わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

危険な寒さ

2019-01-30 | アメリカの街の暮し
 ネットサーフィンしていると、通訳者の方の「ワンランク上の通訳者を目指して心がけていること」というブログ記事を見つけました。私も子育て中はフリーランスで通訳・翻訳してたし、ここ5年は社内通訳者をしておりますので、ヒントをいただこうと早速読んでみると、曰く、まず第一に、バランスの取れた健康的な食生活、第二に、週2~3回 ジムで汗を流す(無理なら1日1万1千歩歩く)(引用元

 さすが国際的に活躍なさっている方は、もう心意気のレベルが違う...と、好きなもの食べて、お休みの日は炬燵から半径腕の長さの世界で生きている私は、しみじみと項垂れてしまった。でも、何の職業でも、そこまでストイックに打ち込むのがプロなのでしょうね。

 1万1千歩とまではいかなくとも、普段は少なくとも、社内をうろうろしたり(工場は広い)、朝夕の犬の散歩で、毎日8千歩以上は歩いています。でも、ちんたら歩いてるんで、有酸素運動にはなってないな。しかも、ここ数日は、とても外を歩けない!だって、今日のお天気なんか、これ。


 気温は先週のほうが低かったのですが、今回は風が強いので、体感温度がひえ~ シカゴでは、今週は南極やエベレストよりも低気温だそうです。「南極料理人」を見ていて、さすが南極の寒さは物凄いと思いましたが、街の真ん中が、あれより寒いとか無茶苦茶だ。危険な低気温で、州によっては郵便配達を中止。ここコロンバス周辺でも、学校はお休みです。

 今朝は、車を長めに温めて、凍った窓をガリガリしなきゃならないだろうと思って、少し早めに起きたのですが、意外と窓もドアも凍っていませんでした。いくら寒くても、犬は外に出なければならないので、セーター着せて、その上にコートも着せて超高速散歩。明日の夜からは少し温度が上がるらしいけど、予報は雪。いやぁねぇ、早く暖かくなってほしいわ。

氷点下24℃

2019-01-20 | アメリカの街の暮し
ゆ~き~がぁ降る~、あなたは~来ない~(ジャカジャン)と、歌って、ちょっと待て、あなたって一体誰やねん?と、自己ツッコミを入れる哀しい独り身、わにこです。こんばんは

 先週末もたいそう寒かったのですが、今週末は更に低気温の上、大雪。朝の散歩で犬が埋もれていました。気温は低いのですが、晴天なので今夜のスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーン(なんて厨ニ的な響き)は見られるでしょうか?ここ数年は、なにか天文イベントがあるたびにお天気が悪くて残念でしたが、今夜は期待できるかな?


今夜から明日にかけての天気予報


木の枝で水滴が凍っています。空は真っ青

引越しラストスパート

2018-12-30 | アメリカの街の暮し
2018年も押し迫ってまいりました。

 大掃除にお節の準備、年の暮れは忙しい…んではなくて、来週に引越が決まってパニック中です。ここ半年ほど、引越しを見越して荷物の箱詰めは始めていたものの、結局は荷造りが難しい細々した物や割れ物が残ってしまった。いっそプロに頼もうかしらん…と、揺らぐけど、プロに頼むと、荷物保護のために詰め物をふんだんに使い、家にあるもの全てをパックしちゃう。大きな箱にゴミ満杯のゴミ袋が一つづつ、何箱かがワシントンD.C.からテキサスまで運ばれてた事があった。

 これに懲りて、テキサス→コロラドは、ゴミが残っていないことを確認してからお願いしたけど、やはり大量の詰め物と箱の処理に一苦労。リサイクルできない紙類をいっぱい無駄にして、罪悪感もありました。コロラド→カリフォルニアでは、他の人の箱が混ざってて、自分たちの荷物に届いてない箱があるか確かめるため、家族総出で箱を開けまくり。懲りてカリフォルニア→オハイオは全て自分で荷造りして、トラックに詰めたので問題なし。甘く見て前回のオハイオ州内の引っ越しで引越し屋さんを頼ったら、大事な本を入れた箱が行方不明に…orz

