相模が丘の住宅街を南北に全長1.6kmの「相模が丘仲よし小道」がある。ここには64品種、220本もの多種多様な桜が植えられていることから「さくら百華の道」といわれている。桜のトップは1月下旬に早咲きの「河津桜」、「寒桜」、「修善寺寒桜」、「椿寒桜」、「大寒桜」、最盛期の3月~4月には絢爛豪華に「神代曙」、「小松乙女」、「陽光」、「雨情枝垂」、「紅枝垂」、「アーコレード」、「染井吉野」、4月下旬からは遅咲きの「関山」、「福禄寿」、「普賢像」などが咲きバトンリレーの工夫されている。本数は少ない「ソメイヨシノ」も終焉を迎え、桜に代わって「ハナモモ」、「レンギョウ」、「ハナカイドウ」、「ハナニラ」、「ハナズオウ」、ヤマブキ、コデマリなどが咲き始めている。桜の脇役をの一つ「ハナズオウ」(花蘇芳)が枝にやや赤みを帯びた紫色の小さな花を密集してつけ始めている。「スオウバナ」とも呼ばれる中国中部原産のジャケツイバラ科ハナズオウ属花木の落葉樹である。昔から染料に用いられた。(2404)
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