厚木市恩名に曹洞宗寺院「玉宝山興福寺」はある。創建は永禄3年(1560)。本尊はお釈迦様、道元禅師と瑩山禅師。小田急線「本厚木駅」北口より左手に進み、県道603号線の左側に位置している。「寺号標」(寺門)の先に木造造りの「山門」が構えられ、六地蔵が建てられている。「山門」を抜けると広大な境内の中央に「本堂」右に庫裏がある。また嘉永年間(江戸時代後期)「火防の神」として篤く信仰された「秋葉大権現」を祀る「秋葉権現堂」、また明治期にこの地域で観音信仰が盛んになり「丹波国成相寺」の「聖観音」を勧請し祀る「観音堂」、別に「弁財天堂」がある。イヌマキやクロマツが茂り静寂な落ち着いた佇まいの寺域である。(1804)











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