 引越しなんぞ、本当はしないのが一番良いのですが。さて、こたつを出て荷造り再開しなきゃ…


横では、周りを箱に囲まれたベッドの上、お日様ぬくぬくで犬猫がお昼寝
あー、こたつ出たくないわー


 今度のアパートはアウトレットモールの近く、IKEAも車で10分ほど。ヤバイわー、物欲がヤバイわー(がんばれ、私の意志)

ミシガン州における大麻(マリファナ)の一部合法化について

2018-12-28 | アメリカの街の暮し
デトロイトの総領事館から、下のようなメールが来ました:
ミシガン州では,11月に実施した住民投票の結果により,21才以上の者が一定の条件下においてレクリエーション用の大麻(マリファナ)の所有及び使用が合法化されましたが,以下の理由により在留邦人の皆様におかれましては,大麻(マリファナ)に手を出すことのないよう留意して下さい。
●アメリカ連邦法においてはマリファナの所有・使用は依然として違法である
●日本では大麻取締法において,大麻の所時・譲渡(購入を含む)等については違法とされている

ミシガン州では,11月に実施したレクリエーション用のマリファナ合法化に関する住民投票の結果,12月6日から21才以上の者のレクリエーション用のマリファナの所有及び使用が一定の条件下において合法となりましたが,合法の範囲については必ずしも明確となっていません。
 12月6日以降も,カナダからミシガン州に大麻を持ち込もうとした者が治安機関に一時的に身柄拘束されるケースが起きています。アメリカ連邦法ではマリファナの所有・使用が依然として違法行為であることには変わりはありません。
更に,日本では大麻取締法において,大麻の所持・譲渡(購入も含む)等は違法とされ,例え日本国外であっても処罰対象となっています。
在留邦人の皆様におかれましては,大麻に手を出すことのないよう留意して下さい。


 ほぉ、ほぉ、ミシガン行ったらマリファナを試せるですか?と、思ったのも一瞬、「在留邦人の皆様におかれましては,大麻に手を出すことのないよう留意して下さい」って、二度も書いてある。

 正直申しますと、私は一度くらいは試してみたい、いきなり吸うのは加減がわからなそうだし、子供が間違えて小学校に持って行っちゃったとか、話によく聞く、大麻入りブラウニーとかクッキーとかで先ずは。でも、全国的に合法になったカナダから、ミシガンに持ち込んだら逮捕されたってんで、国境を超えたらダメらしい。なら州内ならいいのかというと、「例え日本国外であっても処罰対象」ときた。うぅむ… 厳しい…

Happy Holiday!

2018-12-24 | アメリカの街の暮し
 クリスマスは家族と共に過ごす日、が、アメリカの伝統ですが、私の人間の家族は太平洋の向こうか、大陸の反対側。なので、犬猫と一緒にのんびり過ごす予定です。年明け早々に引越しなので、その準備にラストスパート掛けなきゃなんないんだけど、それは27日から本気出す( ・`ω・´)キリッ あ、26日はクリスマス売れ残りセール漁りの日ね。

 イブの今夜は、植物園のクリスマスライトを見に行きました。ただし、イブで閉まってたんで柵の外からだけど。こちら犬連れなので、開いてたとしても、中には入れないんですけどね。あんまり綺麗に撮れなかったー でも、記念だから載せる。









おまけ
   



入ってて良かった!

2018-12-21 | アメリカの街の暮し
 来週の月曜がクリスマス・イブなので、アメリカでは、今日が仕事納めの会社が多いようです。そのせいか、いつもより交通量の軽い通勤時の高速、I-270号に乗り入れて少し走った後、車の後ろから異音。なんだか真っ直ぐ走れないし… 慌てて高速から出て、最寄りのガソリン・スタンドへ。

 後ろの左側のタイヤがパンクしてました。AAAに来てもらいましたが、私の車にはスペアが乗っていないので、結局、最寄りのタイヤ店まで、車ごとトラックで持っていってもらわねばならなかった。元々買ったときには、パンクレスのタイヤを履いていたのに、去年、全天候型に履き替えた時、普通のにしちゃったのだな。で、タイヤ店が開くのを待って、新しいのに取り替えてもらいましたが、200ドルの出費だよ~

 それにしても、しみじみ、AAAに入ってて良かったと思った。AAAは、日本のJAFにあたる組織で、電話一本で路上サービスを提供してくれる組織です。そもそも、数年前に鍵を車内に置いたままロックしてしまい、仕方なく民間サービスを頼んだらボッタクられたのが、AAAの重要性を本当にしみじみ肝に銘じる機会だったのですが、今回だって、普通の民間サービスを頼っていたら、一体幾らになっていたか?!

