靖国神社の「社殿」の後方に明治期初めに造られた美しい「神池庭園」がある。当園の魅力は深い山の中を思わせる滝石が組み合わされ優雅で気品に満ち溢れた「回遊式の庭園」である。池の周囲には3本の大きな高樹齢の「桜」が満開となてクライマックス期を迎え神池を覆っている。2つの中島を繋ぐ日本一の長さを誇る「花崗岩の直橋」、そして黒、赤、黄の鯉が優雅に泳ぐ神池は今満開となった桜花ベールに包まれ神秘的で幻想的な美しさを魅せている。当園の一画には茶室の「靖泉亭」と「洗心亭」、「行雲亭」があり風情、趣きを一層高めている庭園となっている。(2404)
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