１１９９の弟分８９９がいよいよ発売され、価格は186万、近くで眺めてもスイングアームが両持ちになった位しか外見に大きな変化は無い。
昨日、袖ヶ浦のサーキットを一日借り切って行われた豪勢なプレス向けのローンチにメディアの試乗会を終えてから、ディラーから招待された顧客様限定で試乗することが出来たので、平日にも係わらず当社のお客様も数名参加された。
雑誌でみかけるジャーナリストに方々、中には現役の新垣選手なども参加して、快音を響かせてプロの走りを見せ付けてくれた。
今回、私は試乗しなかったが、会場には８９９だけでなく、フラッグシップの1199R等も展示されていた。来週は店頭でのデビューになる。
DUCATIストアの日本１号店を立ち上げた翌年、世界のトップディラーの集まりがアフリカで開催された。
シンガポールチャンギ空港で黒川スタッフと新年を迎え、翌日、初めて我々はアフリカ大陸のヨハネスブルクに降りたった。
数日、市内で過ごし、世界のディーラーさんや本社スタッフと合流し、いよいよチャーター機で中央アフリカのザビザビ国立公園の飛行場にランディングした。
公園内のコデージに泊まり、翌朝は日の出と共にたたき起こされて、後方に椅子のある特別仕立てのランドローバーに乗り込み、動物を見に行くのだ。
最初は鹿でも大喜びしたが、ライオンや豹の数メートル近くまで車を寄せてくれる。ガイドはライフルを何時でも撃てるような体制で、いささか緊張感が全身を走る。
そして、一番怒らせたらヤバイのがアフリカ象の群れだって知るのは翌日だった。
