年から2011の間に、800万の全米で最も裕福な家計の純資産が270万ドルから320万ドルに増加したのに対し、1,110万件の最下層の家計は14万ドルから13万4千ドルにジリ貧してたんだって。金持ちはより肥え太り、貧乏人は益々困窮してんじゃないの、っていやんな予感が実際に数字で明らかにされちゃった。このレポートを伝えるLA Timesの記事はここ

 2011年には、全米の資産の63%が、上位7%の富裕層によって所有されていたそうですが、この割合は現在ではもっと多くなっていそう。ピューによると、超金持ちと一般人の違いは、金持ちの資産は株などの金融製品で、一般人の資産で最も大きなものは家・土地の不動産なので、ここ数年の不動産価値の低下の影響をモロに受けて、資産価値が減少したそうな。すると、持ち家もない、更にその下に位置する私みたいな貧困層は、まぁ、ひたすらビンボー道を突き進め、ってことですか、そうですか。ありがとうございました…な、訳ないだろ!(怒)

 折角、オバマが勝っても、相変わらず共和党の支配する議会によって、この不公平を是正するための税法改革その他の政策は阻止されてばかり。本当にね、上位7%のえげつない金持ち以外で共和党に票を入れた人の気がしれません。しみじみと、どうして?ねぇ、どうしてなの??と、きいてみたい気がする。でも、本当に話し合ったら、無茶苦茶ムカついちゃうと思うけどw



マジ医者行ったほうがいいって

そうだ、イケメン輸入しよう

2013-04-22 | グルメ
 ロサンゼルス東部のモントレーパークは、アジア人人口も多く、昨日一昨日と恒例の桜祭りも開かれた街です。桜祭りは逃したけれど、今日になってヤボ用で、初めて車で30分弱のこの街を訪れることになりました。用事自体は直ぐに終わってしまうので、折角来たんだからと同じ敷地内にあったキューバ風サンドイッチのお店でお昼を食べたら、美味しかった~!とはいえ、わざわざサンドイッチのために行くには遠すぎるし、もう二度と味わうことはないでしょうが、食べ物もまた、一期一会なのですね。でも、旅先で出会った美味しいものは、旅の思い出の一部として良い思い出になるけれど、その気になれば食べにいけてしまうけど、そこまでの価値が微妙な車で半時間先の美味しいものは悩ましい。近所に美味しいキューバ風サンドイッチのお店はないものかのぉ…

 でも、こんなことを書くとお叱りを受けてしまいそうなほど、実は私のご近所は多種多様なレストランが揃っているのです。先週末に行った、お手頃なしゃぶしゃぶに、回転寿司のお店が二軒、カレーハウス、大阪風お好み焼きにラーメン屋さんが数件、夜は居酒屋になる小料理屋さんにうどん屋さん。日系スーパーも近いので、日本の食材やお惣菜も手軽に買うことができます。異国にいて、日本の物がこんなにも簡単に手に入るなんて、なんて贅沢なのでしょう!契約すれば、日本のテレビ番組を一日中流している局もあり、最新の人気番組を貸し出すDVD屋さんも数件。見あげれば真っ青な空に椰子の木がそびえているけど、正直、異国情緒なんて感じられ無いかも。

 私はアジア人の特に多いLA周辺の、特に日本人・日系人が多い地域に住んでいるのですが、移民の多いカリフォルニア沿岸には、同じ国から来た移民が集まって住み、それぞれのミイチュア版祖国を造り上げています。中でも、サン・フランシスコのチャイナタウンが有名ですが、LAにもリトル・エチオピアやリトル・エストニア、リトル・アルバニアなんて、結構な異国情緒漂う一帯があり、リアル・イッツ・ア・スモール・ワールドを展開しています。こんな風に混ざり合ったり、住み分けしてたりしているアメリカで、ボストン襲撃の容疑者がモスリムだったことで、またもやマスコミが大騒ぎしているのには何か違和感を感じます。

