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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

江戸時代末期の医院の住宅「旧荻野家住宅」

2025-06-22 07:29:15 | 建造物
町田市野津田町に町田市立の都市公園で「新東京百景」、「日本の歴史公園100選」、「東京都指定名勝」に指定されている「薬師池公園 」四季彩の杜はある。昭和51年(1976)開園、141,654㎡という広大な面積を有している。園の中央部にある「薬師池」の傍の「薬師茶屋」と「万葉草花苑」の奥に昭和49年(1974)に移築された「旧荻野家住宅」がある。江戸時代末期、荻野家は笠間藩の医家の出で当地に移り幕末まで「医家」であった。建物は茅葺で入母屋造り、桁行6間半、梁間4間半である。(建坪146㎡、4つの部屋と2つの土間という間取り)。内部を見ると6畳間にある薬棚は調剤室として使用され、隣の9畳間が診察室、手前の2間続きの部屋が住居部分である。当寺医療を行っていた名残が感じられる。家の向きは農家と違って妻入りで内部の間取りも町屋と似たところがある。外観、内部とも整い、町屋の造りを取入れた農村部の医家の建物として類例の少ない民家である。(2506)
 
 
 
 
 

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