180馬力の加速と165Kgと質量とは如何に!

2008年05月01日 | DUCATI

 今朝は何だか落ち着かなかった。どうしてかって?1098Rに試乗するために午前中のスケジュールを空けていたに他ならない。

 L1060058_2 着座すると、916や999系より窮屈でないポジションが体にやさしい。スターターを回すと、後方で弾けるような排気音を奏でる。慣れないとスタートでエンジンストールすることも少なくないDUCATIだが、この高性能ユニットだけは例外だった。間違えて2速で発進しても気がつかない程フレキシブルだ。

 少し前が空きスロットルを半分くらい開くと、周囲の景色がワープする。驚きはそのブレーキ能力で、あまり好きになれなかった初期のブレーキタッチ(まるでサーボモーターでもあるのかと思った)も、見事に消えていた。

浅いバンク角を与えた姿勢でブレーキングをしても、車体が微動だにしない。新パターンのタイヤ性能によるところも大いにあろう。こんなに乗りやすいなら、朝から緊張していたのが馬鹿馬鹿しく思えてきた。帰りにR1200RTに乗り換えて、本社に戻る途中質量が二倍にも感じた。免許の点数と相談しながら、1098Rとの蜜月をしばらく楽しむことにしよう。L1060046

 途中で寄ったレストランの駐車場でもイタリアンレッドが映えていた。でも、他のお客さんは、よもやこれが470万円のバイクだとは誰も思ってないだろうなぁ・・・


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