日曜日の午後9時前、NHKニュース速報は、開票を待たず、「京都府知事選挙現職当確」の打ち出した。
「ああ、やっぱり京都府知事選挙もだめだったか」とがっかりしながら、チャンネルを回してしまった。
今朝のしんぶん赤旗をみると、とんでもなく「大健闘」であった。
京都と言えば、若い人にはわからないかもしれないが、以前は、「共産党が一番強いところ」と言われていました。ところが、長く続いた蜷川虎三氏が知事選挙で敗れた頃から、低調が続いていた。
今回の選挙は、推薦政党では自民、公明、民進、希望、立憲民主推薦の西脇氏(前復興庁事務次官)と共産党推薦の福山氏(弁護士)は「8対2の力関係」(自民党の長老議員の言葉)といわれていました。
ところが、選挙結果は、西脇氏56%、福山氏44%となりました。
福山氏の大健闘はなにが原因でしょうか。
それは、政党では共産党だけの推薦でしたが、「市民との共闘」があったからです。日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民で結成した「つなぐ京都」などの共闘が背景にあったからです。
NHKの出口調査でも、立憲民主党の支持層の6割近くが、福山氏にいれています。
今は、政党支持率では、「政権を任せる野党がいない」という理由で「自民党一強」が続いていますが、「市民と野党の共闘」では、市民の果たす役割が大きくなっているのです。
ただ一つ心配なのは、この選挙の投票率が35%と、接戦の割には低いことです。
「ああ、やっぱり京都府知事選挙もだめだったか」とがっかりしながら、チャンネルを回してしまった。
今朝のしんぶん赤旗をみると、とんでもなく「大健闘」であった。
京都と言えば、若い人にはわからないかもしれないが、以前は、「共産党が一番強いところ」と言われていました。ところが、長く続いた蜷川虎三氏が知事選挙で敗れた頃から、低調が続いていた。
今回の選挙は、推薦政党では自民、公明、民進、希望、立憲民主推薦の西脇氏(前復興庁事務次官)と共産党推薦の福山氏(弁護士)は「8対2の力関係」(自民党の長老議員の言葉)といわれていました。
ところが、選挙結果は、西脇氏56%、福山氏44%となりました。
福山氏の大健闘はなにが原因でしょうか。
それは、政党では共産党だけの推薦でしたが、「市民との共闘」があったからです。日本共産党も加わる「民主府政の会」と幅広い市民で結成した「つなぐ京都」などの共闘が背景にあったからです。
NHKの出口調査でも、立憲民主党の支持層の6割近くが、福山氏にいれています。
今は、政党支持率では、「政権を任せる野党がいない」という理由で「自民党一強」が続いていますが、「市民と野党の共闘」では、市民の果たす役割が大きくなっているのです。
ただ一つ心配なのは、この選挙の投票率が35%と、接戦の割には低いことです。