さて、島本企画第三弾な第548回は、
タイトル:逆境ナイン(全六巻)
著者:島本和彦
文庫名:サンデーGX
であります。
扇:そろそろ燃え尽きそうなSENでーす。
鈴:そろそろ凍り付きそうなLINNで~す。
扇:ペンギン?
鈴:ガラパゴスのな。
扇:いるのかよっ!?
鈴:いるぞ、ガラパゴスペンギン。
まぁ、寒いところと言えばコウテイペンギンだろ。
扇:いたのかよっ!
まったく……どっかのガムのおかげでいらん固定観念が付いちまったぜ。
鈴:いるんだよな、これが。
……ってそれ、ボビーが監督してるチームの親会社だろ。
扇:えーと……お笑いから格闘に転向した奴か?
鈴:監督やないやんけっ!
ボビー・バレンタイン監督じゃ!
扇:ああ、「ギブミー・チョコレート」って叫ぶ男の子達にチョコレートを配って歩く白髭のおじさんか。
鈴:いつから万年2月14日になったんだ、をい。
扇:いやいや、2月14日だけは特別でな、聖母ポリアンナのコスプレしたバイトの女の子が『義理チョコ』という名の神の慈悲を配って歩くんだ。
鈴:白髭のじじいはどこに行った。
扇:2月14日が結婚記念日なんだ、だから家で奥さんと仲良くしてる……多分。
鈴:多分かよ!
まぁ、たまにはしっぽりと夫婦水入らずもよかろう。
扇:そうそう、年に一度だからな……。
血筋絶える確率高そうだな。
鈴:まぁなぁ。
白髭はえてるくらいだからなぁ。
無理もない。
扇:いや、白髭生えてたって凄い人は沢山いるぞ。
どっかの子供百人こさえて、デスクィーン島とかに送り込んだ方が。
鈴:あぁ、そういやぁいたなぁ。
……ってまたそこに戻ってくるか!!!
扇:いやぁ、某続編で牛がちょっと復権してたんだよ。
相変わらず、性格的な書き分けは全然出来てないけどな。
いわゆる冷静に見えて、実は熱くて義理堅い奴……まったく、それしかパターンがないのかよ。
話を戻して、イグアナの話だったかな?
鈴:ほほぅ、牛が活躍かぁ……。
あいつもずっと不遇の時代だったからのぅ(ほろり)
……って、何でイグアナなんだ。アザラシの話に決まっておろう。
扇:おかしいなぁ、タロとジロの話だと思ったんだがなぁ。
鈴:けっきょくなんきょく物語かいっ!!!!
扇:何故にペンギンが南極でキングスナイトせにゃならんのだっ!
鈴:そこは「けっきょく南極大冒険だ!!!」って突っ込むところだろっ!
扇:フッ……そんな、大冒険を物語に代えただけのラベルの低いボケに付き合うのは、私の美意識が許さんのだっ!
鈴:レベルとラベルを言い間違えるヤツの美意識が信用できると思うか?(冷静)
扇:少しは君のレベル合わせてやろうという私の慈悲が理解できんとは……まったく呆れ果てた男だな、リンリン!
鈴:イヒ?
それだけじゃぁまったく理解できんなぁ、テンテン……もとい、センセン
扇:何でそこで旭○成だぁっ!!!
で、テンテンって何のキャラだっけ?(素)
鈴:いたような気はするなぁ。
もともとはパンダの名前にいそうだから使っただけなんだが(素)
扇:パンダと言ったら君だろ?
相方はランランだがな。
鈴:そうか……。
なら、今度からSENの名前は乱になるのだな。
扇:黒澤明かよっ!
鈴:え? なんで?
扇:七人の侍が赤ひげで用心棒雇ってリア王な痛快娯楽大作だ。
鈴:いろんなのがごちゃまぜになってないか?
……って、ええ加減本来の話をせんとあかんくないか?
扇:大丈夫大丈夫、まだ二千……ってそんなにいってたのか。
仕方ない、普通の話をしよう。
とにかく逆境に見舞われる男・不屈闘志が全力学園野球部を率いて甲子園優勝を目指す話です。
映画にもなったので、多少知名度は上がった……かなぁ?(懐疑的)
鈴:ファンには悪いが、上がったとは言えんと思うぞ(笑)
でもまぁ、復刻もされたことだし、意外といま時期になってそれなりに人気は出てるかもしれんが。
扇:まぁ、基本はファンが視るものだからねぇ。
んじゃ、CM→キャラ紹介と行きますか。
つれづれ読書日記
つれづれ読書日記、すこーし進化
『作家別目録』、続々更新中!
