おでんの紀文創業者とモトグッチ

2009年02月17日 | うんちく・小ネタ

 食品会社「紀文」を知らない人はいないだろう。その日の出オフィス(港区)に1929年製のモトグッチファルコーネが展示されている。History_s21

 ホームページによれば紀文の創業者保芦邦人が昭和21年に中古車で3万円で購入、(しかし公務員の初任給が540円の時代)今の価値で1千万円にも相当した。 「他に一歩先んじる精神」「新しいものに挑戦するという精神」が現在の紀文グループを築いたとして、その創業者の精神を引き継ごうと展示しているそうだ。

 尚、紀文は1990年代には全日本ロードレースをスポンサードし、90年の世界選手権日本GPでは冠スポンサーを務めた実績がある。

※以下紀文ホームページから引用 

 昭和21年、白米10キロが20円、公務員の初任給が540円、輪タクと煙を吐いて走る木炭自動車が人々の足だったその時代に、紀文は3万円のイタリアの名車「モト・グッチィ」を購入。グッチィは商品の仕入のために朝まだ暗い道を浦安へ、九十九里浜へ、毎日走りに走った。
バイタリティあふれるその姿は、店に並ぶ新鮮な海産物とともに評判を呼び、紀文の評価は着々と固まっていった。
その革新的な精神と機動力は紀文の遺伝子として今も社員ひとりひとりの中に生き続けている。


1958 / モトグッチ ファルコーネ 1921年の第一号車以来、一貫して水平500ccエンジンを継承。'50年登場のファルコーネはスポーツ・ツーリング車として'67年まで基本的に変わらず生産された。

エンジン種類 空冷4サイクル単気筒OHV
排気量 498cc
最高出力 23PS / 4,500rpm
最高速度 over 135km/h
乾燥重量 167kg
変速機 4段右足動変速

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