府中本町に天台宗の古刹「叡光山安養寺」(仏乗院)はある。創建(開山は慈覚大師)859年(貞観元年)。本尊は阿弥陀如来像。明治維新前は武蔵総社の大国魂神社の別当寺で、14ケ寺の末寺を擁していた。明治初年頃までは寺子屋としても使用されていた。「表門」(門柱)を抜け高麗門様式「山門」を潜ると1200坪の境内に「本堂」(寛政元年(1789)再建)、「観音堂」(金竜山浅草寺観音の分体を安置)、「客殿」、「庫裡」、「墓所寮」がある。当時の僧に仕えていた弟子が実は狸だったということがわかり去り際、仏の教えの書を残したという伝説がある。(1512)















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