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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「立川グリーンスプリングス」庭園で秋の七草の一つ「キキョウ」と会う!!

2021-10-14 15:14:22 | 建造物
立川市と昭島市に跨る首都圏最大の「国営昭和記念公園」のあけぼの口手前に昨年4月にオープンした「立川グリーンスプリングス」がある。2階のフロアーの中央にある中庭というか庭園花壇で秋の七草の一つ「キキョウ」が5~6輪ほど可憐な薄紫色の花姿を披露中であった。「キキョウ」はキキョウ科/キキョウ属、東アジアに広く分布する多年草である。開花時期は6~8月と夏の花だが「秋の七草」のひとつに数えられている。和名はキキョウ(桔梗)、その他の名前は「アリノヒフキ」、「ボンバナ」、「ヨメトリバナ」。日当たりのよい草原に見られるが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっている。茎はまっすぐに伸びて高さ10~120cm、先端近くに直径5~7cmの紫色の花を1~10数輪咲かせる。根は太くまっすぐに伸びておりニンジンを小ぶりにしたような形で、この根は漢方薬にも利用されるとか。(2110)
 
 
 

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「国営昭和記念公園」内「こもれびの里」に移築の「旧石井家住宅」

2021-10-14 07:54:38 | 公園・庭園
立川市と昭島市にまたがって1983年に開園した首都圏最大のスケールを誇る「国営昭和記念公園」はある。園内の「こもれびの里」に「農家エリア」がある。このエリア内に平成25年東京都狛江市にあった「石井家」の建物のうち「主屋」、「長屋門」、「内蔵」の3棟が移築されている。石井家は江戸時代、和泉村(現在の狛江)松下領の年寄、名主も務め、併せ農業、酒造業も営んでいた家柄である。各建物の内「主屋」は住宅建物で18世紀後半の建築年代である。間取りは「土間」「ヒロマ」「ザシキ」「ナンド」他の六ツ間取り。この古民家園の門にもなっている「長屋門」は19世紀初の建築で門の中央通路には内開きの門扉と潜戸がありその他「穀蔵」と「納戸」もある非常に大きい門で格式の高さが窺える。主屋の裏には明治初期建築の「内蔵」は「文庫蔵」がある。2階建て茅葺置屋、妻入りで什器、衣類、長持ち、箪笥が納められている。もう一つあきる野市旧岡野家住宅より移築の「外蔵」がある。建築年代は明治期のもので穀物など収穫物の保管に利用されていた。250年という永い歴史と往時の生活ぶりが窺える空間で昭和30年代の武蔵野の農村風景を再現されていた。(2110)
 
 
 
 
 
 
 


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