今の時期多く見かけるのが鮮やかなオレンジ色の花を咲かせている「ヒメヒオウギズイセン」である。鎌倉の極楽寺境内に数十本咲いており主役にフォーカス。南アフリカ原産の植物、ヨーロッパで園芸化され明治時代中期に日本に渡来した。アヤメ科クロコスミア属。和名は「姫檜扇水仙」、その他「モントブレチア」、「トリトニア」の名前もある。茎の下の方から順々に上に向かって花を咲かせ、開花を待つ蕾がなんとも行儀よく並んでいる。梅雨期に太陽のようなオレンジ色の花は夏到来を予感させる。大変丈夫で良く増える植物で繁殖力が強い花である。花色は濃い橙色で「ヒオウギスイセン」より小型であることから「姫」を冠とした。「ヒメヒオウギズイセン」はヒオウギに似て茎の上部に2~3本に分枝した穂状花序をだし左右に1個づつ交互に連なって咲く。花弁は雄しべ3と先端が3裂、雌しべが1本ある。(2006)
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