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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

麻溝公園では秋の七草の「フジバカマ」がひっそりと!!

2020-10-16 13:49:26 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に四季の花が絶えない「相模原麻溝公園」はある。園内の「花の谷」の花壇一画に今、「秋の七草」の一つで万葉の時代から人々に親しまれてきた「フジバカマ」が一株ひっそりと咲いている。よく見ると茎の先端に直径5mmほどの淡い紅紫色した筒状花だけの小さな頭花を散房状にたくさんつけている。1つの筒状花の先は5つに裂け、10cm前後の小さな花を長さ房状に細くて白い2本の花柱が飛び出している。頭花は5つの筒状花で構成され咲いている。この「フジバカマ」は現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、絶滅危惧種となっていて希少花である。「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」と詠んだ。甘い香りから平安時代の女性はこれを干した茎や葉っぱを水につけて洗髪代わりにしたとかいう。(2010)
 
 
 


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「清正公さま」と呼ばれている「最正山覚林寺」

2020-10-16 09:11:17 | 寺院
東京都港区白金台に日蓮宗の寺院「最正山覚林寺」はある。旧本山は大本山誕生寺。潮師法縁。かつてこの地は肥後熊本藩主細川家の中屋敷であった。加藤清正の位牌や像が祀られていることから付近の住民からは「清正公さま」と親しまれ「勝負祈願の寺」として信仰を集めている。小湊誕生寺18世可観院日延が開山となり寛永8年(1631)に創建した。本尊は久遠の本師釈迦牟尼仏。可観院日延は朝鮮の王族出身だが豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に加藤清正に捕えられ、後小湊誕生寺18世が当地に隠居、当寺を創建した。白金高輪駅から桜田通りを三田方面に進む途中に「山門」安政3年(1856)が構えられている。境内の右に「本堂」、正面に「清正公堂」の拝殿、幣殿(慶応元年=1865に再建)がある。山門の近くに毘沙門天のいる「毘沙門堂」、右隣に「稲荷堂」がある。中央に浄行菩薩像が安置されている小さなお堂。当寺では加藤清正を祀った「清正公堂」が著名で、毎年5月4、5日の両日「清正公大祭」が行われる。ここ高輪にて加藤清正ゆかりの寺があること知りえたとは幸運なことであった。(2009)
 
 
 
 
 
 









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