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相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「神齢山護国寺」~本堂(観音堂)を撮る!!

2017-09-12 14:32:28 | 寺院
地下鉄護国寺駅を降りた文京区大塚に真言宗豊山派大本山寺院「神齢山大聖護国寺」(悉地院)はある。元和元(1681)年、五大将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の祈願寺として建立され、江戸の真言宗の中では最大の規模を誇る。本尊は如意輪観世音菩薩。5万坪と広大な敷地、半分は墓所(大隈重信、山形有朋らが眠る)となっている。境内への入口「仁王門」、中門の「不老門」を抜けると正面には緑色の大きな屋根をした都内最大級の木造建築「本堂」(観音堂)がある。天和2年(1681)に建てられたが約36坪の小さな建物(堂)であったが、元禄10年(1697)幕命により元禄時代の建築工芸=頭貫・掛鼻などに繊細な彫刻=の粋を結集した単層・入母屋造りの屋根をもつ大建造物でその雄大さは都内随一とされている。その他にも元禄時代の建築の「月光殿」、重層入母屋造りの「鐘楼」、寄棟造りの「太子堂」、宝形造りの「薬師堂」、「多宝塔」、本坊に通じる「惣門」が建ち並ぶ。本山に相応しい堂宇の数々、江戸の面影を残す寺域は安らぎの場となっている。(1709)










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