「月が地球に接近!!」昨日4/7の宵から4/8の明け方にかけて今年最大の満月「スーパームーン」である。正確には今日(4/8)未明3時9分頃に月が地球に約35.6907kmまで最接近し、約8時間半後の11時35分に35万7030kmに接近し正確な満月の瞬間となる。それは大きくそして明るく輝いて見える「スーパームーン」が見られるということであるが、その大事な瞬間はまだ月が登っていないため残念ながら見ることはできない。スーパームーン(supermoon)は満月又は新月と楕円軌道における月の地球への最接近が重なることから地球から見た月の円盤が最大(最小の満月より見かけの直径が約14%変化する)に見えることである。天文学的には太陽―地球―月系において月が地球に対する近点(近地点)にあると同時に、太陽と地球に対し月が衝(望)となった時の月のことを言うようである。面白いことに満月にはさまざまな呼び名があり、1月は「ウルフムーン」、2月は「スノームーン」、4月の満月は春に花が多く咲くことから「ピンクムーン」とよばれている。果たしてピンクだろうか?と最大の11:35から7時間が経過している19:30、夜空を見上げると確かに大きく明るいように見える。36万km先の満月にズームインし、「新型コロナウイルス」の影響で外出が規制されている中この瞬間だけは心なしかピンクぽい明るく輝く月を見てリラックスしロマンに浸りたいものである。(2004)




