ヨーロピアンの香りする「パルテノン大通り」

都西南部の多摩丘陵に位置する八王子、町田、多摩、稲城の4市に跨る総面積約3000ha、東西14km、南北2～3kmの地域に住宅難解消、居住環境の良い宅地や住宅を供給、都市機能の集約を目的として半世紀前(1970年)にできた都下のベットタウン「多摩ニュータウン」は誕生した。駅名も「多摩ニュータウン」の都市センター地区として位置付けられ、複合した都市機能を有する商業・オフィス・文化の中心地「多摩センター」と付けられた。小田急線、京王線、多摩都市モノレールが乗り入れる「多摩センター駅」から「パルテノン多摩」までを結ぶ幅40m、長さ300mの一直線の歩行者専用道路「パルテノン大通り」がまっすぐ伸びている。多摩センターの「シンボルストリート」で街路樹として58本のクスノキが植栽され、両側にはカラフルな建物が建ち並びどこかヨーロッパの街に下りたような錯覚を覚えるほどの美しい街並となっている。東側に「多摩カリヨン館」、「丘の上プラザ」、「丘の上パティオ」商業施設が建ち並び。「京王プラザホテル多摩」、「ココリア」、デパート、スーパー、レストラン、「パルテノン多摩博物館」、多摩美術大学美術館、遺跡、「多摩中央公園」、広場、21階建てのプラネタリウムの「ベネッセ・スター・ドーム」、屋内型テーマパーク「サンリオビューランド」と魅力ある施設がいっぱいである。特に11月初旬から年末にかけては街全体に「イルミネーション」が点灯し光り輝き幻想的でメルヘンな世界に生まれ変わる。(2112)