町田市森野に町田の古刹として知られている日蓮宗寺院「長瀧山妙延寺」(多聞院)はある。創建は永和2年(1376)、640年の寺歴。当寺は池上本門寺日山の弟子「日顕」が開基、檀越の菩提寺として草庵を建立。天明年間には祖師堂、鐘楼、客殿など大規模な伽藍を有し長期に亘りその名を博した。本尊は曼荼羅である。町田市役所庁舎の先、右側にある「山門」を潜ると静かな境内には「本堂」、「書院」、「客殿」、「庫裏」、「鐘楼」、「博物館」が建ち並び、本堂左横には「日蓮像」がある。「満願祖師」、「不動明王」、「愛染明王」等の仏像を収蔵している。(1902)