 しっかし、I-270で釘を踏んでパンクというのは、実は珍しくないらしい。この話をすると、次々と、自分もやったって人がいっぱいいるの。ヤな道だなぁ~

思いがけぬ観光・ジャーマンビレッジ

2018-11-10 | アメリカの街の暮し
 お友達と、コロンバスに最近できた猫カフェで待ち合わせをしました。思っていたより小さくて、入場制限があるので利用はできませんでした。予約しておくべきだった!外から覗いた感じ、猫も3-4匹しかいなかったような?子猫いっぱいだね~、かわいいね~、と、指を咥えていると、お友達はどこに子猫がいるの?と。ほら、あそこにも、ここにも、と指差すと、いきなり吹くAさん。わにちゃん、みんな普通に成猫だよ、って。またもや、うちの猫が基準の私は、普通サイズの猫たちを小さいから子猫だと大ボケしちゃったのでした。普段はクールなAさんを、路上で爆笑させちゃったよwww

 ともあれ、猫カフェでお茶できなかったので、急遽予定変更、ジャーマン・ビレッジに行きました。有名なレストランやカフェの多いジャーマン・ビレッジでも、その象徴と言っていいであろうドイツ料理店のシュミッツへ、ジャイアント・パフ(巨大シュークリーム)を買いに、ちょくちょく行くのですが(←血糖値が気になってるんと違うんかい!?というツッコミはなしで)、石畳の街をゆっくり歩くのは、これが3回目。最初は若息子と、次に上息子と、そして今回は、オハイオ生活は長いのにジャーマンビレッジは行ったこと無いというAさんと、そぞろ歩き。




   
上の写真を撮ってるとこ。アホ面を激写されちゃった


 石造りの家々の趣を凝らしたお庭を覆う赤や黄色の落ち葉、青空に紅葉が映え、肌寒い通りを歩くのも楽しい。雑貨屋さんで、かわいー、かわいー!と感嘆し、素敵!欲しい!でも高いな品々を、せめてもと写真に収め、ドイツ菓子のお店でキャラメル・チョコを買って半分こ、そしてお約束どおり、シュミッツでソーセージとビール!思わぬ、プチ女子旅になりました。楽しかった~

ハロウィンって何だっけ…orz

2018-10-27 | アメリカの街の暮し
 つい先日、ハロウィングッズが半額になってて、ハロウィンが何日だったか悩んだと書きましたが、今日スーパーに行ったら、既にお菓子や飾りが70%オフとかになってて、確かに大人は当日より準備が楽しいんだよね、とか思いつつ、つい目玉の形のグミを買ってしまった私ですが(だって7割引きだったんだもん)、東京の繁華街で、仮装した人により混雑で立ち往生した軽トラが倒されたり、喧嘩等で逮捕者が出た、なんてニュースを見て、今度は、ハロウィーンってなんだっけ?と、悩んでしまいました。


 ハロウィーンのことは、NHKでやってた「ピーナッツ」でライナスが「かぼちゃ大王」を待つアニメで知りました。アメリカっちゅーとこは、なんか派手なことするんだなぞい、なーんか判らんけど、楽しそうやのー、って、思ってました。

 アメリカに来て一年目、ニューヨークで、グリニッジ・ビレッジで、オカマさん(ドラッグ)の仮装パレードを見た時は、すっごい衝撃だったよ。パレードのしんがりは派手に飾付けたゴミ清掃車と仮装した清掃員さん達で、さすがは洒落てるもんや、と、ご機嫌で家に帰るために地下鉄乗ったら、運転手さんも仮装してて、アメリカって面白ーい!って思ったな。30年も昔の話。

 子供ができる前は、仲間内で仮装パーティーしましたが、自分も友人たちも「なんちゃって」で大した格好じゃなかったな。せいぜい黒い服着て猫耳カチューシャとか、変な帽子程度。それでも物珍しくて楽しかった。今にして思えば、若い頃にもっと派手な格好すればよかった、って少し後悔してるけど。

