塔の最も人気のある部分は市庁舎の「天文時計」である。この「天文時計」は最古(1490年に再建)の一つであり、今まで作られた時計の中で最も精巧な物の一つといわれている。それは「天空の太陽」と「月の位置」を示し、天文学的詳細を表示する「天文盤」、使徒の人形と他の動く彫刻の毎時の仕掛けショーの「使徒の行進」、そして月を表しているメダリオンのある「歴版」の3つの主要部から成り立っている。旧市街広場の「天文時計」は1時間おきに仕掛けが出てくる「パフォーマンス」を見る為にそれを見逃すまいと大勢の見物客の輪ができる。時計の横の死に神が鐘を鳴らし、 時計の上の2つの窓をキリストが渡り歩く。なんと精緻なからくり時計なのだろうか?今回の中欧5ヶ国の旅もいよいよ終盤(あと2日)、プラハ滞在時間を共有し、この天文時計に訪歴の証を刻みこむことができたであろうか?(1401)














