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さんたろう日記

95歳、会津坂下町に住む「山太郎」さんたろうです。コンデジで楽しみながら残りの日々静かに生きようと思っています。

私もあげてみようか好きな町の五桜を

2013-04-22 | 日記
私の町はもうさくらさくらさくら、桜の花でいっぱいで、ボケ老の私も少しばかりうきうきしています。

 会津五桜なんて言いますけど、私も私の好きな町の五桜をあげてみようかなと思いました。ちょっとおこがましい気もしますけど。

 宮古橋のたもと、村田の鎮守の桜です

 私の知っている町の桜で一番早く開花するのはこの桜です。咲き初めのこの桜を見るとあぁ・・今年の花の季節が始まるんだなと嬉しくなる私の春一番の桜です。

 杉の薬王寺の境内に咲く糸桜です

古くより会津五桜のひとつに数えられ、町の天然記念物に指定されています。

樹齢推定200年と言われるエドヒガンザクラです。天正(1573~1592)の頃舟窪村の人が宮城より持ち帰って植えた 桜の実生の二代目と言われています。         
 古木のため樹勢が衰え花のつきも少なくなりましたが、薄墨色の枝垂れ桜の花は美しいです。

 古木の前に立つと長い歴史の風雪に耐えて来た古木の霊気に打たれます。

 青津亀ヶ森古墳の桜です。

 亀ヶ森古墳は全長127メートルの前方後円墳で福島県最大、そして東北地方でも第2の規模を誇る大きな古墳です、

 「会津の地名は、3世紀頃、四道将軍の大彦命(オオヒコのみこと)が北陸道から、子の建沼河別命(タケヌナカワワケのみこと」が東山道を遠征して出 会ったところが「相津」というと『古事記』に記載されている。そして「相津」→「会津」→「青津」と考えて見るとあるいは青津が四道将軍の出会ったところかもしれない、それに東北第2規模をもつ亀ガ森古墳の巨大な姿に遠い歴史の因元を思わずにはいられない」と先輩に聞かされていました。
                                                      (古川利意先生にです)

 
 旧越後街道の古道の桜です。

 新館の愛宕神社の近く国道49号線の北側の沿ったこの道は、わずかに残された昔の越後街道だと聞いています。だからこの曲がりながらの流れに沿って続く古道の桜を私はいにしえへの思いを込めて見るのです。美しい桜です。

 それぞれの思いの籠もった町の桜並木です。
東公園 町のサッカー場から 植樹事業が始まって2年目頃植樹された桜並木です。10数年はたっていると思います。

 鶴沼緑地公園写真中央の先に小さく見えるのが昨年植樹された桜並木です。

私たちの町では、東公園から鶴沼緑地公園までの長い堤の道に町民から募ってひとりひとりがそれぞれの桜を植樹してそれに名前のついたプレートをつけて自分で管理し、みんなで桜並木を作ろうと10数年前から取り組んでいます。

 自分の植樹した桜にはこんなプレートをつけるんです。

 植樹の作業は町で委嘱した業者がショベルカーなどを使って一斉に行います。植樹に応募した人は相応の賛助金を出して以後ず~と自分の桜として管理するのです。

 10年もたてば東公園から鶴沼緑地公園までの堤の道はすばらしい桜の名所になると思います。


早春の山の柴木に咲く小さな桜です。



なんという名の桜かはわかりませんけど、せいぜい大きくなっても3メートルくらいの柴木に咲きます。里のソメイヨシノなどより10日くらい早く咲く小さな楚々としたさくらです。私の五桜にはあげませんでしたれけど私の大好きな早春の桜です。

おこがましくも私の好きな桜六つをあげましたけど、どうかそれぞれの方の好きな桜もみたいものです。