ハンガリーの北部(ブダペストから150k)、そこは中世の香りを色濃く残す、美しい魅力的な街が点在するドナウベント地方。ハンガリーの建国の地「エステルゴム」(ハンガリーの中でも最も歴史のある街の一つで、その起源はローマ帝国の時代にまで遡る)にはハンガリー・カトリック教会の総本山「エステルゴム大聖堂」(新古典主義様式の建築)がある。教会の本館の長さは118メートルで、ドームの高さは100メートル。大聖堂内部はネオクラシック様式の構造には目を見張る。主祭壇の絵画はミケランジェロ、祭壇の左赤大理石の礼拝堂。また地下にあるクリプタの中には、数百年間のエステルゴムに居住した大司教の墓がある。ハンガリー最大の教会「エステルゴム大聖堂」は威風堂々、どっしりとした重厚感に風格を漂わせている。(14/01)




















