相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

泉鏡花の作品にも登場する「海潮山妙長寺」

2016-01-19 08:18:57 | 寺院
鎌倉市材木座に日蓮四大法難」の1つで伊豆法難会の際、日蓮の命を救った漁師の子(日実)が創建したという日蓮宗寺院「海潮山妙長寺」はある。創建は正安元年(1299)、本尊は三宝祖師である。日蓮像のある門標より敷石の前庭を進むと薬医門形式の「山門」が構えられている。山門を潜ると銅板葺き、寄棟造り屋根、平入りの「本堂」、その横に切り妻造り屋根、妻入りの「客殿」(玄関)がある。境内には皐月には美しい紫色の花を咲かせるであろう藤棚がある。作家の泉鏡花が明治24年ひと夏を当寺で過ごし、後に著した「みだれ橋」(星あかり)において登場させている。(1601)






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