 イスラム教徒移民やアメリカ人自身が「犯人はイスラム教徒ではあってほしくないと願っていたのに」とか、『識者』が「イスラム教徒や移民は皆同じだと思ってはいけない」と買って、したり顔だったり。むしろ「犯人はモスリム移民」を煽り立てているような気がします。ところで、ハンサム過ぎて女性が恋に落ちるからサウジアラビアから国外追放になった3人の男性の写真を見ましたが、本当にイケメン+かっこよくて思わず保存したw なるほど、こういう所だから偶像信仰は禁止したんだなぁ、と、妙に納得。モスリム=テロリストのステレオタイプを変えるため、このイケメンをハリウッドに輸入して、アメリカンを恋に落とそう!モスリム=セクシー美女とハンサム・マッチョ。自分がもっと見たいだけだろう!って?はい、そうです。でへへ…



週末は近くのキューバン・レストラン行くかな?

LA Times ブック・フェスティバル

2013-04-21 | 日記
 毎年、楽しみにしているLA Times紙主催のブック・フェスティバルが今週末に開催され、今年もボランティア参加しました。連続5年目です。ボランティアになると、無料駐車券、スタッフTシャツ、ランチがもらえるのだ。駐車場は10ドルもするので、これは大きい。Tシャツは今まで、目立つ黄色でしたが、今年は青味がかった紫色。黄色のほうが良かったな。ボランティア用の駐車場は、会場の南カリフォルニア大学構内の南西の角で、ボランティアのチェックインは同構内の北東の角に位置する建物。いくら、学校の敷地内にゴルフ場やら牧場やら湖やら滝やらの有るふざけたキャンパス(私の卒業した大学にはあった)ではないとはいっても、これは何かのイヤミかと…(T▽T)


本だけではなく、関連グッズも沢山。こんなブースがズラリと並びます


「今、何読んでる?」のフリーエリアに何やら書き込む若息子
肩から下げている緑のエコバッグも本がどっさり


上息子がどや顔なのは、バットマンの熱烈ファンの友達に自慢してやろうと企んでいるからw


スクービー・ドゥーのミステリー・マシーンもありました


 真夏のように暑い日でしたが、私の仕事場は日陰。とある建物で行われるパネル討論会の担当でしたが、入口が正面ではなく、建物の横手の分かり難い場所にあるので、正面玄関前に陣取って、「入口はそこの角を曲がって、ずずっと行ったとこ、赤い大きなバスが停まっている場所の裏ですよ~」と、伝えるだけという、全ボランティアの仕事中でも屈指のラクなポジションだったw パネルは90分、間に30分の入替え時間があるので、ま、その前後半時間くらいにしか人は来ない。あとは、その辺をぶらついたり、階段に座って買った本読んだり、近くのブースでサインするために座ってるけど、人が来ないので暇してる小説家と、時間を持て余している者同士でお喋りしたり… ま、そうなると、その人の本を買わざるをえないのですが… ま、暇つぶしには十分なミステリー小品でした。ごめんね。でも本人には「面白かったよ!」と言っておきましたwww

 全米展開している紀伊國屋書店も、今年もブースを出していましたが、驚いたことに日本人の作家さん、芥川賞受賞作家の中村文則さんも、「掏摸(すり)」の英語翻訳版にサインをしておられました。私は日本語の文庫、息子は英語版を買って、サインして頂きました アメリカでは、この翻訳版はとても高い評価を受けているようです。「掏摸(すり)」以外にも、文庫本が出店されていましたが、この中で最初に読むのはどれがいいですかと尋ねて、ご本人に薦められたのが、この本でした。シリーズ物なのか全体像が見えないのですが、少しずつ明らかにされて行くのかしら?だとしたら、図書館に入ってほしいな。でも、盗みには、どんな事情があれ賛同できないので、主人公その他の登場人物には嫌悪しか感じなくて、共鳴はできませんでした。むしろ、芥川賞受賞作を買っとくべきだったかも。中村さんご自身は、気さくでとても感じのいい方でしたよ!