 息子たちが小さい頃は、子供達が何の仮装しようかと品定めするのに、親も一緒にワクワクしたものでした。ワシントンDCに住んでいた時は、子供博物館の盛大なイベント、テキサスとLAでは、子供達と「お菓子をくれるか、悪戯するか」に付き添い、家にも仮装した子供達が来てお菓子配った。近所の知ってる子や息子たちの友達には、Kちゃんが送ってくれた日本のお菓子や、折り紙の鶴や紙風船をあげて、すっごく喜ばれたのも懐かしい。コロラドでは、この時期には既に雪が積もっているし、家と家の間が離れているので、街の歴史博物館になっている古いお屋敷がハロウィーン仕様になって子供達を招待していました。雰囲気ありすぎて子供向けなのにシャレならん怖かったw

 今はアパートの二階に住んでいるのでTrick-or-Treatersは来ない。実際のところ、子供だけで自由に近所を回ってお菓子をもらう、っていうピーナッツのアニメのような光景は見られません。子供達の安全を考えれば仕方のないことでしょう。普通は一定のエリアか、知り合いの家を、保護者同伴で訪れます。去年まで住んだ、ド田舎の町ですらも、決まった日の決まった時間帯に決まった場所が指定されていました。当然、保護者同伴。

 地域内にお菓子をくれる通りやエリアがあると、他の地域からも車で来て「トリック・オア・トリート」の名所になります。テキサスで住んでいたコミュニティーは、小学校の向かいだったせいか、遠くからもTrick-or-Treatersが来る、知る人ぞ知るエリアでした。入口すぐが歯医者さんのお宅で、ゲートを超えたら、そのお向かいからぐるっと周り、最後に歯医者さんのお家で歯磨き粉と歯ブラシを貰うのw

 LAでは、一本隣が地元では有名な「ハロウィーン通り」で、子供達は近所の友だちと連れ立ってお菓子をもらい、私も玄関先で、魔女の格好して黒猫のクロさん抱いてお菓子配った。たまたまですが、そんなエリアに住めたのはラッキーでした。

 って、なんか懐かしくなって語ってしまいましたが、日本のニュースを見て、いや、それ絶対ハロウィーンを誤解してるだろ、と。集まって騒ぐイベントになってしまった元凶は、まだハロウィーンに馴染みのなかった頃に日本で、仮装して電車内で騒ぎ立てた外国人たちでしょうか?

 前記のNYのビレッジのパレードも、私が見に行った30年前の主役はオカマさん達でした。今じゃ逆に、LGTBQ差別だってなっちゃうだろうけど、当時はキワモノ的な見世物で、パペット等に混ざって、この日とばかり、派手にお化粧し、ドレス姿で踊るドラッグ・クイーン達に声援を送るのは、まだまだLGTBQが受け付けられなかったった頃の、多様性への応援でもあったと思います。だいたい、このビレッジ・パレードも、LAのウェスト・ハリウッドのパレードも、ちゃんと組織されて、色々と規則があり、勝手に参加して踊れるってものじゃありません。

 せっかく、ほっこりした楽しいイベントとして日本で定着しつつあるハロウィーンなのに、悪印象が先行して欲しくない。本来は、翌日の死者の日に向けて、この世に帰ってくる夜で、お盆みたいなイベントで、だからおばけの格好をしていたのが、どんどん魔女やモンスター等も加わり、更に枠を超えて、自由な仮装になってきたみたい。お菓子をくれなきゃイタズラするぞ、は、子供達が楽しむべきであって、頭の中だけ幼児の大人がイタズラとは言えないような悪質な騒ぎを起こすイベントじゃないから!

ハロウィーンって、いつだっけ!?

