相模原市南区下溝にある県立都市公園のひとつで相模原のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。イベント広場、芝生広場のからクリーンタワーに移動する左側に数本の紅白の梅があることで知られている。今年は梅の開花が早いとの知らせにいってみると「白梅」が7から8分咲きくらいであろうか可愛らしい花びらを広げてほのかに甘い香りを漂わせていた。「紅梅」(おもいのまま)はまだ蕾の段階で開花までにはまだ一週間はかかりそうである。週土日は寒波の予報、少し開花が遅れるかもしれないがこの時期花が少ないのは寂しいがそれでも百花に先駆けて春の訪れを知らせてくれるのが梅である。気品ある梅の花が満開となる日が待ち遠しい限りである。(1701)
杉並区堀ノ内、「堀之内妙法寺」の隣に日蓮宗寺院「正住山福相寺」ある。創建は天正17年(1589)。当初上野下谷に開創、元禄16年(1703)火災に遭いその後小石川白山前に移転、昭和12年当地へ移転している。本尊は十界諸尊・木造日蓮上人坐像。妙法寺から環七寄り道を左に進むところに位置し、「山門」を抜けると正面に「本堂」がある。境内には「願満大黒天」という病気平穏や服を授けてくれるご利益がある大黒様が安置されている。江戸後期には「来縁の記」の刷物を参詣者に配布し庶民の信仰を集め遠く関西方面からの参詣者もあった。その日飛び地が奉納した「石塔」が残されている。俳人の長谷川零余子・かな女于齋の句碑と墓、初代杉並区長の魚井重太郎の墓もある。(1701)