『怪しいページ』は……まだ更新してません。
御覧になりたい方は、最新記事の『目録へのショートカット』、もしくはこちらから!
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扇:では、主人公の不屈闘志。
全力学園野球部キャプテン、黄金の左腕を持つ。
凄まじく男らしいバージョンと、凄まじくヘタレなバージョンをいったり来たりするが、周囲を置き去りにして強引に突っ走るのはどちらも変わらない。
この方自身が逆境を呼び込んでいるんではないかと思えるほど運が悪いが、ド根性と強引な理論で乗り切る、熱血漫画のために生まれてきたような男。
作者の偏愛がこめられているので、私個人はちと引き気味……特に男球。
鈴:なに、男球はそれだけで笑えるからまぁよいではないか(笑)
じゃぁ、次は、全力学園野球部マネージャーの月田明子、通称あっこ。
不屈に足をかけてすっころばしたり、対戦相手校の調査に行って偽の情報を掴まされたりと、微妙に固まってんだかよくわからないヒロイン次点キャラ。
島本が描く女性キャラらしい女性キャラかのぅ。
扇:不屈が暴走したり、ヘタったりした時に渇を入れるキャラだな。
では、この男と不屈の親父のためにこの漫画があり、この漫画のためにこの男と不屈の親父がいるとも言える男サカキバラ・ゴウ。
全力学園野球部部長、野球の知識はまったくないが、その男らしさを買われて不屈にスカウトされる。
ここぞと言う時に格言を吐く格言マスター、最大の名言は、
「それはそれ! これはこれ!」(いいのか? それで……)
最終戦では敵として立ち塞がるが、自ら放った警句「敵を知り己を知れば(以下略)」を忘れてしまったのか、不屈以外のメンバーの実力を完全に読み違えていた……憐れ。
鈴:……なんか、それしかないよな、こいつ……>「それはそれ! これはこれ!」
じゃぁ、ほんとうのヒロインの桑原真美子。
不屈の腕が投げられないことを医者である父に知らされて、地方大会のときに不屈を遊園地に誘い、投げさせなかったのが最初。
以後、何のかんの言いながらも不屈に惚れてるあたり、島本の煩悩全開キャラ。
扇:まぁ確かに、都合がいいよね。
そんなとこかな、キャラ紹介は。
後は不屈の親父がいるんだが、サカキバラ・ゴウのさらに強者バージョンといった感じなので割愛。
鈴:つーか、不屈家族みたいなのがおなじ町内にいたら鬱陶しいことこの上ないぞ(笑)
しかし、なんか島本らしい、無意味に豪快なマンガだよなぁ、これ。
まぁ、単純に楽しもうってのにはいい作品だとは思うがね。
扇:ただ、世のお父様としては一度は言ってみたい台詞かも知れんなぁ、息子に向かって――
「お前は失敗したっ! 失敗したんだよっ!」
言ったその後は保証できんがな。
無意味ではないぞ、少なくとも他の漫画家が真似できんと言う意味で。
非常に好きな漫画なんですが、これを漢の聖典扱いする風潮はどうにかならんかな、とは思います……普通に娯楽として楽しめばいいのに。
鈴:そうねぇ。ふつーにおもしろいマンガとして読めばいーんだろうけどねぇ。
とは言うものの、あの微妙なデカ文字の格言とかは確かになんかわからんが説得力があるように見えるのが、このひとの特徴であり、いいところだろうねぇ。
扇:この人の一番いいところは、そういう熱い言葉を吐いた後にちゃんと、「でも、現実はそうはいかねぇよなぁ」って部分も描くとこだと思うなぁ。
かなり強引なこと言う不屈やサカキバラでも、普通のしがらみに縛られてたりするしね……一言で言っちゃえば人間臭いわけで。
というわけで、例のごとくファンに喧嘩売りまくってるレビューですが、今日はこのへんで。(好きな作品なんですよ、いやマジで)
さ*よ*う*な*ら*あ~
鈴:まぁ確かに、バイブルだと思ってるのにはケンカ売ってるよなぁ。
バイブルほどになるものか!? とは思うけどね(まだケンカ売るか!(爆))
でも、相棒も言うとおり、島本作品は単純に楽しめる作品が多く、好きなのですよ。
と言うわけで、今回の木曜劇場はこの辺で。
さよーなーらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪(←ここ重要)
タイトル:逆境ナイン(全六巻)
著者:島本和彦
文庫名:サンデーGX
であります。
扇:そろそろ燃え尽きそうなSENでーす。
鈴:そろそろ凍り付きそうなLINNで~す。
扇:ペンギン?
