神奈川県高座郡寒川町宮山に相模川から取水し寒川浄水場から県内市町村の水道へ水を供給する心臓部「寒川取水堰」はある。相模川最下流の堰である。寒川神社側から進むと目久尻川、相模線、圏央道、相模川の順となり河川には「川とふれあい公園」、「寒川河川敷グランド」、「野球場」がある。この「寒川取水堰」の周辺には「神奈川県企業庁寒川浄水場」、「寒川取水ポンプ場」、「横浜市水道局」、「神奈川県企業庁水道記念館」、「寒川浄水場排水処理施設」などが集中している。「寒川取水堰」は1960年着手、1971年竣工。型式は重力式可動扉付フローティングコンクリート堰で、堰高が6m、堰長は270m、標高が5m、堤体積は27千m3、有効貯水容量は1,605.60K㎡の規模で神奈川県が管理する上水道用水・工業用水を目的としている。堰の特徴は右側に「土砂吐水門」、その左に3連「洪水吐水門」、その左に「階段式魚道」、更に左「呼び水水路」となっている。堰の左側には「カワウ」と「サギ」が数十羽たむろし小魚を狙っている。取水堰の全貌を確認のため寒川町と平塚市を結ぶ「神川橋」の中央まで行ってみた。(1907)












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