以前書いたことがあると思うけれど(5月)、宝生流のシテ方である佐野登さんが中心になって夏休みの間10数回にわたってやってきた子供のためのワークショップ、今日の能公演の午前中に子供が素謡で約10分出演した。70人近くの子供がきびしい練習にめげずについてきてくれた,と言うことは佐野さんにとっても嬉しいことだったはずだ。これだけの人数でやるのは珍しかったみたいでもある。
子供には最後の最後まで厳しい声を発していたけれど、まあ、子供が好きなことは間違いないようで、そういうことはきちんと伝わっているはずだ。
子供と親の多くが能についてほとんど知識がない初心者だったことを考えると、このワークショップの意味はあったと思う。
佐野さんと話していると、クラシック音楽のアウトリーチを日頃やっている身からすると、うらやましいような気もするし、芸術観については違う部分もあるのだけれど、きちんと説明する必要を感じているという根っこの部分は同じ情熱を感じて嬉しくなる部分でもある。
久しぶりに靴を履かずに舞台裏を移動した。これはこれでなかなか良いものである。
子供には最後の最後まで厳しい声を発していたけれど、まあ、子供が好きなことは間違いないようで、そういうことはきちんと伝わっているはずだ。
子供と親の多くが能についてほとんど知識がない初心者だったことを考えると、このワークショップの意味はあったと思う。
佐野さんと話していると、クラシック音楽のアウトリーチを日頃やっている身からすると、うらやましいような気もするし、芸術観については違う部分もあるのだけれど、きちんと説明する必要を感じているという根っこの部分は同じ情熱を感じて嬉しくなる部分でもある。
久しぶりに靴を履かずに舞台裏を移動した。これはこれでなかなか良いものである。