相模原市南区大野台3丁目から南区相模台3丁目にかけて総延長5キロメートルに亘って「相模原の道・橋・花ーさがみはら百選―」の一つ「さがみの仲よし小道」がある。かつての「相模原台地」に昭和23年から16年をかけ「畑かん水路」が造られたが、その後相模原台地は現在の市街地として発展、役目を終えたこの水路敷きを活用した緑道が現在の「仲良し小道」である。平成16年3月現在3,6kmが緑道として整備され今や地域住民のコミュニティーラインとなっている。その「仲良し小道」の遊歩道両側に花壇の一画ではなんとも珍しい「ホタルブクロ」(蛍袋)が大きなベル型、釣り鐘形という可愛らしい花を茎につけ咲き始めている。この花はは東北アジアと朝鮮半島、日本が原産、キキョウ科 / ホタルブクロ属の多年草である。別名「チョウチンバナ」、「トッカンバナ」とも呼ばれる。この花は初夏から夏の前半にかけ大きな釣り鐘状の白花と赤紫色の花を咲かせる。昔の人はこの花の中に「ホタル」を入れて灯りを楽しんだらしい。(2405)
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