鈴:ガラパゴスのな。
扇:いるのかよっ!?
鈴:いるぞ、ガラパゴスペンギン。
まぁ、寒いところと言えばコウテイペンギンだろ。
扇:いたのかよっ!
まったく……どっかのガムのおかげでいらん固定観念が付いちまったぜ。
鈴:いるんだよな、これが。
……ってそれ、ボビーが監督してるチームの親会社だろ。
扇:えーと……お笑いから格闘に転向した奴か?
鈴:監督やないやんけっ!
ボビー・バレンタイン監督じゃ!
扇:ああ、「ギブミー・チョコレート」って叫ぶ男の子達にチョコレートを配って歩く白髭のおじさんか。
鈴:いつから万年2月14日になったんだ、をい。
扇:いやいや、2月14日だけは特別でな、聖母ポリアンナのコスプレしたバイトの女の子が『義理チョコ』という名の神の慈悲を配って歩くんだ。
鈴:白髭のじじいはどこに行った。
扇:2月14日が結婚記念日なんだ、だから家で奥さんと仲良くしてる……多分。
鈴:多分かよ!
まぁ、たまにはしっぽりと夫婦水入らずもよかろう。
扇:そうそう、年に一度だからな……。
血筋絶える確率高そうだな。
鈴:まぁなぁ。
白髭はえてるくらいだからなぁ。
無理もない。
扇:いや、白髭生えてたって凄い人は沢山いるぞ。
どっかの子供百人こさえて、デスクィーン島とかに送り込んだ方が。
鈴:あぁ、そういやぁいたなぁ。
……ってまたそこに戻ってくるか!!!
扇:いやぁ、某続編で牛がちょっと復権してたんだよ。
相変わらず、性格的な書き分けは全然出来てないけどな。
いわゆる冷静に見えて、実は熱くて義理堅い奴……まったく、それしかパターンがないのかよ。
話を戻して、イグアナの話だったかな?
鈴:ほほぅ、牛が活躍かぁ……。
あいつもずっと不遇の時代だったからのぅ(ほろり)
……って、何でイグアナなんだ。アザラシの話に決まっておろう。
扇:おかしいなぁ、タロとジロの話だと思ったんだがなぁ。
鈴:けっきょくなんきょく物語かいっ!!!!
扇:何故にペンギンが南極でキングスナイトせにゃならんのだっ!
鈴:そこは「けっきょく南極大冒険だ!!!」って突っ込むところだろっ!
扇:フッ……そんな、大冒険を物語に代えただけのラベルの低いボケに付き合うのは、私の美意識が許さんのだっ!
鈴:レベルとラベルを言い間違えるヤツの美意識が信用できると思うか?(冷静)
扇:少しは君のレベル合わせてやろうという私の慈悲が理解できんとは……まったく呆れ果てた男だな、リンリン!
鈴:イヒ?
それだけじゃぁまったく理解できんなぁ、テンテン……もとい、センセン
扇:何でそこで旭○成だぁっ!!!
で、テンテンって何のキャラだっけ?(素)
鈴:いたような気はするなぁ。
もともとはパンダの名前にいそうだから使っただけなんだが(素)
扇:パンダと言ったら君だろ?
相方はランランだがな。
鈴:そうか……。
なら、今度からSENの名前は乱になるのだな。
扇:黒澤明かよっ!
鈴:え? なんで?
扇:七人の侍が赤ひげで用心棒雇ってリア王な痛快娯楽大作だ。
鈴:いろんなのがごちゃまぜになってないか?
……って、ええ加減本来の話をせんとあかんくないか?