2018-10-20 | アメリカの街の暮し
 8月も末になると、スーパーに早速ハロウィーン向けの飾りやお菓子が売り出されて、気の早いことだと思っていましたが、この頃は既にハロウィーン・グッズがセールになっており、代わりにクリスマス商品が並んでいます。あれ?ハロウィ-ンって、もう終わったんだっけ?と、真剣にカレンダーを確認してしまった。

 かつては、ハロウィーン向けのお菓子や飾りが店頭に並び始めるのは、10月になってからだったように思うのですが、年々、何もかもが早まっているような気がします。息子達が小さくて、年中行事にもっと敏感だった頃は、8月から9月にかけては、アメリカでは新学年なので、文具や、新たに家を出て大学に向かう新入生向けの商品がメイン。ハロウィーンの次は感謝祭、そして感謝祭の次の日からクリスマス一色という感じでしたが、お店には、9月末からクリスマスに向けたグッズが並んでいます。もっとも、クリスマスは今どき、Politically Correctじゃないん(この記事も参照してね)で、大っぴらじゃないハズなんだけど、同時期のユダヤ教のハヌカや主にアフリカ系にほと達が祝うクワンザ関連の商品は、ぎりぎりになるまで出てこないし限られてるんですよね。

 ハロウィーンは、すっかり日本でも定着したようですね。仮装した外人が渋谷で大騒ぎして、眉を顰めさせた謎のイベントから、ここ10年ほどで楽しい年中行事として市民権を得たようで、やっぱ日本人って柔軟だと思う。私は、キナリノfolkといった女性向け情報サイトが好きで、よく訪れるのですが、ハロウィーンの飾り付けやおやつの記事が多くて、つい自分もやってみたくなる。


家にあるそれらしい物と、Kちゃんの送ってくれたのんでハロウィンコーナー作った


こんなのも送ってもらった!日本のお菓子と比べるアメリカの食べ物って何?ってなっちゃう


 アメリカの場合だと、ハロウィンの後は感謝祭なのですが、日本の飾り付けは、そのままクリスマスに突入できるように、ツリーを使った飾りが流行ってるみたい?今に逆輸入で、アメリカでもハロウィーンツリーが流行ったりして??

オハイオの中心で曼荼羅に出会う

2018-10-14 | アメリカの街の暮し
 中心からはちょっと離れてるような気もするけど、まぁ真ん中辺りのエリア、ダブリンで開かれた多文化のフェスティバル、B.R.E.A.D! Festivalに行きました。BREADというからパンのお祭りかと思ったら、これは、Bake(パン等を焼く) • Reconnect(再結する) • Educate(教育する) • make Art (アートを創る)• celebrate Diversity(多様性を称える)の略だそうです。


舞台では様々なパフォーマンスが。これは西アフリカのダンス


お薄もいただけました


 ダブリンには、日本人も多く住んでいるので、日本紹介のテントもいくつかありました。私は、折り紙クラブに入っているお友達に誘われて、子どもたちに折り紙を教えるボランティアで参加。理由は、日本人だから。しかし!いくら折り紙が日本発祥とはいえ、超がつくほど不器用な私は、小さな子供達に超簡単なのしか教えられない。その私の横で、子供達のお父さんがサラリと複雑なの折っちゃったりして、日本人は手先が器用という伝説をぶち壊しまくっておりました。(;´д`)トホホ…

 長らく、このイベントに参加している他のボランティアさんによると、このフェスティバルは、昔はとても盛大だったそうですが、今では展示も参加者も減ってしまったとのこと。今は、他にも沢山の催しがあるし、インターナショナルなお祭りも珍しくないものねぇ… 車で小一時間掛かるこの公園に、少なくともイベント目当てで、今年3回か4回来てるし。


 ところで、この催しの目玉は、チベット僧による密教の曼荼羅作成の実演でした。




 鮮やかに染色された砂(石英の粉)を、金属の漏斗を使って描くこの少世界は、完成とともに破壊されてしまいます。この砂はその後、川に流されるのだそうで、そこまでが修行の一手順だそう。初めて実物を見たのは20年以上も前の学生時代でしたが、砂絵と入っても平坦なものではなく、繊細に凹凸が付けられているのに驚きました。その時には、ダライ・ラマの講演も聴くことができたのですが、若い頃は直ぐカッとなる性格だった、なんて意外な人間らしさや、滲み出る人柄の暖かさに、すっかりファンになってしまい、今は、Twitterでダライ・ラマの公式アカウントをフォローしてます。解放される、その日まで長生きしていただきたい。いつか、ラサに行ってみたいな!