 今年も楽しかったし、もうすでに来年が楽しみ!ボランティアは18歳以上なので、来年は上息子も参加出来ます。二人でボランティアしようね、って約束したのですが、さて、どうなるかな?



しかし足が棒

昼間っからしゃぶしゃぶ!

2013-04-20 | 旅行
 夏みたいに暑いというのに、しゃぶしゃぶ?昼間っからしゃぶしゃぶにビール~?!と、己自身にツッコミつつも、暑いから空いている、いつもは人気の料理屋さん、ランチだからお手頃価格、なのです。寒い夜に、日本酒をいただきながらしゃぶしゃぶ、とうのが理想だけど、それじゃお高くて、自分で肉と酒買ってきて家で食べるべ、になってしまう。それじゃ意味ないの。目先を変えて、たまにはお店で頂きたいの。


 お箸ねぶるな!


 (゜д゜)ウマー


 お店は、ガーデナの新鮮組。サウスベイ一帯に展開しているラーメンや焼き鳥のチェーン店だけど、ガーデナ店はしゃぶしゃぶのお店です。ドアには「We don't have Ramen!(ラーメンはありません!)」の張り紙があって、少し笑った。Shinsengumiといえば、Ramen noodle!と、思う人が多いのかなw 写真でも察せられるでしょうが、結構、混んでいました。ちなみに、ランチしゃぶしゃぶは、高級なアンガスビーフに、白菜、しいたけ、人参、青ネギ、豆腐とうどん、それにおかわり自由のご飯がついて12ドル。お肉の種類によって、チキンやポーク、普通のビーフだと少し安く、神戸ビーフだとぐっとお高くなります。ランチとしてはちょっと贅沢価格だけど、悪くないでしょ?写真に写っている分で一人前。量もたっぷりです。ソースはポン酢とごまの二種類。一人前を平らげるのに、私達は最後の方は意地で食べていたのに、若息子の後ろに写ってるカップル、私達が座った時には既にお食事中でしたが、私から見えただけで、少なくとも3回は肉をお代わりしてた!私達がお店を出て、同じモール内にあるスーパーで買い物して、スタバでコーヒー買って、さて帰るか、と車で前を通ったら、ちょうど、このカップルがお店を出てくるところでした。余計なお世話とは百も承知ですが、どんだけ食べたんだ―!?!彼らのお代が気になるコトよ…

 お代といえば、その後立ち寄った100円(アメリカでは$1.50)ショップのダイソーでも、驚きのお話を聞きました。ガレージの扉を開ける小さな黒いオープナー、よくバッグの中で行方不明になってしまうので、もっと目立つようにしようと携帯なんかに貼るキラキラのシールを買いに行ったのですが、お店に入った時には長い列ができていて、こりゃ参った、と思っていました。で、もちろん、デコシールだけでお買い物が終わるはずはなく、細々した物を買ってレジに行ったのですが、その時には待つ人もなく、「さっきまで混んでけど、今は丁度空いててラッキーだわ」と言ったら、レジのお兄ちゃんが興奮気味に教えてくれたところによると、列が長かったのは、一人で600ドル以上を買った女性がいて、その精算に時間がかかったからなんだって!100円ショップで一度にそんなにお買い上げって、一体どんなものをどれだけ買ったのかしら??(@_@)

 ダイソーでの私の弱みは、50セントで売られているダイソー文庫。日本で売れ残ったものを出しているのでしょう。青空文庫をそのまま本にした日本の名作シリーズは、シリーズのうち、お店にあるのは全部ゲットしちゃいました。青空文庫なんだから、ネットで読めばタダでしょ、なんだけど、紙の本が好きなんだなぁ。電子ブックも、日本のコンテンツが増えたら入手するつもりだけど、お目当ては漫画なので、カラーである程度大きめのを狙っています。だ~か~らっ!余は雑誌の電子化を所望いたすぞ!