食の安全が問われているが、実は生肉を食すのは韓国料理に限らない。
DUCATI本社がある北イタリアのボローニャにはパパガッロ(オウムって意味らしい)って高級リストランテがあり、ここの名物がボローニャ牛のカルパッチョ、お隣モデナから歌手のパバロッティがやってくる店だから間違いない。二度ほど訪れたが、一人前の盛り付けが多過ぎて食べきれない。
あえて食の安全についてモノ申すせば
政府の生肉基準も曖昧、卸業者もや安売外食も確信犯、焼き網がいらないユッケだから、そこらの居酒屋メニューにあり、これまで当たらなかったのは運がいいだけか?・・・ちなみに私はユッケもレバ刺も食べない。
焼肉屋社長の会見の喋り方、何だかあの自己啓発セミナーじみていたことにお気付きだろうか?気合の朝礼、お客様に感動、従業員に夢をなんて居酒屋起業家が後を絶たない。ホームページもメニューも似たり寄ったり、 これらはやたらと店内が騒がしい店が多い。
社員教育とやらの効能か、カラ元気と過剰なお客様扱いが好きではないから、この手の店には行かない。安くたって料理人のいる店は沢山ある。
昨今、激安を煽るテレビ番組も悪かった。大体広告料を徴収して番組に組み込むから、テレビ取材の店も半分は信じちゃいけない。
新興国の裏路地の屋台で生肉は食べないが、国内だから気も緩む。
私は290円の店には行かないが、ビジネスクラスとエコノミークラスは客扱いこそ異なれども、安全については同等でなければいけない。