
鈴木さんの場合は、一人のリズムでやった方が安心できるタイプかもしれない。打ち合わせの時とは導入を変えて、比較的良いリズムでできたと思う。いくつかなるほどと思ったこと。
1,ピアノのカットモデルを使って鍵盤を押すときに、ピアノも同時に押して音を感じてもらおうとしたところ
2,ショパンの印刷楽譜と自筆譜を見せて、作曲家の楽譜から多くの情報を受け取ることの重要さと、自筆譜の人間的な魅力について感じてもらうように考えたこと。

最後は愛の夢で「愛する限り愛せよ」の詩を紹介し、メッセージをこめて終わったけれど、いろいろな意味で彼女の気持ちは子供たちに伝わったと思う。話がうまいわけではないけれど、落ち着いて話せていて気持ちが良かった。
終わったあと「緊張したけれど、前日に子供にピアノを教えている時のやりとりと,人数が違うだけだということに気がついて気持ちが楽になった」と言うことをおっしゃっていたけれど、全くその通りだと思う。
まだ課題がないわけではないが本人としてはまずやれたという感じが残ったのでhないか。こういう自信は大事である。