扇:大丈夫大丈夫、まだ二千……ってそんなにいってたのか。
仕方ない、普通の話をしよう。
とにかく逆境に見舞われる男・不屈闘志が全力学園野球部を率いて甲子園優勝を目指す話です。
映画にもなったので、多少知名度は上がった……かなぁ?(懐疑的)
鈴:ファンには悪いが、上がったとは言えんと思うぞ(笑)
でもまぁ、復刻もされたことだし、意外といま時期になってそれなりに人気は出てるかもしれんが。
扇:まぁ、基本はファンが視るものだからねぇ。
んじゃ、CM→キャラ紹介と行きますか。
つれづれ読書日記
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扇:では、主人公の不屈闘志。
全力学園野球部キャプテン、黄金の左腕を持つ。
凄まじく男らしいバージョンと、凄まじくヘタレなバージョンをいったり来たりするが、周囲を置き去りにして強引に突っ走るのはどちらも変わらない。
この方自身が逆境を呼び込んでいるんではないかと思えるほど運が悪いが、ド根性と強引な理論で乗り切る、熱血漫画のために生まれてきたような男。
作者の偏愛がこめられているので、私個人はちと引き気味……特に男球。
鈴:なに、男球はそれだけで笑えるからまぁよいではないか(笑)
じゃぁ、次は、全力学園野球部マネージャーの月田明子、通称あっこ。
不屈に足をかけてすっころばしたり、対戦相手校の調査に行って偽の情報を掴まされたりと、微妙に固まってんだかよくわからないヒロイン次点キャラ。
島本が描く女性キャラらしい女性キャラかのぅ。
扇:不屈が暴走したり、ヘタったりした時に渇を入れるキャラだな。
では、この男と不屈の親父のためにこの漫画があり、この漫画のためにこの男と不屈の親父がいるとも言える男サカキバラ・ゴウ。
全力学園野球部部長、野球の知識はまったくないが、その男らしさを買われて不屈にスカウトされる。
ここぞと言う時に格言を吐く格言マスター、最大の名言は、
「それはそれ! これはこれ!」(いいのか? それで……)
最終戦では敵として立ち塞がるが、自ら放った警句「敵を知り己を知れば(以下略)」を忘れてしまったのか、不屈以外のメンバーの実力を完全に読み違えていた……憐れ。
鈴:……なんか、それしかないよな、こいつ……>「それはそれ! これはこれ!」
じゃぁ、ほんとうのヒロインの桑原真美子。
不屈の腕が投げられないことを医者である父に知らされて、地方大会のときに不屈を遊園地に誘い、投げさせなかったのが最初。
以後、何のかんの言いながらも不屈に惚れてるあたり、島本の煩悩全開キャラ。
扇:まぁ確かに、都合がいいよね。
そんなとこかな、キャラ紹介は。
後は不屈の親父がいるんだが、サカキバラ・ゴウのさらに強者バージョンといった感じなので割愛。
鈴:つーか、不屈家族みたいなのがおなじ町内にいたら鬱陶しいことこの上ないぞ(笑)
しかし、なんか島本らしい、無意味に豪快なマンガだよなぁ、これ。
まぁ、単純に楽しもうってのにはいい作品だとは思うがね。
扇:ただ、世のお父様としては一度は言ってみたい台詞かも知れんなぁ、息子に向かって――
「お前は失敗したっ! 失敗したんだよっ!」
言ったその後は保証できんがな。
無意味ではないぞ、少なくとも他の漫画家が真似できんと言う意味で。
非常に好きな漫画なんですが、これを漢の聖典扱いする風潮はどうにかならんかな、とは思います……普通に娯楽として楽しめばいいのに。
鈴:そうねぇ。ふつーにおもしろいマンガとして読めばいーんだろうけどねぇ。
とは言うものの、あの微妙なデカ文字の格言とかは確かになんかわからんが説得力があるように見えるのが、このひとの特徴であり、いいところだろうねぇ。
扇:この人の一番いいところは、そういう熱い言葉を吐いた後にちゃんと、「でも、現実はそうはいかねぇよなぁ」って部分も描くとこだと思うなぁ。
かなり強引なこと言う不屈やサカキバラでも、普通のしがらみに縛られてたりするしね……一言で言っちゃえば人間臭いわけで。
というわけで、例のごとくファンに喧嘩売りまくってるレビューですが、今日はこのへんで。(好きな作品なんですよ、いやマジで)
さ*よ*う*な*ら*あ~
鈴:まぁ確かに、バイブルだと思ってるのにはケンカ売ってるよなぁ。
バイブルほどになるものか!? とは思うけどね(まだケンカ売るか!(爆))
でも、相棒も言うとおり、島本作品は単純に楽しめる作品が多く、好きなのですよ。
と言うわけで、今回の木曜劇場はこの辺で。
さよーなーらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪(←ここ重要)